
夏の思い出に、東京都写真美術館で、写真を作ったり、展覧会を見たりしませんか。
このワークショップでは、美術館にある暗室という場所で、カメラを使わないでものの影を直接写し取る「フォトグラム」を体験したあとに、展覧会を鑑賞します。
写すものは、身の回りにある「透けるもの」です。「透ける」と言っても、素材やかたち、色や描かれた模様などによって、透け方、つまり、光の通し方は変わります。そんないろいろな透けるものを観察しながら、写真を作ります。最近ではなかなか経験することのできない白黒写真の現像を体験してから、展覧会を見ると、写真がいつもとは違って見えてきますよ。


[持ち物について]
写すもの/エプロン/手拭きタオル
*汚れても良い服装でお越しください。
[写すものを選ぶ際のポイント]
①透けるものを選びましょう。
②次のことを考えて選んでみると、おもしろいです。
・素材のちがい (例:プラスチックやガラス、レースのような薄い布でできたものなど)
・形のちがい、影がおもしろそうなもの (例:卵のパック、果物を包んでいたネットなど)
・厚さのちがい (例:定規、ビニール袋、ラップなど)
③写真のサイズは最大A4サイズの予定です。
④何枚かつくりますので、写すものは何種類かお持ちください。
※生ものはご遠慮ください。