『描いて、彫って、組む。動物のかたち』長雪恵/美術家

木の板を彫刻刀で彫ると、凹凸が生まれます。
本来、木版画は「刷る」ものですが、今回はあえて刷らずに、彫った板そのものを「絵」として仕上げてみましょう。刷らないからこそ、自由な色彩や素材を重ねることができます。木目の美しさや板の硬さ、かつて大地に根を張っていた木の生命力は作品の味方になってくれます。
私は動物の愛らしさ、生命力、力強さが好きで、動物をモチーフに制作しています。
好きな動物を主役にして、その周囲を自由にいろどり、彫刻刀を「道具」としてだけでなく、自分だけの表現を描き出す「筆」として表現してみましょう。












