おしらせ

世界のごはんシリーズvol.33 トーゴ 「アジデジ (ピーナッツソースを使った煮込み料理)、グリルド・プランテーン(調理用バナナを焼いたもの)」フォトレポート

景丘の家・こども食堂レシピ
こどもたちと作っているレシピです。ぜひおうちでつくってみてくださいね!

↓A4レシピ2枚(PDF)
下の画像をクリックすると表示されます。

アジデジのレシピ

<材料2人分>

・とりもも肉(角切り) 200g
・トマトピューレ 1/4カップ

●茹でる用の水 2カップ

【A】
・にんじん 1/2本
・トマト 1/2個
・ピーナッツバター 大さじ2
・マスタード 小さじ1
【B】
・玉ねぎ 1/2個
・にんにく(すりおろし)1/2片
★大人の方は唐辛子を1本ほど入れても美味しいです。

・ピーナッツオイル 30ml
・固形スープの素 1個
・イタリアンパセリ(飾り用)少々
・ごはん 適量

***

1. 鍋に鶏肉と水(2カップ)を入れ、肉に火が通るまで茹でる。

2. 茹で汁はボウルに移し、鍋に鶏肉だけを戻す。

3. 2.にピーナッツオイルを加え、表面に色がつくまでしっかりと焼き、肉を一旦取り出す。

4. 3.にトマトピューレを入れひと煮立ちしたら【A】を加えて煮る。

5. 4.に茹で汁、固形ブイヨン、鶏肉と>【B】を加えて野菜が柔らかくなるまでよく煮る。

6. ご飯を盛り付け、5.をかけパセリを飾ったらできあがり。

***

今日は西アフリカ「トーゴ」の「アジデジ」と「グリルド・プランテーン」を作ります。

あまり馴染みのない国ですが、ガーナのお隣といえば少しわかりやすいかも。。。

「アジデジ」はピーナッツソースを使った煮込み料理で、今日は鶏肉を使いましたがラム肉などが使われることもあるようです。そして、「グリルド・プランテーン」は調理用バナナを焼いたもの。焼くとほくほくお芋のような食感に!

初めて見る食材や料理にわくわく、、さあ、みんなで作りましょう!
一度茹でた鶏肉に焼き色をつけたら、野菜やピーナッツバターを入れグツグツ煮込みます。調理用バナナは普通のバナナより硬いので、包丁でヘタに切れ目を入れて皮をむきました。焼き始めたらあまり触らないようにすると、とても美味しそうな焼き目がつきます。いつものご飯と少し違って、お米も型に入れてきれいに盛り付けました。

ピーナッツのマイルドで優しい味のアジデジにご飯が進み、おかわりする子もたくさん。
野菜ももりもり食べて、みんなペロリと完食!

今月も大地を守る会をはじめ、たくさんの方々のご協力でこども食堂を開催することができました。
こどもたちの笑顔もたくさん見れました。心より感謝申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2023/02/16|景丘の家・こども食堂

世界のごはんシリーズvol.32 リトアニア 「ツェッペリナイ (じゃがいもの生地で挽肉を包んで茹でたもの)、シャルティバルシチェイ(ビーツのスープ)」フォトレポート

景丘の家・こども食堂レシピ
こどもたちと作っているレシピです。ぜひおうちでつくってみてくださいね!

↓A4レシピ3枚(PDF)
下の画像をクリックすると表示されます。

ツェッペリナイのレシピ

<材料2人分>

【じゃがいも生地】
・じゃがいも 4個
・塩 少々
・片栗粉 大さじ1以上必要に応じて追加

【肉団子たね】
・玉ねぎ 1/2個
・ひき肉(豚または合挽き) 100g
・ニンニク 少々
・オリーブオイル 小さじ1
・塩 小さじ 1/2
・こしょう 少々
・水 大さじ1
・ナツメグ 適宜

★茹でる時用に片栗粉 大さじ1~2

【ソース】
・サワークリーム 大さじ4
・ベーコン(厚いもの)2枚
・玉ねぎ 1/2個
・牛乳 1/2カップ
・塩、こしょう 適宜

★サワークリームがない時はクリームチーズとレモンで代用可

***

1. じゃがいもは洗ったらまず2個をそのまま水から茹で串が通るくらいまでになったら、熱いうちに皮を剥いてマッシュにする。

2. 残りの2個は皮を剥き、生のまますり下ろし、ふきんで包んでよくしぼる。この時絞り汁はボウルに取っておく。しばらくするとでんぷんが底に沈殿するので上澄みを静かに捨てて澱粉だけ残す。

3. 1のじゃがいもと残しておいた澱粉、片栗粉を入れ手でよくこねる。ここでやわらかければ更に片栗粉を足す。

4. 玉ねぎとにんにくはみじん切りにして、オリーブオイルを熱したフライパンに入れ玉ねぎが透明になるまで炒めて冷ましておく。

5. ひき肉に塩と水を入れよくこね、こしょう・ナツメグ・冷めた玉ねぎを加えて更によく混ぜる。

6. じゃがいもの生地を手のひらの上で楕円状にのばし、肉団子を包み込んで丸め、楕円状に形をしっかり整える。楕円形→飛行船のような形

7. 鍋にたっぷりのお湯を沸かして6を入れ、ときどき静かにかき混ぜゆっくりと中火で30分くらいゆでる。絶対に煮立たせないこと!!←皮が破けて中身が出できてしまう。

8. 茹でている間にソースをつくる。玉ねぎはみじん切りにベーコンは短冊切りにし、フライパンで炒め弱火にしたらサワークリーム、牛乳を入れて溶きのばす。様子で茹で汁を少し加え、塩とこしょうで味を整える。

9. 茹で上がったのソースをかけたらできあがり。

シャルティバルシチェイのレシピ

★本来は冷たいスープですが、今回は温かいものを作ります。

<材料2人分>
・ビーツ缶(ホール)1/2缶
・ケフィアヨーグルト 1個
・ディル(飾り用) 適宜
・塩、こしょう 各少し
・ゆで卵 1個

***

1. ディルは細かく刻んでおく。

2. ビーツは汁ごとカップに入れてブレンダーなどで潰す。

3. 鍋にを移し、ヨーグルトを加えてよく混ぜたら火をつけて温める。

4. 塩こしょうで味付けをし、最後にディルとゆで卵を飾ったら出来上がり。

***

年が明けて、初めてのこども食堂。
世界のごはんシリーズからリトアニアの「ツェッペリナイ」と「シャルティバルシチェイ」を作りました。

「ツェッペリナイ」はジャガイモをすりおろしたものとつぶしたものを混ぜて生地を作り、ひき肉のタネを包んで茹でたもの。リトアニアでは主食にジャガイモを食べるため、ジャガイモを使った料理がたくさんあります。そして、ビーツのスープの「シャルティバルシチェイ」。本来は冷たいものですが、今日は温かいものを作りました。

まずは、ジャガイモの生地でひき肉を包みます。茹でている途中で具が流れ出さないようにヒビがないよう丁寧に丁寧に。表面がつるんとしたラグビーボール状に包みます。
たっぷりなお湯でゆっくり時間をかけて茹でている間に、ツェッペリナイのソースとスープも作りましょう。ソースはサワークリームとベーコンが入った酸味とコクのあるソース。
スープはとても色鮮やかなビーツとヨーグルトを使って爽やかなスープに仕上げました。

今月も大地を守る会をはじめ、たくさんの方々のご協力でこども食堂を開催することができました。
こどもたちの笑顔もたくさん見れました。心より感謝申し上げます。

2023/01/18|景丘の家・こども食堂

世界のごはんシリーズvol.31 チェコ 「グラーシュ (牛肉のスープ)、スマジェニーカプル(さけのフライ)、ポテトサラダ」フォトレポート

景丘の家・こども食堂レシピ
こどもたちと作っているレシピです。ぜひおうちでつくってみてくださいね!

↓A4レシピ3枚(PDF)
下の画像をクリックすると表示されます。

グラーシュのレシピ

<材料2人分>
・バター 15g(ラードを使用する場合も)
・玉ねぎ 1個(飾り用も含む)
・パプリカ 1/3個分(輪切りにして飾りように使う)
・牛肉(シチュー用)100g
・赤ワインもしくはビール 100ml
・水 400ml
・塩、こしょう 適宜
・マジョラム 小さじ1/2

【A】
・トマトペースト 大さじ1/2
・クミンパウダー 小さじ1/2
・パプリカパウダー 小さじ1/2
・にんにく(すりおろし) 1個分
・ローリエ 1枚
・ビーフコンソメ 1個

***

1. 牛肉は塩・こしょうで下味をつけておく。

2. 鍋にバターを入れ火をつけたらみじん切りにした玉ねぎを入れあめ色になるまでよく炒める。

3. 玉ねぎがあめ色になってきたら1を加え更に炒める。

4. 牛肉に火が入ったらビールを回し入れる。

5. 【A】を入れたら、水とローリエを加えて煮込む。

6. 少し煮込んだら最後にマジョラムを加え再び煮込む。

7. 煮込んでる間に飾り用のパプリカとリング状の玉ねぎをバターで焼いておく。

8. 器に入れ、最後にの野菜を飾って出来上がり。

スマジェニーカプルのレシピ

<材料2人分>
・鮭の切り身 2切れ
・塩 適宜
・薄力粉 適宜
・卵 1個
・パン粉 適宜 細かい物
・揚げ油 適宜
・レモン(飾り用)2カット

***

1. 鮭に塩をふって下味をつけておく。

2. 薄力粉→卵→パン粉の順で衣をつける。

3. 少ない油で揚げ焼きをし最後にレモンを添えて出来上がり。

***

今年も残すところ、あと10日ほど。いよいよクリスマスも間近ですね。
そして、今年最後のこども食堂は、チェコ料理。鮭のフライの「スマジェニー・カプル」と、牛肉のスープの「グラーシュ」です。
チェコではクリスマスにお肉を食べず、鯉(こい)を食べる文化をがあるそうで、今回は鮭に変えて作りました。そして付け合わせのポテトサラダも、チェコでは鯉と一緒に食べられているそうです。

鮭のフライは、順番に衣をつけて、そーっと油に入れて見守ります。慣れない揚げ物も綺麗な黄金色にできました。
グラーシュはマジョラムなど、おうちではあまり使わない味覚に挑戦。クミンや、パプリカパウダーも相まって、スパイスの香ばしい香りが食欲をそそります。
みんなもりもり美味しそうに食べていました。

今月も大地を守る会をはじめ、たくさんの方々のご協力でこども食堂を開催することができました。
心より感謝申し上げます。

2022/12/21|景丘の家・こども食堂

世界のごはんシリーズvol.30 オランダ 「エルテンスープ (エンドウ豆のスープ)、クロケット(クリームコロッケ)」フォトレポート

景丘の家・こども食堂レシピ
こどもたちと作っているレシピです。ぜひおうちでつくってみてくださいね!

↓A4レシピ3枚(PDF)
下の画像をクリックすると表示されます。

クロケットのレシピ
  • 牛肉薄切り 25g
  • 薄力粉 20g
  • たまご 1個
  • 牛乳  30ml
  • パン粉(細かいもの) 適宜
  • パセリ 適宜
  • 塩、こしょう 適宜
  • バター 10g
  • ナツメグ 少々
  • チキンブイヨン 50ml(水50mlとコンソメキューブ1/2で)
  • 油 (揚げ用)
1. パセリをみじん切りにし、牛肉も細かく切っておく2. 鍋にバターを入れ弱火にかけ、バターが溶けてきたら薄力粉を加え良くなじむように炒める(だまがあっても大丈夫)3. ブイヨンを何回かに分けて加え、その都度だまをつぶすように混ぜる

4. だまがなくなってきたら牛乳も何回かに分けて加え、こちらもその都度しっかり混ぜる

5. クリーミーになり、全体がまとまってきたら牛肉を加える(厚手の鍋を使用している場合はここで火を止める)

6. お肉の色が変わったらパセリを加えよく混ぜ、塩、こしょう、ナツメグも加えてさらに混ぜたらタネのできあがり

7. 溶いた卵の中にスプーンですくったタネをくぐらせ、パン粉をつけてたわら型に整えバットに並べておく

8. 揚げる直前に更にパン粉をまぶし、優しく手でにぎってパン粉をまぶす
(ここでしっかりとパン粉を付けないと中身が出てしまうので気をつけること)

9.180度の油で色がつくまで揚げたらできあがり

*油の温度が高いと破裂するので気をつけて、更にたまごをにくぐらせてパン粉をつけてもよいがひと回り大きくなる
エルテンスープのレシピ
  • えんどう豆(グリンピースで代用可)100g
  • 玉ねぎ 1/2個
  • 人参 1/2本
  • じゃがいも 1個
  • セロリ 1/2本
  • 豚肉(シチュー用) 100g
  • ソーセージ(大きなもの) 1/2本
  • コンソメ 1/2個
  • ローリエ 1枚
  • 水  300ml
  • 塩こしょう 少々
  • オリーブオイル 大さじ2と1/2
  • パセリ(飾り用)
  • 1.豚肉とソーセージは食べやすい大きさに、玉ねぎ、セロリ、人参はみじん切りにし、じゃがいもは小さめの角切りにしておく2.厚手の鍋にオリーブオイル(大さじ1)と豚肉を入れ火にかけ焼き色がついてきたら、いったん取り出す(この時に火が通っていなくても大丈夫)3.1の鍋に残っているオリーブオイル入れ、えんどう豆、玉ねぎ、人参、じゃがいも、セロリを加えて炒める

    4.2の鍋に1の豚肉と水、コンソメ、ローリエを加え野菜が柔らかくなるまで煮込む

    5.フライパンにオリーブオイル(大さじ1/2)を入れソーセージに焼き色をつける

    6.野菜がしんなりしてきたらフードプロセッサーで撹拌したら再度鍋に戻して煮込む

    7.最後に塩こしょうで味を整え、2で焼いたソーセージとお好みでパセリを飾ったらできあがり

    • 朝晩冷え込むようになってきて、少し冬が見え隠れ。
      今月は、オランダの料理をみんなで作ります。
      クロケットはたわら型のコロッケに似たフライで、クリーム状の具がぎっしり詰まっています。まずはクロケットのタネ作りから。ホワイトソースの要領でよくよく混ぜてなめらかに。牛肉とパセリを加えたら中身の完成です。工程の多い衣付けは親子で協力して役割分担!揚げる時はドキドキしながら綺麗なきつね色に揚がりました。
      エルテンスープには、えんどう豆をはじめとした色々な野菜やお肉が入っています。ぐつぐつ煮たらミキサーで形が無くなるまで混ぜまぜ。こってり食べ応え抜群のスープのできあがりです。一緒に食べるソーセージも焼いたら、さぁみんなでいただきます!!スープもクロケットもボリュームたっぷりで、家族と一緒にもりもり美味しくペロリといただきました。
      オランダは冬がとっても長い国なのでこの時期にぴったりの料理がたくさんあります。

      今月も大地を守る会をはじめ、たくさんの方々のご協力でこども食堂を開催することができました。

      心より感謝申し上げます。

  •  

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

  • 2022/11/17|景丘の家・こども食堂

    世界のごはんシリーズvol.29ミャンマー「タミン・チン(ツナのおにぎり) 、カチン・チキン・カレー(カレースープ)」フォトレポート

    景丘の家・こども食堂レシピ
    こどもたちと作っているレシピです。ぜひおうちでつくってみてくださいね!

    ↓A4レシピ3枚(PDF)
    下の画像をクリックすると表示されます。

     

    10月になり、日が暮れるのも早くなりました。もう冬もすぐそこへ。。。
    暑さをなつかしむように、今月は東南アジアの国ミャンマーのごはんです。
    スパイスやナンプラーでお肉に下味をつけます。おいしくなーれ!と何度も唱えながらお肉をもみもみ。
    ピーラーを使ってじゃがいもの皮をむいたり包丁のあご部分で芽もとりました。
    苦手なたまねぎも丁寧にいためたらとっても甘くておいしくなります。
    いつも食べている日本のおにぎりも、味付けや形がちがうとなんだかぜんぜんちがうお料理に。
    ひとつひとつ丁寧にまあるくボールのように握ったおにぎりを、なんだか楽しい名前のスープ(カチン・チキン・カレー)といっしょにみんなでおいしく食べました。
    大地を守る会をはじめ、たくさんの方々のご協力で今月もこども食堂が開催できました。
    ありがとうございました!!

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    2022/10/23|景丘の家・こども食堂