日本の郷土ごはん vol.40『石川・みたま』フォトレポート
伝統的な郷土料理をみんなでつくり、各地を旅する気分でおいしくいただく「景丘の家 こども食堂」。今月は石川県の「みたま」「めった汁」「加賀太きゅうりのあんかけ」「なすのオランダ煮」をつくりました。
「みたま」は、黒豆ともち米を合わせたおこわです。白と黒の色合いが特徴で、石川県では昔から、建前や慶事、弔事、お盆など、人が集まるさまざまな機会に食べられてきました。
「めった汁」は、豚肉と野菜を煮込んだ味噌仕立て。「やたらめったら具を入れる」ことに由来するともいわれる、具だくさんの汁ものです。
さらに、金沢の伝統的な「加賀野菜」の一つである加賀太きゅうりを使ったあんかけと、なすを煮込んだ夏らしい家庭料理「なすのオランダ煮」を添えました。
こどもたちは今回も大活躍。まずは、めった汁に入れるにんじん、大根、しいたけ、ごぼう、ねぎなどを丁寧に切りそろえ、豚肉と一緒に煮込みます。最後に味噌を溶き入れ、野菜のうま味がたっぷり詰まった一杯に仕上げました。
大きくてずっしりとした加賀太きゅうりは、初めて目にする子が大半で、その立派な姿に興味津々。食べやすい大きさに切りそろえたら、煮干しと一緒にお鍋へ。鶏そぼろも加え、最後にとろみをつけて完成です。なすのオランダ煮も、お鍋でじっくりと煮て仕上げました。
もち米も炊き上がりました。熱々の状態で飯台に移し、しゃもじで切るように混ぜたあと、ふっくら蒸し上げた黒豆を加えます。黒豆だけで味見をするとほんのりとした塩味が気に入ったようで、「豆だけでもおいしい。早くごはんを食べたいな」と笑顔が広がりました。
すべて完成したら、みんなで協力して配膳をします。もちもちしておいしいみたまに、具だくさんのめった汁、夏野菜を使った二種のおかず。石川の食文化に触れながら、今回もおなかいっぱいになるまで味わいました。
今月は、株式会社ジャックスさんからたくさんのクッキーをご寄付いただき、こどもたちも大喜び! 食後においしく味わい、お土産にも持ち帰りました。いつもご支援いただきありがとうございます。
みんなでつくって、みんなで食べる。
今回も多くの方々のご協力のもと、こども食堂を開催することができました。心より感謝申し上げます。



















2026/07/19|景丘の家・こども食堂
