おしらせ

10/16『たまたま手に入った植物と自分の手でなにかつくってみるワークショップ』成瀬正憲 / 山伏 日知舎 フォトレポート

作るものを決めて素材を探すのではなくて、たまたま手に入った植物で何かを作ってみるワークショップ。
今日の講師は、山形に住んで山伏でもあり、山に入って山菜やきのこなど季節の恵を採集したり、大学で文化人類学を教えていらっしゃる成瀬さんです。
はるか昔の日本に暮らしていた縄文人も木の皮を使って、小さな籠を作っていたものが発見されています。はるか遠くのアマゾンでも木の皮や植物を使って様々なカゴが作られています。そして今の日本も各地で植物を使ったカゴが作られています。人間は目の前にある自然のものを使って、自分の手でなんでも作ってきたというお話を、スライドを見ながら伺いました。「今日はみなさんも作り手になりましょう!」と成瀬さん。今日の素材は、展示会のディスプレイで使われた 「アシ」 です。川辺などに生えていて、すだれなど昔から生活の中で使われてきた植物です。今日は小さなカゴを作ります。見本になるのは、アマゾンのカネラ族の小さなカゴです。まずはアシを切るところから、みんな苦心しながら熱心に取り組みました。「自然の素材で一から作るのって大変!」「このカゴを作った人すごいなあ」みんな作り手になって楽しんでいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2021/10/17|アートスクール