スタイリング講座 『今日、ハンカチにアイロンをかけてみよう』池田尚輝/スタイリスト フォトレポート
冬の訪れを感じる肌寒い季節、家で過ごす時間が増える時期。
アイロンがけをテーマにしたスタイリング講座のワークショップを開催しました。
今回は、スタイリストの池田尚輝さんを講師に迎え、
ハンカチとワイシャツのアイロンがけを教えていただきました。
大人の男性を対象にしたワークショップということで、普段の景丘の家とは少し異なる雰囲気、
とても貴重で新鮮な時間でした。
参加者は、普段からアイロンがけをしている方から、少し苦手意識を持っている方までさまざま。
少人数で丁寧にサポートしていただきながら、参加者それぞれが自分のペースで進めることができ、和やかな雰囲気の中で講座が進んでいきました。
まず取り組んだのはハンカチ。シンプルに見えるアイロンがけですが、ピシッと仕上げるためにはコツが必要。アイロンの動かし方やスチームの使い方を学びながら、ハンカチの四隅を丁寧に整えていきます。普段使うものが綺麗に整うことは気持ちが良いと、みなさん真剣な表情でアイロン掛けをしている姿が印象的でした。
次に挑戦したのは、ワイシャツのアイロンがけ。シワが付きやすい襟元や肩のライン、ボタン周りを重点的にアイロンをかけていきます。途中、参加者の方から使っているアイロンの種類や、普段苦手な部分へのアイロンの当て方を先生に質問する場面もあり、和気あいあいとした雰囲気に。また、池田さんからは、普段使っているアイロンやスタイリングに使う道具の紹介、洋服のメンテナンス方法についても具体的に教えていただき、参加者の皆さんにとっても参考になったようでした。
「アイロン掛けをすることで、服を整えると同時に自分の心も整えられることに気づいた」
「普段身につけるものを気持ち良い状態に保つことの大切さを実感した」
「日常的な作業が、より意味のあるものとして感じられるようになった」
アイロンがけのテクニックだけでなく、その過程を通じて得られる心の変化にも気づくことができたようです。約2時間のワークショップが終わる頃には、皆さんがアイロンをかけ終えたハンカチやワイシャツが並び、みなさんの表情も穏やかになっているように感じました。
日常のちょっとした作業でも、丁寧に向き合うことで、暮らしがより豊かに感じられる瞬間。
参加者の皆さんが、自宅でのアイロン掛けをより自信を持って楽しんでいただけたら嬉しいです。
2024/11/17|アートスクール