おしらせ

『コラージュで作ろう〜わたしの宝島〜』渡辺真悠/美術作家 フォトレポート

本日は、美術作家の渡辺真悠さんと、植物やお気に入りの写真を紙にコラージュして、自分だけの宝島を作品にしてみます。

渡辺先生が景丘の家の近くに植生している木や花たちを写真に撮って、たくさんの種類の植物の素材を用意してくださいました。
景丘の家の目の前にある花壇に、真冬でも可愛らしいお花が咲いていること、
近くのビルの入り口に、指定管理樹木になっている巨大なクスノキがあること、様々な発見がありました。
参加者の方々は、ご自身で作った模型や、好きなキャラクター、旅先での風景など、思い思いの素材を持ち寄ってくださいました。
それぞれの素材は2~3cmほどに小さく印刷し、準備完了です。

まずは先生が普段作られている作品を観察してみます。豆粒ほどにカットされた木や花たちは、とっても細かい!
「できるかな〜無理そう・・!」と言いながらも、まずは気になる素材を切り出してみます。
難しそうと言いながらも、だんだんとツボにハマっていったようで、
ハサミやカッター、ピンセットを使って、細かな作業を進めていきます。

みなさんすごい集中力で、ポストカードサイズの作品に、凝縮された世界が広がっていきます。
紙の切り方を工夫して川や離島を表現したり、水平線や夕陽などをコラージして、こだわりの宝島が形になってきました。

作業すること2時間ほど。同じ技法、同じ素材にも関わらず、十人十色の素敵な宝島が完成しました。
小さな紙に広がる、自分だけの景色。
作品を見るたびに、温かい気持ちになってくれたら嬉しいです。

2025/01/30|アートスクール