おしらせ

『トコトコ コマドリアニメ』竹内泰人/コマドリスト(コマ撮りアニメ作家) フォトレポート

「コマドリアニメ」とは、静止した画像を少しずつ動かして撮影し、あとでつなげることで動いているように見せるアニメーションの技法です。

今日作るのは『“トコトコ”コマドリアニメ』。
自分だけのペットをダンボールに描き、足が動くように2コマ作ります。
さらに、飼い主である“自分”も一緒に写って、トコトコ歩いているような動画を作りました。

はじめに竹内泰人さんが、自身の作品をいくつか紹介。
日常の小さな動きや、身近なものが生き生きと動き出す映像に、子どもたちはすぐに引き込まれていました。

その後は、「こんな子いたらいいな」と思い思いの生き物を描いていきます。
絵が描けたら、足が動くように2コマ目も。
少しずつ“動く”準備が整っていく過程も楽しそうです。

いよいよ撮影スタート。
今回は、みんなでひとつの作品をつくることに挑戦しました。
初めて会う参加者同士でしたが、それぞれに役割を分担し、協力しながら撮影を進めていきます。
竹内さんの軽やかなリードもあって、自然とチームワークが生まれました。

笑い声と「もうちょっと左!」「そのままで!」という声が響くなか、少しずつ作品が完成していきます。
コマ撮りならではの時間の積み重ねが、想像もしない動きを生み、
空想の生き物が確かに動いていました。

その不思議で嬉しい感覚を、子どもたちは確かに味わっていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2025/10/09|アートスクール