おしらせ

『山の仕事と香りの体験』東京チェンソーズ/塚本壮二  森デリバリー担当・木育インストラクター フォトレポート

夏の気配が少しずつ近づいてきた週末、景丘の家には森の香りがゆっくりと広がっていきます。
この日お迎えしたのは、檜原村で林業や木工、森づくりに取り組む 東京チェンソーズ さん。
まずは、スライドや映像を見ながら、檜原村の森や林業についてのお話を伺いました。

「東京都にはどのくらい森林があるの?」
「村の森にはどんな動物が暮らしている?」
「木を間引くのはどうして必要なの?」
「丸太1本っていくらくらいするもの?」

そんな問いかけを、クイズ形式で楽しく投げかけてくれた、木育インストラクターの塚本さん。
子どもたちだけでなく、大人たちからも「えー!」「知らなかった!」という声がたくさんあがり、
景丘の家の中はいつの間にか、森の話題でいっぱいになっていました。

普段なかなか知る機会の少ない、森と人との関わり。
木を育て、手を入れ、暮らしへとつないでいく営みを、塚本さんがが丁寧に伝えてくださいました。

しっかりと森のお勉強をした後は、それぞれ丸太切りや香袋づくりへ。
ヒノキの丸太にのこぎりを入れるたび、切りたてならではの香りがふわっと広がり、思わず「いい香り!」という声が聞こえてきます。

子どもたちも大人も順番にのこぎりを握り、力を合わせながら丸太を切っていきました。
少しずつ見えてくる木の年輪。
木が育ってきた時間を、手のひらの感覚を通して感じるような時間でしたね。

おがくずを使った香袋づくりも、とても賑やか。
大きな箱いっぱいに入ったおがくずを袋に詰め、そこへ森の植物でできたアロマオイルを垂らしていきます。

おがくずは馬のベッドとして使われることもあるそう。
木の香りや調湿性など、森の恵みがさまざまな形で暮らしを支えていることも教えていただきました。

丸太も香袋も、それぞれのお土産に。
森へ出かけなくても、香りや手触りを通して、自然をぐっと近くに感じられたこの日の時間。
持ち帰った木の香りが、ふとした瞬間にこの日のことを思い出させてくれていたら嬉しく思います。

2026/05/31|アートスクール