おしらせ

10/25 『菊の節句のキセツクラシ』風間理紗/ゆったりおったりの森 主宰 フォトレポート

9月9日は、菊の節句。旧暦では、里や野山に菊が咲く10月の中頃、ちょうど今の季節です。陰陽では奇数は陽の数字と言われていて、9が重なる9月9日は重陽の節句と言われてきました。3月3日の桃の節句や5月5日の端午の節句は、今でもお祝いの日として日本の暮らしの中に生きていますね。
秋の山から運んでくださった、木の葉や木の実にふれて、香りを感じて、蚕と蚕のお家である繭玉のお話を風間先生から聞きました。
そして、昔から今に伝わる菊の節句の風習を教えていただきました。
丸く生けた菊に、まゆをほどいた絹をそっとかぶせます。菊の花からの香りと露をすいこんだ真綿は、次の朝にはとても良い香りがするそうです。その真綿でお顔や体を優しくふくと、一生美しく健康でいられるという言い伝えがあるそうです。
美しく、健やかに一生をすごせるように、かなえたい夢を思い描き、願いが結ばれますように菊飾りをラッピング。
菊の香りと豊かな歴史と文化を感じながら、やさしい時間が流れたアートスクール でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

午後からは、大人の部です。香りの記憶のお話からアートスクールが始まりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020/10/25|アートスクール