【SPECIAL EVENT】『My Brother Mushroom ~ わたしたちの小さな仲間たち~』Audrey Fondecave・nidi gallery フォトレポート
2Fこどもテーブルでは、Audrey Fondecaveさん、nidigalleryさんとともに、キノコでいっぱいの空間と体験をお届けしました。
壁には、オードリーさんが今回のために描いてくださった、たくさんのキノコの絵。
棚には、紙で作ったブルーベリーやクワイなど、不思議でポップなオブジェも所狭しと飾られています。
そしてお部屋の後ろ半分には、身長を超えるほどの巨大なキノコ!
いつもと違った非日常の空間で、30分のワークショップを全5回お届けしました。
今回のイベントのテーマが「森と動物」ということもあり、実はそのどちらにも属さない”キノコ”の秘密について、深掘りしていきます。
ーーあるものは毒があり、あるものは美味しく、またあるものは薬にもなる。
動物でも植物でもないキノコは、私たち人間と同じ祖先を持ち、
DNAの約半分を共有していると言われていることをご存知ですか?ーー
「みんなが知っているキノコはありますか?」という質問には「エノキ!エリンギ!」と身近な名前が次々とあがります。
では、世界には何種類のキノコがあるでしょう?答えは約14,000種類、そのうち2,006種類は食べることもできるそうです!
そのほかにも、恐竜時代には7mにもなるキノコがあったこと、キノコには地球上のプラスチックを分解してくれる素晴らしい役割があること。ビクトリアさん(Viktorija Makauskaitė)の素敵な写真を見ながら、キノコの解像度をあげていきます。
興味深いキノコの世界を覗いたら、いよいよ自分だけのオリジナルのキノコづくりに挑戦です!
組み合わせると立体的なオブジェにもなる紙に、水彩色鉛筆を使って模様を描いていきます。
水彩色鉛筆は、湿った筆でなぞるだけで色が鮮やかになり、ニュアンスのある表情が現れます。
初めて水彩色鉛筆を使う子も、その特徴をうまく活かしながら素敵な作品に仕上げていました。
キノコはとても身近にあるにも関わらず、まだまだ知らないことがたくさんある魅力的な存在であることが堪能できた1日でした。
街の中、森の中、今度キノコを見かけたら、「My Brother Mushroom!やあ仲間たち!」と声をかけてみてくださいね。
2025/02/15|スペシャルイベント