おしらせ

世界のごはんシリーズvol.32 リトアニア 「ツェッペリナイ (じゃがいもの生地で挽肉を包んで茹でたもの)、シャルティバルシチェイ(ビーツのスープ)」フォトレポート

景丘の家・こども食堂レシピ
こどもたちと作っているレシピです。ぜひおうちでつくってみてくださいね!

↓A4レシピ3枚(PDF)
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ツェッペリナイのレシピ

<材料2人分>

【じゃがいも生地】
・じゃがいも 4個
・塩 少々
・片栗粉 大さじ1以上必要に応じて追加

【肉団子たね】
・玉ねぎ 1/2個
・ひき肉(豚または合挽き) 100g
・ニンニク 少々
・オリーブオイル 小さじ1
・塩 小さじ 1/2
・こしょう 少々
・水 大さじ1
・ナツメグ 適宜

★茹でる時用に片栗粉 大さじ1~2

【ソース】
・サワークリーム 大さじ4
・ベーコン(厚いもの)2枚
・玉ねぎ 1/2個
・牛乳 1/2カップ
・塩、こしょう 適宜

★サワークリームがない時はクリームチーズとレモンで代用可

***

1. じゃがいもは洗ったらまず2個をそのまま水から茹で串が通るくらいまでになったら、熱いうちに皮を剥いてマッシュにする。

2. 残りの2個は皮を剥き、生のまますり下ろし、ふきんで包んでよくしぼる。この時絞り汁はボウルに取っておく。しばらくするとでんぷんが底に沈殿するので上澄みを静かに捨てて澱粉だけ残す。

3. 1のじゃがいもと残しておいた澱粉、片栗粉を入れ手でよくこねる。ここでやわらかければ更に片栗粉を足す。

4. 玉ねぎとにんにくはみじん切りにして、オリーブオイルを熱したフライパンに入れ玉ねぎが透明になるまで炒めて冷ましておく。

5. ひき肉に塩と水を入れよくこね、こしょう・ナツメグ・冷めた玉ねぎを加えて更によく混ぜる。

6. じゃがいもの生地を手のひらの上で楕円状にのばし、肉団子を包み込んで丸め、楕円状に形をしっかり整える。楕円形→飛行船のような形

7. 鍋にたっぷりのお湯を沸かして6を入れ、ときどき静かにかき混ぜゆっくりと中火で30分くらいゆでる。絶対に煮立たせないこと!!←皮が破けて中身が出できてしまう。

8. 茹でている間にソースをつくる。玉ねぎはみじん切りにベーコンは短冊切りにし、フライパンで炒め弱火にしたらサワークリーム、牛乳を入れて溶きのばす。様子で茹で汁を少し加え、塩とこしょうで味を整える。

9. 茹で上がったのソースをかけたらできあがり。

シャルティバルシチェイのレシピ

★本来は冷たいスープですが、今回は温かいものを作ります。

<材料2人分>
・ビーツ缶(ホール)1/2缶
・ケフィアヨーグルト 1個
・ディル(飾り用) 適宜
・塩、こしょう 各少し
・ゆで卵 1個

***

1. ディルは細かく刻んでおく。

2. ビーツは汁ごとカップに入れてブレンダーなどで潰す。

3. 鍋にを移し、ヨーグルトを加えてよく混ぜたら火をつけて温める。

4. 塩こしょうで味付けをし、最後にディルとゆで卵を飾ったら出来上がり。

***

年が明けて、初めてのこども食堂。
世界のごはんシリーズからリトアニアの「ツェッペリナイ」と「シャルティバルシチェイ」を作りました。

「ツェッペリナイ」はジャガイモをすりおろしたものとつぶしたものを混ぜて生地を作り、ひき肉のタネを包んで茹でたもの。リトアニアでは主食にジャガイモを食べるため、ジャガイモを使った料理がたくさんあります。そして、ビーツのスープの「シャルティバルシチェイ」。本来は冷たいものですが、今日は温かいものを作りました。

まずは、ジャガイモの生地でひき肉を包みます。茹でている途中で具が流れ出さないようにヒビがないよう丁寧に丁寧に。表面がつるんとしたラグビーボール状に包みます。
たっぷりなお湯でゆっくり時間をかけて茹でている間に、ツェッペリナイのソースとスープも作りましょう。ソースはサワークリームとベーコンが入った酸味とコクのあるソース。
スープはとても色鮮やかなビーツとヨーグルトを使って爽やかなスープに仕上げました。

今月も大地を守る会をはじめ、たくさんの方々のご協力でこども食堂を開催することができました。
こどもたちの笑顔もたくさん見れました。心より感謝申し上げます。

2023/01/18|景丘の家・こども食堂