こども板前さんがお迎えした『おさかな食堂』 ―「漁師ごはん」と「うしお汁」―
「景丘の家」の暖簾をくぐると、「いらっしゃいませ!」の元気な声。
おそろいのエプロンにねじり鉢巻き姿のこども板前さんがお客様をお迎えします。
この日、1Fのキッチンまわりは、おさかな一色。漁師さんが近海で釣ってきた金目鯛や平政など。
目を見張るほど立派なおさかなが冷蔵庫に入りきらないくらい大量に!
その場でさばいて、尾頭や骨は「うしお汁」に、
ぷりぷりの身は皮目を炙ったり漬けにしたりというひと手間をかけて、
何とも豪華な「漁師ごはん」に仕立てました。
盛り付け担当のこども板前さんが「苦手なものはありますか?」と
漁師ごはんを注文したお客様ひとりずつに声をかけ、
刻んだ大葉や小ねぎ、白ごま、ガリ、わさびなどをトッピングしてご提供。
「威勢がいいね」「笑顔もいいね」と、板さんたちの接客はなかなかの評判です。
もちろん、お味も大評判!
「贅沢すぎます」「おいしくて箸が止まりません」という感想や
「もう一杯いただきます!」とおかわりする方も続出でした。
大鍋に何杯分もつくったあら汁も、大人気。
「普段なかなか汁ものを飲まない娘が喜んで完食してくれました」
「魚のおいしさがぎゅっと詰まっていますね」など嬉しい反応をいただき、
海の恵みを無駄なくおいしく味わえたことに改めて感激した私たちです。
この日のためにスタッフが神奈川県の三崎まで足を運び、
「景丘」と書かれた大漁旗を2種類、制作してきました。
料理を待つお客様から「あの旗はつくったんですか!?」と何度も聞かれ、
「かっこいい」「私もやってみたい!」という声も寄せられました。
今年、イベントのテーマは『めぐる』でした。
近海をめぐる楽しさ。そして、自然界に存在する命をいただくことで
私たちの命もまためぐっていくんだという気持ち。
そんな想いをお伝えできたら・・・という願いを込めた「おさかな食堂」。
立派な魚を届け、手際よくさばいてくださった方々 からは
どの海でどんな魚がとれるのかをこどもたちに知って欲しいという
想いを綴った小冊子までご用意いただき、
おさかなたちが住む環境について考える機会にもなりました。
新鮮な海の幸と温かい気持ちをたくさん届けてくださった千葉県沿岸小型漁船漁業漁協のみなさま、
素敵な大量旗をご指導いただいた三富染物店さま、
頑張ってくれたこども板前さん、強力にサポートくださったボランティアさん、そして、お越しくださった方々。
本当にありがとうございました。
またご縁がめぐって、みなさまに再会できますように。



















