1/24(土) 18:00〜20:00 『パレスチナのおやつクナーファを作ろう ~そのクナーファはだれのものか~』山田柊/クナーファ屋 店主

パレスチナ・シリアで生まれた伝統的で日常的なおやつであるクナーファを一緒に作って一緒に作って食べてみるワークショップです。
ただ今回は、作って食べてみるだけではなく
「消費」というテーマをおいて、参加者の方々が感じる問いやもやもやを
吐露する対話の時間も作ってみます。
僕はパレスチナやシリアなどにルーツがある訳ではないですが、
日々クナーファを焼いていて、ありがたいことに、
それで多少の利益や大きな快さを得ています。
そしてこれはきっと「消費」と呼ばれる行為なのだと思います。
もしそうならば、「消費」とは違う形でクナーファを作っていくためには
どうしたらいいのでしょうか。そんなことはできるのでしょうか。
これはクナーファを焼き始めたときからずっと僕の傍らにある問いです。
そして言わずもがな、パレスチナへの虐殺や占領が激しくなる中で
その問いはよりぎらぎらと存在感を増し、迫っています。
この問いへのはっきりとした答えを表現することはまだ叶いませんが、
傍らにあるその問いを、いちど真正面に据えながら作って食べてみる
クナーファがあってもいいのかなと思いました。
僕の荷物を持ってもらうようで大変恐縮なのですが、
みなさんはみなさんの文脈の中で感じることがきっとあるだろうとも思っています。
このような背景がありまして、今回は「消費」というテーマを置きながら、
みなさんから問いを集めて対話できたらいいなと思います。
パレスチナについてのことに限らず、「消費」について思い浮かぶみなさんの経験や気持ちを
言葉にしたりしなかったりしていただけたらとても嬉しいです。



| 日時 | 1/24(土) 18:00〜20:00 |
|---|---|
| 対象 | 高校生〜大人 |
| 参加費 | 800円/名 |
| 申し込み期間 | 2025/12/1(月)11:00〜12/15(月)19:00 |
|---|---|
| 結果通知 | 2025/12/25(木)までにメールでお知らせします。 |

山田柊クナーファ屋 店主
シリア内戦や難民危機の報道に触れて国際協力のキャリアを志すも「問題解決」の正当性やモチベーションの在り方に疑問を持ち、クナーファを焼き始める。現在は、国立市の谷保で週に一度の「クナーファ屋」を営む。2023年の2月にパレスチナでの修行を経て、伝統的なレシピと生活に寄り添うお店の佇まいを学んだ。
instagram: @shuknafeh
