3/17(日)13:00〜15:30
『石にも木にも魂が宿る「わたしのお地蔵さん」をつくろう』
下中菜穂/造形作家 伝承切り紙、行事研究
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道端にそっと佇む「お地蔵さん」。
それは、あらゆるものから苦しみを除き、子どもを守る存在として古くから親しまれてきました。
かつての子供達は、前を通る時は「手を合わすのだよ」そんなふうにおばあちゃんから言われて育ったものでした。今でも「地蔵盆」や「化粧地蔵」など、子どもが中心の行事を続けている地方もあります。
年中行事の中にも、藁や木や石で作られた「門入道」や「鹿島さま」などの守り神が登場します。これらも人々の願いや祈りを受け止める存在でした。ご先祖さま達は、石や草木にも魂が宿ると考えてきたのです。
都会に暮らす私たちは、このような存在や行事を見失ってしまっているような気がします。
私たちの暮らしにも、日々の暮らしのささやかな出来事に感謝し、困った時にちょっと頼りにしたくなる、そんな存在があるといいなあ。
そこで!みなさんと一緒に「お地蔵さん」のこと、暮らしの中の行事のことを知り
身の回りで見つけた石や木、木の実などを使って
「わたしのお地蔵さん」を作ってみようと思います。
日時 | 3/17(日)13:00〜15:30 |
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対象 | どなたでも |
参加費 | 800円/1人 |
持ち物 | 小石でも、松ぼっくりでも、木の枝でも。 身の回りで見つけたもの、 拾ったものを何か持ってきてください。 |
申し込み期間 | 2024/2/1(木)11:00~2/15(木)19:00 |
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結果通知 | 2024/2/25(日)までにメールでお知らせします。 |
下中菜穂造形作家 伝承切り紙、行事研究
造形作家、もんきり研究家。江戸時代の切り紙「もんきり」と出会い、暮らしの中で息づいてきた「切り紙」や伝統的な「かたち」、風習、行事などを研究。書籍の出版やワークショップ、展覧会などを通して私たちの今の暮らしの中にそれらの手仕事を活かす活動を続ける。旧暦の日取りで行事を「やってみる」ことから考える実験的なワークショップ「旧暦カフェ」を主宰。
Instagram:@explantae
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