おしらせ

3/4『わたしとあなたのコラージュシールを作ろう』小林萌/デザイナー、扇子作家 フォトレポート

お気に入りのお菓子の紙、可愛い柄の包装紙、大事にしていた本の1ページ。
何かに使えるわけではないけれど、どれも大切なお気に入り。

そんなお気に入りを組み合わせて、1枚の絵にしてみましょう!
好きな形に切って、好きば場所に置いて貼って、コラージュにしていきます。

白い部分を全部埋めたい!綺麗に整列させたい!切らずにそのまま使いたい!
みんなのこだわりがたくさんつまった、素敵な一枚ができました。

この一枚のコラージュが、スキャンされ、画像となって、1ヶ月後には布製のシールに変わります。
原画とはまた違う質感に生まれ変わる作品たち。

どんな風に仕上がるか、どきどきわくわく。
1ヶ月後をお楽しみに!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2023/03/04|アートスクール

2/25『浮遊地下室での町づくり~プロジェクションマッピングで遊んでみよう~』Ponboks / 体験型展示クリエイター フォトレポート

自分の描いた絵が映像になる!
ボコボコした場所にも映るのはなぜ?

B1プレイフロアで光と音の体験型展示を制作くださったPonboksさんと一緒に、プロジェクションマッピングの仕組みを使ってみんなで町づくりを行いました。

床に敷いた白い布の上に、プロジェクターから空と地面が映されています。
布の下にブロックやクッションを入れると、デコボコした布がまるで丘や山のよう。
どんな町にするかさらに想像が膨らみます。

「さぁ、みんなでここに町を作ります。この町にはどんなものがあるといいかな?」
川や木、お家、車、人、ビル、観覧車、動物などなど、みんなの思い描くものを出し合い、
それぞれ絵を描いて町を作っていきましょう!

映したいものが描けたら、ライトのついたカメラでパシャリ。
パソコンに絵を取り込み、光や影、色の調整など自分で操作していきます。
微妙な調整が画像加工には肝心!
みんなにもわかりやすく画像が加工できるようにつくられたソフトで、Ponboksさんお仕事を体験です。

自分の描いた絵を町のどこに置こうかな?場所や大きさも自分で操作して配置します。
「もっと、どんなものがあったいいかな?」と足りないものを手分けして書き足していくと、、完成!
みんなが描いたものが合わさり、とっても楽しそうな町ができました。

紙に描いた自分の絵だけれど、なんだか自分のものではないみたい。
描いた紙をコラージュするのとはまた違う、新しい世界がそこには広がっていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2023/02/25|アートスクール

2/18 『枝が動く!?「エダムシ」をつくってみよう』plaplax(プラプラックス)/ アートユニット

「枝が動いてる!?」

世界には「擬態」をして生きているムシがたくさんいます。
みなさんは、どれくらい知っていますか?
代表的なもので言えば「ナナフシ」や「シャクガ幼虫」などなど。

枝や葉っぱそっくりに変身して、身を守ったり、獲物を待ち伏せしています!
そんな不思議でちょっぴりワクワクするような「擬態」する生き物を
今日は、アートユニットのplaplax(プラプラックス)さんと一緒に、
本物の枝や葉っぱを使って2匹ずつ作りました。

1匹目の「ゆらゆらエダムシ」は自分の好きな枝と葉っぱで体を作って、針金をくっつけたらぷら〜んと机などの出っ張りに引っ掛けてオーナメントに。
2匹目の「ぶるぶるエダムシ」はモーターを組み込むので、まるで本当に生きているように動きます・・・!

こどもたちは自分の気に入った空想のムシ、「エダムシ」を完成させるため、
体の大きさから脚の細かい角度までしっかり調整に調整を加えました。

「もう少しここを曲げてみようかな・・・」
「羽を付けたんだよ!」
「やった〜!うごいた!」

こどもたち一人一人の不思議なムシたちが「ジジジッ〜。」と景丘の家で楽しそうに動き出しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2023/02/21|アートスクール

2/11『スライムをつくって科学しよう』佐々木有美 アーティスト / 科学館職員

ぶるんぶるんっ。
びよ〜〜〜〜ん!
ぷちっぷちっ。

知っていますか?
スライムってたくさんの種類があるんです!

今日はアーティストで科学館職員の佐々木有美さんと一緒にスライム作りに挑戦しました。

作ったのは、とってもよく伸びるお豆の粉を使ったスライムと
プルプルつるつるなクリアなスライムの2種類です。

「同じ色(着色料)を入れたのに違う色になった!」
「見て、固まってきた〜!」と作っている中で沢山の発見にふれました。

スライムができたら、どれくらい伸びるのか実験です!
広げてみたり、落としてみたりして数字で記録に残しました。

「同じ測定を3回繰り返して平均値をとる」というのが
科学の実験での基本。お家に帰ってまた測ってみてね。

最後に、佐々木先生秘伝のスライムシンセサイザーが登場です!
スライムは全体の90%が水分なので、電気が通ります。
人間の体の水分とスライムの水分に電気が通れば、「ビヨヨヨヨヨッ」と不思議な楽器の完成です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2023/02/12|アートスクール

1/29 『水引飾りで愉しむ年中行事<節分>』田中杏奈 / 水引作家・講師 フォトレポート

もうすぐ節分です。

今日のアートスクールでは、日本の伝統文化である「水引」を使って鬼のモチーフを作りました。

日本の素晴らしい手仕事や伝統文化、人々の営みから生まれた習わしを、今のライフスタイルに寄り添った水引デザインで伝え残そうと様々な活動を行なっている田中杏奈先生を講師に迎えた今日のアートスクール。
季節を分けることを意味する「節分」のお話など、日本の四季や年中行事のお話も交えながら、学びと発見の多い時間になりました。

鬼のモチーフを作るために、まずクリアしなければならなかったのが水引の基本結びとも言われる「あわじ結び」。先生を囲んで結び方を教わりましたが…「こっちの端をもって、下を通して上を通して…」先生の説明に頭も手元もこんがらかるみなさん。それでもなんども繰り返し教わって、全員が綺麗なあわじ結びを結べるようになりました。

あわじ結びを応用して「菜の花結び」で鬼の顔部分を作ったら、棒に巻きつけてくるくると鬱巻き状にした水引と紙を切って作った鬼の角を貼り付けて、世界にたったひとつの鬼が完成。

どの作品もとても個性的で可愛らしく、そして優しさをまとっていて、とても豆をぶつけようとは思えない鬼さんばかりでした。

最後に田中先生が用意してくださった節分のお豆をテトラパックに入れて、制作した鬼のモチーフを取り付ければ、可愛らしい節分の豆入れ袋に。

家族全員分の豆入れを完成させた子もいれば、最高の一袋を作るために時間いっぱい細かく調整する子も。水引という伝統文化に触れながら、それぞれに手仕事を愉しむ楽しい時間になりました。

昔から、結びに願いや想いを込めて使われてきた水引。
誰かに気持ちを送りたい時、ぜひまた思い出して作ってみてほしいと思います。

 

2023/01/29|アートスクール