11/20「景丘の家・こども食堂」おでん、コロッケ、小松菜と柿の白和え、栗の巾着しぼりほか
立冬も過ぎて、暦の上ではもう冬です。朝晩は少し寒さを感じる季節になりました。
11月の景丘の家・こども食堂は、新米のかまどご飯、おでん、コロッケ、小松菜と柿の白和え、栗の巾着しぼりです。この季節ならではの恵みと、暖かい鍋をみんなで囲みました。新米は栃木県で育ったおいしいお米をご寄付いただきました。コロッケは、ジャガイモを蒸籠でふかし、暖かいうちに潰して、形を整えて衣をつけます。手作りは少し手間はかかりますが、みんなの大好物。「はやく食べた〜い。」「おかわりある?」とみんな食欲旺盛です。土鍋でコトコト煮込んだおでんは、味がしみて美味しくできました。栗の茶巾しぼりは、茹でた栗をスプーンでくりぬいて、丁寧に裏ごしした後に、ラップでキュッと絞ります。みんな小さな手で一生懸命に作りました。囲炉裏と大きな鍋を囲んで、みんなでいただく食卓は、楽しく豊かな時間になりました。多くの方にご支援、ご協力をいただいていることに、心から感謝いたします。
景丘の家・こども食堂レシピ
こどもたちと作っているレシピです。ぜひおうちでつくってみてくださいね!
『おでん』
【材料】(4人分)
《具材(お好みで)》
・卵 4個
・里芋 320g
・こんにゃく 1/2枚
・大根 1/2本
・厚揚げ 1/2丁
・糸こんにゃく 1袋
・結び昆布 1袋
・焼きちくわ 1袋
・さつま揚げ 1袋
・ごぼう天 1袋
・はす天 1袋
《おでん汁》
・水 1.5L
・かつお節 約30g
・昆布 約15g
・薄口しょうゆ 大さじ4
・みりん 大さじ4
・砂糖 小さじ1/3
・塩 小さじ1/3
【作り方】
① 具材の下ごしらえをする。
大根は、皮ごと3㎝ほどの輪切りにしてから、食べるときの口当たりをよくするために皮を厚めにむく。
太い大根であれば半分に切り、輪切りのままの場合は、味のしみ込みをよくするため、
片面に深さ1cmくらいで十字に切り込みを入れる。
切った大根は、鍋に水か米のとぎ汁を加えて火にかける。
沸いたら火を弱めて(大根が少し踊るくらいの火加減に落とし)、15~20分を目安に竹串がすっと通るまで下ゆでする。
下ゆでが完了したら、水を差し、冷めたらそっと手でバットなどに取り出しておく。
里芋は、皮をむいてから大きいものは2~3等分ほどに切り、少し固めくらいの加減で下ゆでする。
火が通れば取り出しておく。
卵は、鍋に水と合わせて火にかけ、沸いたら10分ほど弱火で火を通し、取り出して殻をむいておく。
こんにゃくは、両面に2~3㎜間隔で格子状の浅い切り込みを入れ、幅を2等分にし、それを斜めに切って三角にする。
ボウルにこんにゃくを入れ、塩小さじ1/4(分量外)を全体にまぶし5分おく。
臭みの元となる水気が出たら、鍋にお湯を沸かし1分ほど下ゆでして、ざる上げする(糸こんにゃくも同様)。
厚揚げと練りものは、食べやすい大きさに切る。
表面に揚げたときの油が残っているので、ざるに広げ熱湯をかけて油抜きする。
② おでん汁を作る。
1.5Lの水に昆布を入れて30分おく。その後、火にかけ沸いたら昆布を取り出し、かつお節を加える。
アクをすくい取ってから弱火にし、5~6分ほどしっかり煮出してからこす。
こしただしがらも箸で押さえてうま味を絞り出すと良い。
出来あがっただし汁1.5Lに、薄口しょうゆ、みりん、砂糖、塩を加え、味をととのえる。
③ おでん汁に、卵、大根、里芋、こんにゃく、糸こんにゃく、結び昆布を先に入れ少し煮込んだ後、
その他の具材を入れ蓋をして約1時間ほど煮込む。
『コロッケ』
【材料】(8個分)
・じゃがいも 320g
・豚ひき肉 70g
・たまねぎ 1個
・卵 1個
・パン粉 40g
・薄力粉 大さじ3
・コンデンスミルク 大さじ3
・バター 小さじ2
・サラダ油 小さじ1
・塩 小さじ1/3
・揚げ油 適量
【作り方】
① たまねぎはみじん切りにする。
フライパンにサラダ油を加え熱し、たまねぎ、塩少々(分量外)を加えて炒める。
全体が薄く茶色になってきたら、バター、豚ひき肉を加え炒める。
肉に火が通ったら、ざるの下にボウルをかませたところに移して油を切っておく。
② じゃがいもは皮つきのまま、30分ほど蒸し(もしくは茹で)、熱いうちに皮をむいてボウルに入れ、すりこぎなどでなめらかになるまでつぶし、塩とコンデンスミルクを加え混ぜる。
③ ②に①の豚ひき肉とたまねぎを入れて全体を混ぜ、8等分にし、丸型に成形して薄力粉を全体にまぶす
④ 卵をボウルに割り入れ、③を浸して、パン粉をまぶす
⑤ 揚げ油で衣がきつね色になるまで揚げる
『柿入り小松菜の白和え』
【材料】(4人分)
・柿 1/3個
・小松菜 1束
・絹豆腐 200g
・白ねりごま 小さじ1
・塩 小さじ1/3
・薄口しょうゆ 小さじ1/3
【作り方】
① 絹豆腐は2枚重ねにしたキッチンペーパーで包み、重しをして1時間ほど水切りをする
② 小松菜は縦半分に切ってからよく洗い、鍋にお湯を沸騰させて塩少々(分量外)を加え、
茎の方から茹でる。
冷水にさらし、絞って水気を切り4cmの長さに切っておく。
③ 柿は皮をむいて小さめのイチョウ切りにする
- ④ ボウル(またはすり鉢)に絹豆腐を入れて、すりこぎでなめらかになるまで混ぜる。
- 白ねりごま、塩、薄口しょうゆを加え混ぜる。
さらに柿と小松菜を加えさっと全体を混ぜる。
『栗茶巾』
【材料】(10個分)
・栗(中サイズ) 15個
・粉砂糖 80g
【作り方】
- ① 鍋にたっぷりの水を入れて火にかけ、沸騰したら栗を入れて約40分間ゆでる
- ② 温かいうちに栗を半分に切り、スプーンで実をかき出す
- ③ 目の細かいざるなどで、木べらを使ってしっかりと裏ごしする
- ※栗が冷めると堅くなってしまうので、鍋から1個ずつ取り出しては、②~③を繰り返すようにする
④ ③が冷めたら、粉砂糖を加えて混ぜる
⑤ ラップに1/10量を置く
⑥ ラップで包み、口をギュッと絞る
2019/11/21|景丘の家・こども食堂