『第二回 ぐるりのにわの仲間たちにマッドパイを贈ろう』風間理紗/室礼家・ガーデンティーチャー フォトレポート
景丘の家のエディブルガーデンクラス「ぐるりのにわ」の3回目。
エディブルガーデンとは、野菜やハーブなど、食べられる植物を主として植えた庭のこと。
夏の暑さにも負けず、景丘の家のテラスですくすくと成長した大豆たちと、
種まきをした子どもたちの嬉しそうな対面からスタートしました。
今回は、ガーデンティーチャーである風間理紗さんと土のお話しと観察、
そしてマッドパイを作り“すべての生き物たちにマッドパイを贈ろう“の回です。
これを食べると元気になるよ、という食べ物を紹介しあってチェックイン。
生命の歴史の本を読みながら、みんなで土の歴史の旅に出ました。
土ってなにからできると思う?「石?」「砂!」「生き物死骸!」
生き物が死んじゃったあとにその死骸が土の栄養になり、それが砂と混ざって土になるよ、
という先生のお話しに耳を傾けていました。
その後はテラスに移動して、大豆の観察。
アリ、アブラムシ、お花、てんとう虫、きのこ、などなど大豆の周りに様々な生き物を発見。
アリとアブラムシの関係性など、自然の摂理はなんて面白いのでしょう。
大豆がほしい栄養ってなんだろう?
じつは、肥料を買って来なくても身近なものでつくることが出来ます。
土をこねてパイ生地を作り、そこにお花や葉っぱを摘んでトッピング。
途中雨が降ってもなんのその、ステキなパイを作りたい一心でお花や葉っぱを集めにいくみんな。
みんなが大豆のためにつくったマッドパイを並べたら、
まるでお供え物みたいに澄んだ空気をまとっていました。
完成後はみんなでお掃除もしっかりと。
お部屋に戻り、自分がつくったマッドパイのポイントを記録。
最後はみんなで気持ちのシェアをしました。
作ったマッドパイは大豆とその周りの生き物たちに贈りました。
大豆の収穫に向けて引き続きすくすく育ってくれますように。
次回は、10/27(日)「ぐるりのにわをつくろう~収穫と炒り豆づくり~」
フリープログラムで誰でも参加いただけます。
景丘の家の「ぐるりのにわ」で食べること、生きること、暮らすことについて考えてみませんか?
2024/09/29|アートスクール