おしらせ

12月22日『しめかざりワークショップ「鳥お飾りを作ろう」』ことほき フォトレポート

しめかざりは、新年に向けて古い年の災いを締め出し、新しい年の神様をお迎えするための目印として、家庭では玄関先などに飾られます。
今年最後のアートスクールは、「ことほき」の鈴木さんと安藤さんにしめなわかざりを教えていただきました。
お二人は、藁を綯うという一つの手作業で作られるしめ縄の造形の豊かさや、稲作や日本の文化、歴史に深く関わっていることの面白さに惹かれて、しめ縄プロジェクトを始められました。今では、しめ縄用に使う稲もご自身で、育てていらっしゃいます。稲穂が出る前に刈り取られ、きれいに乾燥されまだ青さが残る稲をもって来ていただいて、作りました。
みんなしめ飾りを作るのも、縄を綯うのも初めてでしたが、綺麗な縄からそれぞれ個性的な、鳥お飾りが出来上がりました。自分で作ったしめかざりを飾って、新しい気持ちで新年が迎えられそうですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019/12/26|アートスクール

12月15日『りんごぱん教室』希望のりんご・天方慎治 フォトレポート

東日大震災の時に、津波で大きな被害を受けた陸前高田のりんごを使って、おいしいりんごパンを作りました。
陸前高田の特産のりんごを使って、ジュースやりんごパンを作ってみんなに食べてもらうことで、復興のお手伝いをしている、「希望のりんご」のみなさんのご紹介で、北海道から大人気のパン屋さんの天方シェフが東京まで教えに来てくださいました。
北海道・十勝は日本で一番小麦を栽培しています。
その北海道産の2種類の小麦を使ったパン生地で、作りました。カスタードクリームとりんごをパン生地で包んだら、日ひなたに置いて少し休ませます。ふんわりふくらんだら、仕上げにチョコレートクリームでデコレーション。みんなそれぞれかわいく仕上がりました。
発酵をまっている時間に、スコーンも作りました。スコーンが焼けるのを待つ時間に、希望のりんごのお話、陸前高田での津波のお話を聞きました。そして、陸前高田から枝についたリりんごを送っていただき、枝からりんごをとる体験もしました。焼きたてのスコーンを食べながら、りんごパンの焼けるのを待つ時間には、パンクイズで楽しみました。
そして、お楽しみのりんごパンが焼けました!いい香り!自分で作ったりんごパン、とっても美味しそうですね。りんごが栽培されている土地のお話、震災、津波のお話も聞くことができて、充実のアートスクールになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019/12/19|アートスクール

12月7日『フレームにペーパーコードを張ってみよう!』カール・ハンセン&サン フォトレポート

今回は、神宮前にあるカール・ハンセン&サン フラッグシップ・ストア東京に伺って、職人さんから直接教えていただく、特別なワークショップです。
クリスマスの季節、もみの木が飾られた上質でシンプルなデザインの家具が並んだ店内は、ゆったりとした空気が流れています。
ペーパーコードとは、もともとは藁などを束ねるためなどに使われていた、紙で作られたロープです。
それをデンマークのデザイナー ハンスJ.ウェグナーが椅子の座面に使用しました。1950年に発表されたこの椅子はYチェアとよばれ、世界中で何世代にも渡り愛用されています。
ワークショップでは、専属の職人さんから、Yチェアの座面と同じ方法を教えていただきました。コードを張るフレームは、家具を作る時に出た端材を使って、ハンドメイドでこのワークショップのために作ってくださったものです。
本物の素材と技術を教えていただいたこどもたちは、集中してコード張りに取り組みました。実際の椅子にも張らせていただきて、まるで小さな職人さんのようです。
自然の素材を大切に使い、手仕事によるものづくりに触れさせていただいた大変貴重な機会になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019/12/12|アートスクール