日本の郷土ごはん vol.1『東京:深川めし』 フォトレポート
新年度になり、【日本の郷土ごはんシリーズ】がはじまりました!!
いろりを囲み、景丘の家のかまどで炊いたおいしいごはんをみんなでいただきます。
今日作るのは「東京:深川めし」
深川めしは、江戸時代に深川でたくさんのアサリが採れたことから、庶民たちの間で親しまれてきたご飯です。
炊き込みタイプではなく、ぶっかけタイプの漁師さんご用達のまかないごはんを作ります。
日本の料理といえば、特徴的なのが「出汁」。お吸い物の合わせ出汁をみんなでとりました。
昆布はお水からじっくり火を入れるのに対し、かつおぶしはさっと短い時間で仕上げます。湯気と一緒に漂うほっと安心するような香りに思わずみんなの顔もほころびます。
出汁をとった昆布やかつおぶしも無駄にすることなく佃煮やおいしいふりかけに大変身。
さぁそろそろ、かまどのご飯が炊けるころ。。。
食べる支度をみんなでしましょう!
今日の献立は、深川めし、お吸い物、たたききゅうりに、甘味は寒天。
お皿にそれぞれ盛り付けたら、みんなそろっていただきます!!
かまどで炊いたご飯と甘辛いお味噌の深川めしに、「おかわり!」の元気な声がたくさん聞こえてきました。「お腹いっぱい〜」と気持ちよくなってゴロンとしてしまう子も。笑
お腹がいっぱいなはずなのにデザートは別腹です。つるっとした寒天にあんこやみかんを添えました。
“みんなでつくって、みんなで食べる”
久しぶりにみんなといろりを囲んで食べるごはんは、何にも増しておいしい思い出となりました。
今月も大地を守る会をはじめ、たくさんの方々のご協力でこども食堂を開催することができました。
こどもたちの笑顔もたくさん見れました。心より感謝申し上げます。
2023/04/20|景丘の家・こども食堂