おしらせ

『整体的子育て入門~家庭でできる子どもの手当て~』山上亮/整体ボディワーカー フォトレポート

こどもの「からだ」に注目して、こどもの「こころ」に働きかける
山上亮先生の整体的子育ては、お母さんの気持ちがすっと楽になるヒントに溢れています。

五感を刺激して、からだを育てること。
触れてあげる、いっぱいさわる。心が満たされると、改善されることがある。すると経過がスムーズになる。

こどもの体調や振る舞いには、「注意を向けてほしい」とからだが発するメッセージがあるそうです。
そんなメッセージに気づいて、簡単にできるお手当を教えていただきました。

そして大人のからだがゆるむと気持ちもゆるみ、こどももリラックスするのだそう。
子育て中のからだは硬くしまりがち、お母さん自身のからだが健やかであることは、
子どもにとっても大事なことですね。

お手製ぬか温湿布も取り入れて、ぜひ日々にお手当の心持ちを
活かしていただけたら嬉しいです。

2025/03/21|アートスクール

『地球暦で暦を知る、自分史を刻む』濱口将成/地球暦ファシリテーター・ソラノマ学習塾代表 フォトレポート

太陽系の惑星の位置関係と、季節の移ろいがひと目でわかる円環のカレンダーが「地球暦」になります。
太陽のまわりを惑星がまわり、春から冬へと円が一周することで、一年が巡る。
宇宙の視点で見た一年間という時間経過を地球暦は表現しています。

春に命が芽吹き、成長の夏が来て秋になり、厳しい冬を越えてまた春が巡ってくる。
そんな一年の流れを円で捉えることで自分の辿った軌跡が見えやすくなり、次の一年の計画も立てやすくなります。

今回のアートスクールでは地球暦のワークシートと惑星を模したピンを使って自分が今いる宇宙の地点を天からの視点で確認し、2025年2月までのできごとや体験を地球暦上に書き込みました。

スマートフォンに撮り溜めた写真を振り返りながら、去年あんなこともあった、こんなこともしたと思い出す作業がみなさん思いの外おもしろいよう。
まるでアルバムを一緒に眺めながら思い出話をしているようでした。
実際に書き込み始めると、思っているよりも短期間にたくさんの出来事があったことに気づきます。
文字の色を変えたり、色を塗ってみたり、イラストを描いてみたり。
人それぞれの人生をうつした地球暦ができました。

秒速30kmで太陽のまわりを一周する地球。
2025年の春分点は、3月20日の18時01分です!
みなさま、どうぞよい春分をお迎えください。

 

2025/03/20|アートスクール

『土を砕いて、形を作ろう!』西山彩子/土器作り体験教室土の子講師 フォトレポート

本日は、東京・西尾久で土器作りの体験教室「土の子」のお店を営む西山さんを講師に土を砕いて形をつくるワークショップを開催しました。

最初のステップは、土を木槌で砕くことから。
景丘の家の2階のベランダで、春を感じられる暖かい天気の中、
みんな、一生懸命に木槌を振り下ろし、土を細かく砕いていきます。
力を込めて大胆に土を砕く子、優しく小さく叩いて砕く子、土を砕く作業だけでも、それぞれの個性が見えてきます。

次に、その砕いた土をふるいにかけ、細かい土を取り出していきます。
「これ、幼稚園でやったことあるー」と嬉しそうに話す子や、
「ケーキつくっているみたい」とにこにこしながら作業する子もいて、
みんなそれぞれに工程を楽しんでいるのが印象的でした。

その後はお部屋に戻り、取り出した細かい土に水を加えていきます。
水を少しずつ入れていくと、土がだんだんと柔らかくなっていきます。
「早く手を洗いたい〜」と、どろどろの手を見て嫌がる子もいましたが
手のひらでこねていき、きれいな泥団子ができてくると顔がほころんでいきます。
「きれいにできた!」と嬉しそうな表情!

その後は、泥団子に土粘土を加えて、形作りしやすいように混ぜていきます。
今回の講座で使用した土は、埼玉のSOU FARMさんの畑で、西山さんが自ら採取してきたもの。
土粘土と匂いを比べてみると、畑の土からはしっかりと土の匂いが感じられました。
そして、土の準備が整うと、いよいよ自由に形作りが始まります。
みんな思い思いに自由に形を作っていきます。
途中で先生がコップや埴輪の作り方を教えてくださると、それを参考にしてオリジナルのコップや埴輪を作る子もいました。

コップの形や埴輪の顔の表情など、ひとりひとりの個性が光るユニークな作品が次々と生まれていきます。お家から持ってきた宝石を押し当てて模様をつける子もいました。
初めは何を作ろうか思い浮かばず手があまり動いていなかった子も
丸めたり、潰したり、お話ししていく間にアイデアが膨らんで、
気づけは、各々が夢中になって作品作りに取り組んでいました。

自分の手で土を砕くところから、自分の手で形を作るところまで。
子どもたちにとって、つくることの楽しさを存分に感じられた一日になったのではないでしょうか?
土と触れ合うことで、自然とのつながりを感じながら、創造力を広げていくことができた、貴重な時間でした。

2025/03/02|アートスクール