『TCAダイナソーミュージアムツアー』学校法人滋慶学園 TCA東京ECO動物海洋専門学校 博物館・恐竜自然史専攻 フォトレポート
今回はTCA東京ECO動物海洋専門学校に併設する博物館へのダイナソーツアーに参加しました。
この企画は、将来、博物館や科学館などの施設で学芸員として活躍する学生たちが、こども達を迎えて恐竜の進化や地球環境について、楽しく分かりやすく説明しツアーをアテンドする産学連携のプログラムです。
学生の皆さんにお出迎えされて入口を入ると、すぐそばにアクロカントサウルスの大きな化石標本が!
ワクワクした表情を浮かべながら恐竜が大好きな子どもたちが集まってきます。
まずは地下1階、空間の中でも圧倒的な存在感を放つのは、巨大なアクロカントサウルスの化石標本。
ティラノサウルスやプテラノドンの骨格模型も間近で見られ、興味津々のこども達。
アースラボと言う、生命の始まりから人類誕生までの標本を展示した部屋では、冥王代から新生代の各時代の代表的な標本を見学することが出来ます。用意されたクイズの答えを探しに、こどもたちは真剣になって部屋を回ります。さまざまな質問や疑問にも、学生さんたちが優しく、分かりやすく答えてくれました。
2階では爬虫類ショーが大盛り上がり!
恐竜のことだけではなく、進化をたどってきた生き物たちからサイエンスとして恐竜を知る時間。
珍しい爬虫類たちとのふれあいタイムでは、ヘビに触れたり、サバンナモニタを観察したりしました。
普段なかなか触れ合えない生き物と間近で接することができて、みんなとても楽しそうでした。
最後は3階で琥珀の発掘体験。
琥珀とは、樹木の樹脂が土砂などに埋もれて化石化したもの。
恐竜が生きていた時代のものであろう砂に心が躍り、みんな、真剣な表情で琥珀を探していきます。
UVライトの光を当てると、琥珀だけがキラキラと光出します。その様子はまるで宝探し!
最後はお気に入りの琥珀を3つ選び、お持ち帰り。
大事そうに持って帰るこども達の姿が印象的でした。
恐竜や古代生物の世界に引き込まれ、楽しい時間もあっという間。
ツアーが終わると、校長先生から修了証の授与がありました。
恐竜だけでなく、進化の歴史や地球のことにも触れたこのダイナソーツアーを終えて、こども達も誇らしげ。
大好きな恐竜のことはもちろん、恐竜に関して様々な角度から学び続ける学生のみなさんの姿は、子どもたちにとっても大人にとっても、忘れられない素晴らしい体験になったのではないでしょうか。
2024/11/24|アートスクール