5月13日(月) 朝日新聞朝刊に「景丘の家」の茅葺きが紹介されました
神戸市を拠点に活動し、景丘の家の茅葺きも手がけていただいた相良 育弥さんは、守り受け継いでいくものだった茅葺きに、装飾としての魅力を伝えるという新しい風を吹き込まれています。
「茅葺きは建設業ではあるが、産業廃棄物が出ないことが何よりの魅力」と相良さんはおっしゃいます。近年、欧州では茅葺きが未来の建築資材として復活しており、日本でも再び注目を集めているそう。
茅は燃えやすく、建築基準法の定めでは市街地では使えないのが現状ではありますが、景丘の家の茅葺きのように、装飾として私たちの生活に溶け込んでいくこともまた、日本の伝統でもある茅葺きを次の世代に受け継いでいくことのおもしろさだと感じました。
記事を読んでいると、幼い頃両親に連れられ、何度となく訪ねていた岐阜や富山にある白川郷。その茅葺き屋根の集落を目にする度に、そこで生活する人たちの強さとたくましさを、幼な心に深く感じた記憶が蘇りました。
2019/05/15|その他