おしらせ

1/20『端材をリサイクル!金属を溶かしてみよう』佐々木圭奈/serial numberデザイナー フォトレポート

『リサイクルメタル』という言葉を耳にしたことはありますか?
地球上にあるシルバーは『140万トン』。すでに『110万トン』ものシルバーが採掘されています。
このままだと2040~50年には地球上のすべてのシルバーが採掘されてしまうと、講師の佐々木さんは教えてくださいました。
そのため、アクセサリーを作るときに出た端材や一度使用された金属を溶かして再利用する動きが近年注目されているといいます。

今日は、バーナーでシルバーを溶かし金属がリサイクルされる過程を見てみます。

佐々木さんの用意してくださった端材には様々な形があり、そこから3~5グラム程度を選び取ります。

いざ、
バーナーを佐々木さんと一緒ににぎり、点火。

固形だったシルバーが、赤く光り、さらさらとした液体に変化していきます。
間近で体験したこどもたちは。「こわかった、、」と緊張しながらも、金属が溶けていく様子に釘付けでした。

丸く固まったシルバーを叩いて磨き、刻印をいれていきます。
刻印はコツを掴むまで端材で練習。みんな真剣そのものです。
キン、キン、キン、と甲高い音が部屋に響き渡ります。

最後は佐々木さんに丸い金具を取り付けてもらい、仕上げに金ブラシで磨いたら完成です。

さっきまでいろんな形をしていたシルバーは、新しく生まれ変わりました。私たちの身の回りにある金属もこうして溶かして形作られています。
普段見えなかったことも、自分でやってみると過程や素材を知る機会になりますね。

今日作った作品は、それぞれに味のある素敵な作品にできあがりました。
どこかにつけて今日のことをときどき思い出してくれたら嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024/01/20|アートスクール