おしらせ

12/18『「かじがら」って何?! むすんで、つないで、何ができる?』西村優子(紙の造形作家)と「かじがらプロジェクト」 フォトレポート

「かじがら」を知っていますか?
紙の原料となる楮(こうぞ)。この皮を剥ぐと中から白い幹が出てきます。これが「かじがら」です。

紙に使うのは皮の部分だけなので、どうしても残ってしまうかじがらは「肥料にしたり、焚きつけに使ったりされている」と教えていただきました。そして、そのほかにもまだまだ使えることがあるのでは?と西村さん。

触ってみるとすべすべの「かじがら」は白くてとっても綺麗。
剥いだ皮はがさがさしていて、硬くゴワゴワしています。
まずは手を動かし、試して、直すの繰り返し。皮は水に浸すと柔らかくなり扱いやすくなりました。

さて、むすんで、つないで、何ができたかな?
みんなが入れるお家と、背の高いクリスマスツリー。どちらもとっても素敵。

最後に、今日使った材料と似たものでお家をつくってしまうアフリカの方の映像も見せていただきました。「かじがらで何ができるかな?」とさらに想像が膨らみます。

手を動かしできた、結び目と、かじがらの線でつないでできた、やわらかな形。
みんなの想像がぴょんと飛び出してきて、私たちの目の前にあらわれたようでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2022/12/18|アートスクール