おしらせ

【ご利用案内】開館およびご利用時間と3Fの入れ替え制について

いつも景丘の家をご利用いただきありがとうございます。
開館およびご利用時間は、曜日やフロアにより異なっております。
また、4月より、木〜土曜の開館時間を変更いたしました。

お越しになる際は、WEB、SNS等の最新情報もあわせてご確認のうえご来館くださいませ。

 

▶︎開館時間
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火曜・水曜 11:00〜19:00
木曜・金曜 11:00〜21:00
土曜    10:00〜21:00
日曜・祝日 10:00〜18:00<

*小学生以下の利用は18:00まで
*未就学児のご利用には保護者の付き添いが必要です。

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▶︎3Fおやこフロア・B1プレイフロアご利用時間
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火曜~金曜 11:00~18:00
土日・祝日 10:00~17:00

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・3Fおやこフロアのご利用は、事前予約なしの1時間入れ替え制となります。

・ご来館後、1F受付にお越しいただき整理券でのご案内となります。
・ご利用は渋谷区民優先です。
・混み合う際、区外の方はお待ちいただく場合がございます。

フロアが混み合う場合や安全が確保できないと判断される場合、乳幼児のご利用を優先とさせていただき、幼稚園生とその保護者の方にはB1プレイフロア等のご利用をお願いする場合がございます。予めご了承ください。

 

▶︎ルームレンタル夜間枠の追加

また、開館時間の変更に伴い、「ルームレンタル」に夜間の枠を追加しました。
ご利用には、これまで通り団体登録が必要です。ルームレンタルページよりご確認ください。

*19時以降のスタジオの利用は楽器の演奏や歌唱等のご利用不可

 

2024/11/25|その他

『TCAダイナソーミュージアムツアー』学校法人滋慶学園 TCA東京ECO動物海洋専門学校 博物館・恐竜自然史専攻 フォトレポート

今回はTCA東京ECO動物海洋専門学校に併設する博物館へのダイナソーツアーに参加しました。

この企画は、将来、博物館や科学館などの施設で学芸員として活躍する学生たちが、こども達を迎えて恐竜の進化や地球環境について、楽しく分かりやすく説明しツアーをアテンドする産学連携のプログラムです。

学生の皆さんにお出迎えされて入口を入ると、すぐそばにアクロカントサウルスの大きな化石標本が!
ワクワクした表情を浮かべながら恐竜が大好きな子どもたちが集まってきます。

まずは地下1階、空間の中でも圧倒的な存在感を放つのは、巨大なアクロカントサウルスの化石標本。
ティラノサウルスやプテラノドンの骨格模型も間近で見られ、興味津々のこども達。
アースラボと言う、生命の始まりから人類誕生までの標本を展示した部屋では、冥王代から新生代の各時代の代表的な標本を見学することが出来ます。用意されたクイズの答えを探しに、こどもたちは真剣になって部屋を回ります。さまざまな質問や疑問にも、学生さんたちが優しく、分かりやすく答えてくれました。

2階では爬虫類ショーが大盛り上がり!
恐竜のことだけではなく、進化をたどってきた生き物たちからサイエンスとして恐竜を知る時間。
珍しい爬虫類たちとのふれあいタイムでは、ヘビに触れたり、サバンナモニタを観察したりしました。
普段なかなか触れ合えない生き物と間近で接することができて、みんなとても楽しそうでした。

最後は3階で琥珀の発掘体験。
琥珀とは、樹木の樹脂が土砂などに埋もれて化石化したもの。
恐竜が生きていた時代のものであろう砂に心が躍り、みんな、真剣な表情で琥珀を探していきます。
UVライトの光を当てると、琥珀だけがキラキラと光出します。その様子はまるで宝探し!
最後はお気に入りの琥珀を3つ選び、お持ち帰り。
大事そうに持って帰るこども達の姿が印象的でした。

恐竜や古代生物の世界に引き込まれ、楽しい時間もあっという間。
ツアーが終わると、校長先生から修了証の授与がありました。
恐竜だけでなく、進化の歴史や地球のことにも触れたこのダイナソーツアーを終えて、こども達も誇らしげ。
大好きな恐竜のことはもちろん、恐竜に関して様々な角度から学び続ける学生のみなさんの姿は、子どもたちにとっても大人にとっても、忘れられない素晴らしい体験になったのではないでしょうか。

2024/11/24|アートスクール

日本の郷土ごはん vol.20『埼玉:ゼリーフライ』フォトレポート

伝統的な郷土料理をみんなでつくり、各地を旅する気分でおいしくいただく「景丘の家こども食堂」。
今回は埼玉県の「ゼリーフライ」「かて飯」「呉汁」をつくりました。

「ゼリーフライ」は、埼玉県行田市の名物。小判のような形から「銭フライ」と呼ばれていたものが、やがて銭→ゼリーに変化したと言われています。じゃがいもをおからや野菜と混ぜ、形を整えて揚げてからソースをからめます。お肉を使わないのにボリュームがあり、こどもも大好きな味です。

「かて飯」は農村で生まれた郷土料理。元々は、お米が貴重だった時代に野菜や雑穀を混ぜてかさ増しした「節約ご飯」だったそう。今回のこども食堂では、炊きたてご飯に人参、大根、油揚げなどを混ぜこみ、ボリュームたっぷりに仕上げました

「呉汁(ごじる)」は、すりつぶした大豆(=呉)を加えた、なんだか懐かしくなるような優しい味わいが特徴です。季節の野菜もたくさん入るので、栄養満点ですね!

こどもたちは今日も大忙し。人参、大根、椎茸、油揚げなどを、教わった通りの形に包丁で切ったり、ゼリーフライをひとつずつ「銭」の形になるように両手で整えたり、お鍋の中で野菜をグツグツ煮込んだり。各工程で“自分の成長”や“新しい発見”を楽しみながら、作業を進めていきました。

さぁ、かまどのご飯も炊きあがりました。かて飯の具材を混ぜ込んだら、みんなで配膳。そして、湯気の立つできたて料理を前に、元気に「いただきます!」。
今日の料理はお肉を使っていませんが、大人もこどもも大満足の美味しさ。たくさんの笑顔と「おいしい!」に出会うことができました。

“みんなでつくって、みんなで食べる。”
「大地を守る会」をはじめ、たくさんの方々のご協力で今月も楽しくこども食堂を開催することができました。心より感謝申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024/11/24|景丘の家・こども食堂

『秋のお散歩ポシェットづくり』鈴木千晶/手芸作家 フォトレポート

過ごしやすい気候でイベントも多く、おでかけの楽しい秋。
手芸作家の鈴木千晶さんをお迎えして、大人の手芸講座「秋のお散歩ポシェットづくり」を開催しました。

ミシンの経験も、用途も様々で、自由なお裁縫のひとり時間。
少人数での丁寧なサポートのもと、それぞれに工夫を凝らしたお気に入りのポシェットが出来上がりました。

まずはじめは、布の組み合わせから。テーブルいっぱいに並んだたくさんの素敵な色・素材の中から、完成イメージを想像し選んでいきます。
使う人やシーンを思い浮かべたり、相談をしたりしながら、いく通りも試す組み合わせ。裏表上下の布だけでなく、タグ、ステッチの糸、装飾まで、1つに絞り込むのはなかなか簡単ではありませんが、この組み合わせが最も大変で、最も楽しいポイントの一つです。

これ!と決めた布をカットしてもらったら、作業開始。
型紙に合わせて整えて、アイロンで接着芯をつけていきます。
裏表を間違えないように、手順や仕組みを確認しながら慎重に重ねます。

この後のステッチや装飾などは思い思いに異なり、進み具合もそれぞれ。
質問をしたり、おしゃべりをしたり、集中したり、自分のペースで仕上げていきます。

開始から3時間。いよいよ最後のミシンがけです。
全体を一つに縫い合わせる作業は一番緊張感があり、みなさんの眼差しも真剣。
ひっくり返して魔法のようにポシェットの姿が現れると、達成感のある素敵な笑顔が溢れていました。

出来上がったら、ポシェットを見せ合って和やかなおしゃべりタイム。
同じ形のポシェットでも印象は全然違い、お一人お一人の雰囲気にピッタリお似合いでした。

もうすぐ歩く娘さんへ、大きくなった娘さんと一緒に、ママのお出かけ用に、仕事の現場用に。
みなさんの毎日に優しく寄り添う、かわいいお出かけのお供になってくれたら嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024/10/27|アートスクール

日本の郷土ごはん vol.19『山口:つしま』フォトレポート

伝統的な郷土料理をみんなでつくり、各地を旅する気分でおいしくいただく「景丘の家こども食堂」。
今回は山口県の「つしま」「ちしゃなます」「柏椀(かしわん)」をつくりました。

「つしま」は東南部・周南地域に伝わる豆腐料理。
一見すると白和えのようですが、最初に豆腐を炒って使うので炒り豆腐に近い食感です。豆腐と具材のそれぞれを冷ましておき、最後に和えて仕上げるのが「つしま」の特徴。お豆腐を美味しく味わえる郷土料理として愛されています。

「ちしゃなます」は、在来野菜である「ちしゃ」を酢味噌でいただく、さっぱりとしたサラダです。
しらすや酢じめの魚などを一緒に和えることが多いそうですが、景丘の家では昔ながらのつくり方に挑戦。いりこの頭とはらわたを丁寧に取ってからパリパリになるまで煎り、粉末状にして使いました!

「柏椀」は、ハレの日の汁もの。
色々な具材を別々に用意してからお椀に盛り、秋深まる本日は温かいお汁で味わいました。

こどもたちの作業は今日も盛りだくさん。
サニーレタスを食べやすい大きさにちぎり、ゆで卵の殻をむいたかと思えば、ササミをそぎ切りしたり、野菜を程良い大きさに切ったり。茹でたり炒めたり、和えたり盛り付けたり。仕上げの行程も、みんなで協力して頑張りました。
「お料理って、やることがたくさんあるんだね」と笑顔で話してくれる子も。
これからは、おうちでのお手伝いももっと上手にできるはず!!

いつものようにいい匂いが充満して、「おなかすいた」「早く食べたい」とワクワクのこどもたち。

かまど飯も炊きあがりましたよ。みんなでいろりを囲んで、いただきます!
本日も素敵な笑顔と「おいしい!」の声に出会うことができました。

みんなでつくって、みんなで食べる。
「大地を守る会」をはじめ、たくさんの方々のご協力で今月も楽しくこども食堂を開催できました。
心より感謝申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024/10/26|景丘の家・こども食堂