おしらせ

【ご利用案内】開館およびご利用時間と3Fの入れ替え制について

いつも景丘の家をご利用いただきありがとうございます。
開館およびご利用時間は、曜日やフロアにより異なっております。
また、4月より、木〜土曜の開館時間を変更いたしました。

お越しになる際は、WEB、SNS等の最新情報もあわせてご確認のうえご来館くださいませ。

 

▶︎開館時間
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火曜・水曜 11:00〜19:00
木曜・金曜 11:00〜21:00
土曜    10:00〜21:00
日曜・祝日 10:00〜18:00<

*小学生以下の利用は18:00まで
*未就学児のご利用には保護者の付き添いが必要です。

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▶︎3Fおやこフロア・B1プレイフロアご利用時間
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火曜~金曜 11:00~18:00
土日・祝日 10:00~17:00

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・3Fおやこフロアのご利用は、事前予約なしの1時間入れ替え制となります。

・ご来館後、1F受付にお越しいただき整理券でのご案内となります。
・ご利用は渋谷区民優先です。
・混み合う際、区外の方はお待ちいただく場合がございます。

フロアが混み合う場合や安全が確保できないと判断される場合、乳幼児のご利用を優先とさせていただき、幼稚園生とその保護者の方にはB1プレイフロア等のご利用をお願いする場合がございます。予めご了承ください。

 

▶︎ルームレンタル夜間枠の追加

また、開館時間の変更に伴い、「ルームレンタル」に夜間の枠を追加しました。
ご利用には、これまで通り団体登録が必要です。ルームレンタルページよりご確認ください。

*19時以降のスタジオの利用は楽器の演奏や歌唱等のご利用不可

 

2025/03/21|その他

日本の郷土ごはん vol.24『岐阜:鶏(けい)ちゃん』フォトレポート

伝統的な郷土料理をみんなでつくり、各地を旅する気分でおいしくいただく「景丘の家 こども食堂」。

今回は岐阜県の「鶏(けい)ちゃん」と「漬け物ステーキ」をつくりました。

「鶏ちゃん」は、岐阜県の山間部で「山中でも手軽に栄養をとれるように」と考案された家庭料理。
地元のスーパーでは「鶏ちゃん用」の味付け肉が売られているほど親しまれているのだとか!

こどもたちは、野菜を切る作業からスタート。
量が多いのでなかなか大変ですが、「たくさん切りたいから嬉しい」「上手になってきた!」と、楽しみながら切っていきます。
下味をつけた鶏肉とカットした野菜をフライパンで豪快に炒めると、「味噌の匂いがすごく美味しそう!」と、お腹がすいてきました。

「漬け物ステーキ」は、特に飛騨地方でよく食べられるシンプルな一品。
白菜漬けをバターで炒めて卵でとじ、仕上げにかつおぶしをふりかけるだけの簡単料理ですが、バターのコクと漬け物の酸味が絶妙なバランスです。
卵を加えてふんわり仕上げ、最後にかつおぶしを散らして完成です!

普段はそのまま味わう漬け物を加熱することで、想像以上のおいしさを楽しめます。

さらに、今日は「油揚げとお豆腐の味噌汁」もつくりました。
味噌を溶く作業に初挑戦した子も多く、「お味噌汁ってこうやってつくるんだ」と興味津々でした。

すべての料理が完成し、かまどごはんもふっくら炊きあがりました。
みんなで協力して食卓を整えたら、いろりを囲んで「いただきます!」。

「鶏ちゃんはご飯が進むね」「漬け物って炒めるとこんなに美味しいんだ!」と、それぞれの料理の味わいを楽しみながら、にぎやかな食事の時間を過ごしました。

 

“みんなでつくって、みんなで食べる。”

岐阜の山の恵みと食文化を感じる郷土料理を通して、こどもたちと素敵な時間を共有することができました。

「大地を守る会」をはじめ、たくさんの方々のご協力で、今月も楽しくこども食堂を開催することができました。心より感謝申し上げます。

 

2025/03/21|景丘の家・こども食堂

日本の郷土ごはん vol.23『茨城:かぼちゃのいとこ煮』フォトレポート

伝統的な郷土料理をみんなでつくり、各地を旅する気分でおいしくいただく「景丘の家こども食堂」。
今回は茨城県の郷土料理をテーマに、「かぼちゃのいとこ煮」「煮合い」「こんこん汁」の3品をつくりました。

「かぼちゃのいとこ煮」は、日本各地で親しまれている郷土料理ですが、茨城では特に冬至の定番行事食として県全域で食べられています。「いとこ煮」の名前の由来には諸説あり、「材料を追い追い(おいおい)煮る」=「甥甥(おいおい)」からきたという説や、豆とかぼちゃが「いとこ(遠い親戚)」のような関係だから、とも言われています。
スタッフが前日から丁寧に炊いておいたあんこを使い、こどもたちが煮込んだホクホクのかぼちゃと一緒に仕上げました。

「煮合い」は、根菜がたっぷりの煮物です。寒い季節にぴったりの、しっかりと味が染み込んだ一品。こどもたちは、にんじんをマッチ棒くらいの大きさに切りそろえたり、れんこんを薄切りにしたりと、包丁を使いこなす作業にもたくさん挑戦しました。
えのきや油揚げも均等に切りそろえ、具材の旨味をしっかりと引き出していきます。
「いい匂いがしてきたね!」と、湯気の立つお鍋をのぞき込みながら、出来上がりを楽しみにするこどもたちです。

すりおろしたれんこんを加えた、こんこん汁。れんこんの産地として有名な茨城らしい汁物で、名前の「こんこん」には、れんこん(こん)をたっぷり使っていること、また風邪をひいたときに食べると「咳がこんこんと治まる」といった意味も込められているそう。今回は、しめじとえのきも入れて栄養満点。こどもたちが丁寧に味噌を溶いて仕上げてくれました。
かまど飯も炊きあがり、おいしそうな湯気が立ち上ります。
さぁ、みんなで協力して食卓を整えたら、いろりを囲んで「いただきます!」
温かい料理が目の前に並び、「れんこんがシャキシャキしてる!」「かぼちゃとあんこが甘くて美味しい」「こんこん汁はとろっとしていて優しくて、体が温まるね!」と、それぞれにおかわりが続出。にぎやかな夜が、笑顔とともに過ぎていきました。

 

“みんなでつくって、みんなで食べる”

茨城の食材の魅力が詰まった郷土料理を通して、こどもたちと素敵な時間を過ごすことができました。
「大地を守る会」をはじめ、たくさんの方々のご協力で今月も楽しくこども食堂を開催することができました。心より感謝申し上げます。

 

 

 

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今回、株式会社ジャックスさんより、こどもたちのためにお菓子の寄付をいただきました。心より感謝申し上げます!

 

2025/02/27|景丘の家・こども食堂

日本の郷土ごはん vol.22『北海道:鮭のチャンチャン焼き』フォトレポート

伝統的な郷土料理をみんなでつくり、各地を旅する気分でおいしくいただく「景丘の家こども食堂」。

今回のテーマは北海道。「鮭のチャンチャン焼き」「甘納豆入り赤飯」「いも団子汁」の3品を作りました。

「鮭のチャンチャン焼き」は、北海道の漁師町で親しまれてきた郷土料理。鮭の切り身と野菜を味噌ダレで蒸し焼きにする、豪快かつ栄養満点の一品です。鮭と同様に欠かせないキャベツはこどもたちに手でたくさんちぎってもらいました。こうすると断面がざらざらして味が染み込みやすくなるのです。
キャベツ以外にも、いろいろな野菜がたっぷり入ります。 フライパンに鮭と野菜を詰め込むと、最初は「フタが閉まらないんじゃない?」と心配する子がいたほど具だくさん。火が入って少しずつしんなりしていく様子を見ながら、「お味噌のいい匂いがしてきたね!」と、みんなワクワク顔でした。

「いも団子汁」は、じゃがいもの生地を手でぎゅっぎゅっと握って団子を成形。作業が進むにつれ、「こんな形でいいかな?」と笑顔で話すようになり、最後には“井戸端会議“をしながら楽しそうに手を動かす子たちも。
大量の根菜も包丁で丁寧に切り終わり、煮る行程では、まず野菜をしっかり煮込み、最後にいも団子を加えて仕上げます。もちもちの団子が入った熱々のいも団子汁が完成しました!

「甘納豆入り赤飯」は、北海道ならではの特別なお赤飯。もち米とうるち米を合わせてほんのりピンク色に炊きあげ、甘納豆を和えて作ります。優しい甘さとごま塩の塩気が絶妙にマッチしていて、見た目も味も楽しめる一品です。お好みで紅生姜やごま塩を添えていただきましょう。

3品がそろったら、みんなで協力してにぎやかに配膳を済ませ、いろりを囲んで「いただきます!」。

“みんなでつくって、みんなで食べる。”
北海道の自然と食文化を感じられる料理を通じて、こどもたちと素敵な時間を共有することができました。
ぜひ、お家でも作ってみてくださいね。

「大地を守る会」をはじめ、たくさんの方々のご協力で、今月も楽しくこども食堂を開催することができました。
心より感謝申し上げます。
 

2025/01/30|景丘の家・こども食堂

日本の郷土ごはん vol.21『栃木:ばっとう汁』フォトレポート

伝統的な郷土料理をみんなでつくり、各地を旅する気分でおいしくいただく「景丘の家こども食堂」。
年内最後となる今回は、栃木県です。
名物の「ばっとう汁」「茄子とインゲンの油味噌」「干瓢(かんぴょう)のごま酢あえ」を作りました。

「ばっとう汁」は栃木県北部の郷土料理。「小麦粉の生地をばっと引っ張って切る」動作から、ばっとう汁と呼ばれています。農村地域で手軽に作れる主食として親しまれてきました。
さぁ、まずは「ばっとう」作りに挑戦です。
しっかり練って寝かせておいた生地を、手でちぎっていきます。最初は「むずかしい!」と言っていた子も、少しずつコツをつかんで楽しそうに頑張ってくれました。
この「ばっとう」をたっぷりの野菜や豚肉と一緒に煮込み、栄養満点の温かい汁物に仕上げます。

次は茄子とインゲンを切ります。「こんなに切ったの、初めて!」と言いながら、丁寧に作業を進めるこどもたち。だしや味噌を加えて炒め煮たら、なんとも良い香り。お腹がすいてきました!

栃木県が全国一の生産量を誇る干瓢を使ったさっぱりとした副菜は、干瓢に千切りの野菜と油揚げを和えます。調味料とをしっかり混ぜ合わせたら、全3品が完成です!

かまどで炊いたご飯もふっくら炊きあがり。温かい空気に包まれながら、みんな揃って「いただきます!」

“みんなでつくって、みんなで食べる。”
「大地を守る会」をはじめ、たくさんの方々のご協力で今年も楽しくこども食堂を開催することができました。心より感謝申し上げます。

 

 

 

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今年もこのメンバーで「景丘の家・こども食堂」を走り切ることができました!
いつも細やかにサポートくださるボランティアさんたちに心からの感謝を。

2024/12/22|景丘の家・こども食堂