おしらせ

『みんなでからだケア』増田晴菜

家族みんなでできるセルフケアを学びましょう!
こどもにはもちろん、ママやパパ、おじいちゃんおばあちゃんにとっても、
家族でできるスキンシップはいちばんの健康法。

おうちでできるセルフケアを「景丘の家」スタッフ・増田晴菜(はるな)がご紹介します!

*参加無料、先着順(開始30分前から受付いたします)
*状況により、開催延期または形態を変えての開催となる場合がございますのでご了承ください。

2023/01/26|

【旧暦】伝承行事展示
『旧暦で行事をやってみる ~ コト八日 ~』下中菜穂

みなさんは、「旧暦(きゅうれき)」という言葉を知っていますか?

実は150年ほど前の江戸時代までは、今私たちが使っているカレンダー(新暦)とは違う暦(こよみ)が使われていました。これを「旧暦」と呼びます。この暦は月の満ち欠けに合わせて、新月が1日、満月が15日となるように工夫されていました。
人々の暮らしや行事は、長い間この暦に合わせて組み立てられてきました。

明治になって突然、これを太陽の動きにあわせた暦に変えることになりました。
なんと、その年は約1ヶ月も早くお正月が来てしまったのです。当時の人々はさぞびっくりしたでしょうね。それ以来、季節に合わせて行ってきた行事を本来とは違う日にやることになったのです。その混乱ぶりはどれほどだったか想像してみてください。
この出来事によって、意味がよくわからなくなってしまった行事もたくさんあります。
改めて旧暦に合わせて「やってみる」ことで、本当の行事の姿を探ってみましょう。

***

12月8日と2月8日。
この二日のことを「コト八日」といいます。
この日には様々な不思議な風習が各地で行われてきました。
多くの場所で行われてきたのが、高い竹竿を立てて、そこにカゴを掲げるというもの。
なぜ、そんなことをするの?
その答えは地方によっていろいろです。
ダイマナコ(大眼)とか、メヒトツコゾウ(目一つ小僧)、ミカワリバアサンとかがこの夜やってくるので、
たくさんの網「目」がある、カゴを掲げて追い払うのだというところ。
カゴを立てるコトの他にも、尖った柊の葉などを添えるところ。
ぼた餅やとろろを食べたり、ニンニクや唐辛子を飾るところ。
子供たちがサザエの殻を引っ張って歩いたり、
鉦や太鼓を叩きながら「コトの神」を村外れまで連れて行って捨ててくるところ。

実にさまざまですが、この夜「何か」がやってくると考えられているのは同じです。
はたしてこの夜やってくるのは、妖怪なのか?それとも神様?

目の多いカゴをを高く掲げるのは、カゴを太陽とその光に見立て、
弱まった冬の太陽の力の復活を願ったものだという説もあります。
なるほど、冬至の前後そして、もうすぐ春!のころに行われる行事ですものね。

みなさんも一緒に考えてみませんか。

2023/01/26|

『ビービーダービーをつくろう!』井本幸恵

身近な機械のほとんどに入っているモーター。
モーターが占める全体の電力消費量は50%にものぼると言われています。

今回は、モーターから得られる振動を使って、動物たちがレースする『ビービーダービー』を作ります。
それぞれに自分の動物を作って競争しよう。体の大きさ、足の長さや角度で勝敗が変わる!?

*参加無料、先着順(開始30分前から受付いたします)

2023/01/26|

『結んでみる』景丘の家

いよいよ形になってきた結んだはぎれたち。
みんなで協力してタペストリーを進めます。

予約不要ですので、直接足をお運びください。

■景丘の家SPECIALMONTH  展示『結ぶ』関連フリープログラムです。

はぎれのご提供:homspunminä perhonen

2023/01/26|

【旧暦】伝承行事展示
『旧暦で行事をやってみる ~ 小正月 ~』下中菜穂

みなさんは、「旧暦(きゅうれき)」という言葉を知っていますか?

実は150年ほど前の江戸時代までは、今私たちが使っているカレンダー(新暦)とは違う暦(こよみ)が使われていました。これを「旧暦」と呼びます。この暦は月の満ち欠けに合わせて、新月が1日、満月が15日となるように工夫されていました。
人々の暮らしや行事は、長い間この暦に合わせて組み立てられてきました。

明治になって突然、これを太陽の動きにあわせた暦に変えることになりました。
なんと、その年は約1ヶ月も早くお正月が来てしまったのです。当時の人々はさぞびっくりしたでしょうね。それ以来、季節に合わせて行ってきた行事を本来とは違う日にやることになったのです。その混乱ぶりはどれほどだったか想像してみてください。
この出来事によって、意味がよくわからなくなってしまった行事もたくさんあります。
改めて旧暦に合わせて「やってみる」ことで、本当の行事の姿を探ってみましょう。

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お正月を過ぎ、新しい年の暦もだいぶ進んできました。
ところが、少し前まで日本では約1ヶ月遅れの今頃が新年でした。
今でもお隣の国、韓国や中国は新しい暦を使いつつも、新年のお祝いは旧暦通り。この時期に新年を祝います。
お正月のことを「新春」といいますが、これも立春の前後、春の兆しが濃くなるこの時期にこそふさわしい言葉ですね。

日本では古くから1月1日の元日を中心した「正月(大正月)」だけでなく、
1月15日を中心とした「小正月」があり、それぞれ異なる行事をしてきました。
「小正月」は豊作を祈る「ツクリモノ」や「削り花」「繭玉」「団子の木」などを飾ったり、
その年の農作物の出来を占う「粥占い」や「豆占い」をします。
1年の農作業の真似をする「庭田植え」や、実のなる木に小豆粥をあげ、傷をつける真似をする「成木責め」など
面白い風習がたくさんあります。どれも豊かな実りを願って行われました。

小正月ツクリモノを実際に作ってみました。
かつては紙は贅沢品。身近にあるもので工夫する暮らしでした。
木を削って白くてきれいな花を作る風習が各地に残されています。
冬の寂しい景色の中で真っ白な「削花」を咲かせたご先祖さま達の手技に脱帽です。

2023/01/26|