日本の郷土ごはん vol.5『大阪:かしわのすき焼き』 フォトレポート
【日本の郷土ごはんシリーズ】第5弾は大阪府です。
お盆最終日の8月16日、たくさんの元気な笑顔が景丘に集い、おいしい時間を過ごしました。
関西地方では鶏肉のことを「かしわ」と呼びます。今日のメニューはその「かしわ」を使ったすき焼きと、明治から大正にかけて大阪の商業中心地としてにぎわった問屋街で生まれた「船場汁」です。
まずはみんなで具材切りから始めます。
船場汁に入れる大根や、すき焼きに入れるお豆腐、椎茸などなど…。
包丁の使い方に気をつけながら頑張りました。
小さい子たちは白菜の葉を手でちぎってくれましたね。
具材が用意できたら、いくつものフライパンにわけて一気にかしわを焼きましょう。
同時に、船場汁の大きな鍋にも大根と鯖を入れてグツグツ煮ていきます。
こどもたちが見守るフライパンからは、かしわが焼ける香ばしい匂いがしてきました。プチプチはねる油だって、気にしない気にしない!!
お肉に焼き色がついたらほかの具材もきれいに並べていきましょう。
割り下を注いだら、具材それぞれを丁寧に煮ていきます。
どの具材にも味がしっかりしみ込むよう、お豆腐もひとつひとつ裏返して。。。
さぁ、かまどのご飯も炊きあがりましたよ!
みんなそろっていただきます!!
夏休みの今日はデザートにかき氷も用意しました。
梅のシロップをかけて、さっぱりひんやりおいしかったね。
おいしく楽しい夏の夜がにぎやかに過ぎていきました。
“みんなでつくって、みんなで食べる”
今月も「大地を守る会」をはじめ、たくさんの方々のご協力でこども食堂を開催することができました。心より感謝申し上げます。
2023/08/18|景丘の家・こども食堂