おしらせ

12/11『世界にひとつ オリジナルの白檀お香つくり』ペレス 千夏子 / 東京香堂 founder・perfumer フォトレポート

「これはなにの匂いかわかる?」そんなクイズからはじまった今日のアートスクール。
なんと答えは「にんじん!」。人参を蒸留して抽出した精油でした。食べる味とはまた違う、その香りにびっくり。そして、お香の原料となる白檀(びゃくだん)や、沈香(じんこう)の香木にも触れ、香りをかいでみます。
香木に火をつけてみると、香りがたちのぼり「あまいにおい〜!」など感想が飛び交います。いろいろな香りがあること、人によって感じ方が違うこと。
そんな匂いのきき分けの体験をしたあとで、いよいよお香作り。
インドの白檀の粉と、椨粉(たぶこ)を混ぜ、少しずつ水を加えていきます。
ちょうどよい固さになるまで、練って、棒状にしたり、三角型にしたり。おもいおもいに楽しみました。さいきん、道を歩いていてふと植物の香りに触れる、長いマスク生活でそんな体験が減っているかもしれないー。
そんな中で、「におい」に集中して、嗅覚を研ぎ澄ませる体験でした。
人の記憶や感情にダイレクトに伝わるという「嗅覚」。貴重な天然の香木に触れた今日の体験が、みんなの記憶にも残ってくれると良いなと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2021/12/11|アートスクール