おしらせ

11/23『「からむし」という草でひも作ろう』山本あまよかしむ/みちくさあん フォトレポート

太古の昔から、人は「からむし」という草で自分たちが着る衣服や糸を紡いできました。
今回は、くさ文化を研究されている「みちくさあん」の山本あまよかしむさんと一緒に「からむし」を綯いひもを作る方法を教えてもらいました。

まずは、からむしを輪にして繊維を叩いてやわらかくします。
トントンと木槌の音が心地いい。

やわらかくなったら、右足の親指にひっかけて、紐を手繰ってひとまわし。
自分の身体をつかいながら、紐を綯ってゆく。
だんだんと、みんな職人さんの顔になっていきました。

初めて出会ったみんなが、紐を綯いながらいつのまにか仲良くなっているのも嬉しいな。同じ姿勢でだんだん身体がかたまると、途中休憩のラジオ体操をしてリフレッシュ。

最後に自分たちが持ってきた好きなものや、あまよかしむさんからもらった竹の節を吊るしてできあがり。

土から生まれ、土に還るものづくり。ゆったりした時間の中でみんなもなにかと出会えたかな?


2023/11/25|アートスクール