おしらせ

世界のごはんシリーズvol.31 チェコ 「グラーシュ (牛肉のスープ)、スマジェニーカプル(さけのフライ)、ポテトサラダ」フォトレポート

景丘の家・こども食堂レシピ
こどもたちと作っているレシピです。ぜひおうちでつくってみてくださいね!

↓A4レシピ3枚(PDF)
下の画像をクリックすると表示されます。

グラーシュのレシピ

<材料2人分>
・バター 15g(ラードを使用する場合も)
・玉ねぎ 1個(飾り用も含む)
・パプリカ 1/3個分(輪切りにして飾りように使う)
・牛肉(シチュー用)100g
・赤ワインもしくはビール 100ml
・水 400ml
・塩、こしょう 適宜
・マジョラム 小さじ1/2

【A】
・トマトペースト 大さじ1/2
・クミンパウダー 小さじ1/2
・パプリカパウダー 小さじ1/2
・にんにく(すりおろし) 1個分
・ローリエ 1枚
・ビーフコンソメ 1個

***

1. 牛肉は塩・こしょうで下味をつけておく。

2. 鍋にバターを入れ火をつけたらみじん切りにした玉ねぎを入れあめ色になるまでよく炒める。

3. 玉ねぎがあめ色になってきたら1を加え更に炒める。

4. 牛肉に火が入ったらビールを回し入れる。

5. 【A】を入れたら、水とローリエを加えて煮込む。

6. 少し煮込んだら最後にマジョラムを加え再び煮込む。

7. 煮込んでる間に飾り用のパプリカとリング状の玉ねぎをバターで焼いておく。

8. 器に入れ、最後にの野菜を飾って出来上がり。

スマジェニーカプルのレシピ

<材料2人分>
・鮭の切り身 2切れ
・塩 適宜
・薄力粉 適宜
・卵 1個
・パン粉 適宜 細かい物
・揚げ油 適宜
・レモン(飾り用)2カット

***

1. 鮭に塩をふって下味をつけておく。

2. 薄力粉→卵→パン粉の順で衣をつける。

3. 少ない油で揚げ焼きをし最後にレモンを添えて出来上がり。

***

今年も残すところ、あと10日ほど。いよいよクリスマスも間近ですね。
そして、今年最後のこども食堂は、チェコ料理。鮭のフライの「スマジェニー・カプル」と、牛肉のスープの「グラーシュ」です。
チェコではクリスマスにお肉を食べず、鯉(こい)を食べる文化をがあるそうで、今回は鮭に変えて作りました。そして付け合わせのポテトサラダも、チェコでは鯉と一緒に食べられているそうです。

鮭のフライは、順番に衣をつけて、そーっと油に入れて見守ります。慣れない揚げ物も綺麗な黄金色にできました。
グラーシュはマジョラムなど、おうちではあまり使わない味覚に挑戦。クミンや、パプリカパウダーも相まって、スパイスの香ばしい香りが食欲をそそります。
みんなもりもり美味しそうに食べていました。

今月も大地を守る会をはじめ、たくさんの方々のご協力でこども食堂を開催することができました。
心より感謝申し上げます。

2022/12/21|景丘の家・こども食堂

12/18『「かじがら」って何?! むすんで、つないで、何ができる?』西村優子(紙の造形作家)と「かじがらプロジェクト」 フォトレポート

「かじがら」を知っていますか?
紙の原料となる楮(こうぞ)。この皮を剥ぐと中から白い幹が出てきます。これが「かじがら」です。

紙に使うのは皮の部分だけなので、どうしても残ってしまうかじがらは「肥料にしたり、焚きつけに使ったりされている」と教えていただきました。そして、そのほかにもまだまだ使えることがあるのでは?と西村さん。

触ってみるとすべすべの「かじがら」は白くてとっても綺麗。
剥いだ皮はがさがさしていて、硬くゴワゴワしています。
まずは手を動かし、試して、直すの繰り返し。皮は水に浸すと柔らかくなり扱いやすくなりました。

さて、むすんで、つないで、何ができたかな?
みんなが入れるお家と、背の高いクリスマスツリー。どちらもとっても素敵。

最後に、今日使った材料と似たものでお家をつくってしまうアフリカの方の映像も見せていただきました。「かじがらで何ができるかな?」とさらに想像が膨らみます。

手を動かしできた、結び目と、かじがらの線でつないでできた、やわらかな形。
みんなの想像がぴょんと飛び出してきて、私たちの目の前にあらわれたようでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2022/12/18|アートスクール

12/11 ドラァグクイーン・ストーリー・アワー~ドラァグクイーンによる子どものための絵本の読み聞かせ~フォトレポート

「男の子らしさって?」
「女の子らしさって?」

今回は、渋谷区子育てネウボラで開催されたイベント【ふらっと路地URA018】にてドラァグクイーン・ストーリー・アワーを行いました。
ドラァグクイーン・ストーリー・アワーは、アメリカのLGBTQコミュニティーから始まった文化・教育プログラムです。

華やかなドレスで登場した今回のドラァグクイーン、マダム ボンジュール・ジャンジさん。
子どもたちはその鮮やかな姿に驚いたり、パァッと目を輝かせます。

今日の読み聞かせ絵本の1冊『It’s Okay To Be Different』では、みんなそれぞれ違っていてもいいんだよというメッセージをジャンジさんの明るい大きな掛け声と共に、
子どもたちの「違ってオッケ〜!!」という声がお部屋いっぱいに響きました。

工作では、好きな色で思い思いにお絵描きをして自分だけの王冠を作りました。
最後は出来立ての王冠を被って、とびっきりの笑顔で記念撮影!
また今日の体験を思い出してもらえたら嬉しいです。

  

  

2022/12/15|アートスクール

12/10『めとてでお喋りイマジネーターになろう』異言語Lab. / コミュニケーションラボラトリー フォトレポート

普段、口から言葉を発してお互いに意思疎通をとっている私たち。
もし声を使わないでコミュニケーションしなければならなくなったら?

異言語lab.さんにお越しいただき、ジェスチャーや表情を使って、伝える、伝わる体験をしました。

何気なく言葉で表現している身の回りのこと。「言葉を使わずに。」となると意外と難しいもの。
形?色?大きさ?使い方?そもそもそれは何だっけ?と、物や事の本質を考えるきっかけにもなりました。

声で会話するよりも、表現するのが慣れないので難しく、
だからこそ、お友達も仕草や表情をひとつひとつ丁寧に汲み取っていきます。
わからないことがあると、首をひねって、またそこからリアクションが返ってきたり。
声を使わなくたって、表情やジェスチャーを使い、会話をしていました。

声のない静かな部屋は、
みんなの聞こえないたくさんの言葉がこだまして、賑やかで活気のある温かな空間となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2022/12/10|アートスクール

【フードパントリー】渋谷区NPO支援 × 認定NPO法人フードバンク渋谷クラウドファウンディングが始まりました。

「景丘の家」は「フードバンク渋谷」の食品の受渡し拠点として、月に3回フードパントリーを実施しています。渋谷区NPO支援 × 認定NPO法人フードバンク渋谷クラウドファウンディングが始まりました。

ふるさと納税で応援をよろしくお願いいたします。
https://www.furusato-tax.jp/gcf/2049

 


こんにちは。
「景丘の家」「代官山ティーンズ・クリエイティブ」「かぞくのアトリエ」の運営をしているマザーディクショナリーの尾見です。

いつもたくさんの方にご利用いただいてありがとうございます。

施設運営をしていても、こども食堂を続けていても届かない方たち。
フードバンク渋谷の配布先として”フードパントリー”の活動を始めてから切実な状況にある方たちは、精神的にも時間的にも余裕がなく自ら情報を得ることや行動をすることが難しいということを知りました。

様々な事情が重なって、簡単に解決出来ない状況にある時、誰かに助けを求めたり、ともに支え合ったり、出来る場所があることを困っている人たちにこそ、届けたいと思っています。

ひとりで何人ものこどもを育て、ハンディキャップや、不登校のこどもとギリギリの生活をしているお母さん。病気でこれまでのように働けなくなってしまったお父さん。
受け取りに来る電車代さえ無く歩いて取りに来る方もいました。
そんな方達が毎週10組も食材を必要として、恵比寿「景丘の家」までいらっしゃいます。

外見からはわからない、それぞれの人生がある中で安心して暮らして行けるサポートの輪を、広げて行けたらと願っています。


 


フードバンク渋谷の活動について
「フードバンク」とは環境と福祉という 2 つの側面を合わせ持つ活動です。
私たちは、まだ安全に消費できるにもかかわらず、様々な理由で廃棄せざるを 得なくなった食品を企業や個人から提供していただき、食料支援を必要としている方にお渡 ししています。
その人々が、食品以外にも必要とする生活支援の窓口や活動につなぐことを 通して、地域の人々がお互いに助け合える仕組みを作り、笑顔を創出するまちづくりに貢献 することを目指しています。
https://foodbank-shibuya.org

2022/12/08|その他