おしらせ

8/21 8/27 2回連続講座
『石と粘土でつくる肖像』banryoku / アーティスト フォトレポート

土曜日の午後2週連続でアーティスト banryokuさんといっしょに、肖像をつくりました。キメの細かい石粉粘土を使い1週目は顔の形づくり。肖像と組み合わせる河原や海で集めたきれいな石を選んで、柔らかい粘土を丁寧にツルツルに、手の中で形が出来ていきます。
こどもたちは、肖像だけでなく、鳥、亀、きのこなどいろんな仲間も作っていました。
イメージを手で形にしていく作業に、みんな工夫をこらして集中。真っ白な肖像ができあがりました。
2週目はしっかり乾燥させた粘土に着色です。アクリル絵具の特徴を教えてもらったら、好きな色を選んで。色をつけると作品が生き生として物語がふくらむよう。
顔を描きいれるときは、みんな慎重に息をつめて描いていました。banryokuさんの色の塗り方や、顔の描き方を見て、竹串や針を使って工夫して仕上げます。石に固定して出来上がった作品を並べてみると、作者に似ていたり、家族で雰囲気が似ていたり、素敵な作品ができました。
手のひらにのる小さな作品の中に、たくさんのくふうと想像と思いがこもった作品たちです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2022/08/28|アートスクール

8/21『ちっぽけツアーlight 〜川からはじまる地球のはなし〜』舘野繁彦 / 地球惑星科学者 フォトレポート

雨あがりの澄んだ青空となった日曜日、埼玉県の山あい、秩父郡横瀬町にある学びの場「ナゼラボ」へ遠足に行きました。

町に着くと思わず深呼吸したくなるような緑ゆたかな香りと景色、そして雄大な武甲山(ぶこうさん)がむかえてくれます。

「地球は岩石でできている惑星なんだよ」と地球惑星科学者の館野さん。

あの武甲山はどんな岩石でできているかな?ふもとの横瀬川にある石から、そのヒントが見つかるかもしれない。さっそく河原へ行き、みんなで石拾いスタート!

色、形、手ざわり、もようはどうだろう?石にふれ、つんでみたり、水きりしてみたり。ときには川のおたまじゃくしや昆虫をつかまえて楽しみながら石の採集をするこどもたち。

岩石鑑定カードをもとに、クギで傷つきやすいか、酸性水溶液をたらすとどうなるか調べてみると、石の名前や特徴がわかってきました。手のひらサイズのちっぽけな石から、それぞれのストーリーが見えてきます。そうしてすっかり愛着がわいたお気に入りの石たちを標本にして完成!

お昼には、横瀬町の野菜やお米、舘野さんが育てている鶏の卵をつかった卵焼きなど大地の恵みをいただき、自然いっぱいのなかで学び過ごしたこどもたちは、来たときよりもイキイキとした表情になっていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2022/08/21|アートスクール

世界のごはんシリーズvol.27ネパール「ダルバード (野菜のタルカリ、アツァール、サーグ)、ダルスープ、モモ(蒸し餃子)」フォトレポート

景丘の家・こども食堂レシピ
こどもたちと作っているレシピです。ぜひおうちでつくってみてくださいね!

↓A4レシピ4枚(PDF)
下の画像をクリックすると表示されます。

8月 こども食堂 【ネパール編】 レシピ2人分

《ダルバート》

野菜のタルカリ

・カリフラワー 1/4個

・じゃがいも 1個

・玉ねぎ 1個

・ローリエ 1枚

・バター 15g

・水 250ml

【A】

・クミンシード 大さじ1/2

・コリアンダーシード 小さじ1/2

・しょうが 5g

・にんにく 1片

・ターメリック 小さじ1

・塩 小さじ1

  1. カリフラワーとじゃがいもは一口大に、玉ねぎ・にんにく・しょうがはみじん切りにしておく。
  2. フライパンにバターを入れあたため、玉ねぎに色がついてくるまで炒める。
  3. 【A】を加えて香りが出るまで炒め、じゃがいもも加えて炒める。
  4. カリフラワーとローリエ、水を加え弱火にして煮込み、野菜が柔らかくなったら出来上がり。

紫大根のアツァール

・紫大根 4cmくらい

・塩 小さじ1

・フェネグリーク 小さじ1/2

・サラダ油 大さじ1/2

【A】

・黒すりごま 20g

・ターメリックパウダー 小さじ1/2

・レモン汁 小さじ1/2

  1. 紫大根をいちょう切りにし塩を振り、しばらく置いておく。
  2. 水気を切ったら【A】を振りかける。
  3. 小さいフライパンかお鍋にサラダ油を入れあたため、フェネグリークも入れ煙が出るくらいまで熱したら2にかける。
  4. 粗熱がとれたらできあがり。

サーグ

・からし菜 10g

(わさび菜、ほうれん草、小松菜などでも良い)

・クミンシード ひとつまみ

・塩 少々

・サラダ油 適宜

  1. からし菜はざく切りにし、フライパンにサラダ油をひきクミンシードを炒めて香りを出す。
  2. からし菜を加えて炒め、塩で味付けをしたらできあがり。

ダルスープ

・レンズ豆(水煮) 100g

・玉ねぎ 1/4個

・水 400ml

・しょうが 1cmくらい(みじん切り)

・にんにく 1/2片(みじん切り)

・バター 大さじ1/2

・クミンシード 小さじ1/2

・クローブ 1粒

・カルダモン 1粒

・塩 少々

  1. 鍋にバターをあたため、しょうがとにんにく・クミンを加え香りが立ってくるまで炒める。
  2. 1に玉ねぎを加えきつね色になるまで炒める。
  3. 2に水を加えクローブ、カルダモン、塩、レンズ豆を加えてひと煮立ちさせ、弱火で約10分ほど煮込んだらできあがり。

モモ

〈皮〉

・水 50ml

・強力粉 50g(打ち粉分は別)

・薄力粉 50g

  1. ボウルに材料を入れよく捏ね、ラップをかけて1時間ほど寝かせる。
  2. 小分けにし円板状に引き伸ばしておく。

〈餡〉

・豚肩ロース肉  250g

・にんにくの芽 1本

・玉ねぎ 1/4個

・ガラムマサラ 小さじ1/2

・塩 少々

  1. 豚肉はミンチ状に、にんにくの芽はみじん切りにする。
  2. ボウルに1とその他の材料をすべて入れ粘り気が出てくるまでよく混ぜる。
  3. モモの皮で餡を包み、蒸し器で10分ほど蒸したらできがり。

《モモのソース》

・トマト 1/2個

・ヨーグルト 大さじ1

・白すりごま 大さじ1

 

【A】

・ターメリックパウダー  小さじ1/2

・塩 小さじ1/2

・おろししょうが 少々

・クミンパウダー 少々

  1. トマトは荒目なみじん切りにする。
  2. フライパンにバターを入れあたたまってきたら【A】を入れて香りが出てくるまで炒める。
  3. トマトとヨーグルトを入れ煮込み、トロッとしてきたらすりごまを加えてできあがり。

 

 

今日は、ネパールのごはん。いろいろな香辛料を使って、部屋の中がいつもとちがう香りになりました。
野菜を色々なスパイスを使って味付けをしたタルバート。ネパールの代表的なおかず「モモ」など一皿にいろいろなおかずが並びました。モモは革も手作りして、かわいい形に包みました。熱々に蒸しあがったら、みんなでいただきます。ごはんとダルスープといっしょにいただきました。
今月も大地を守る会をはじめ、多くのみなさまのお力添えで開催することができました。ありがとうございます。心より感謝もうしあげます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2022/08/18|景丘の家・こども食堂

8/7『蓮沼執太の音楽ワークショップ「おと → もじ → おと」』蓮沼執太 / 音楽家 フォトレポート

耳をすまして聴こえてくる音に意識をむけてみると、いろいろな音に囲まれていることに気づきます。
今日は、東京2020パラリンピックのパラ楽団をはじめ、映画、演劇、など多方面で活躍する音楽家・アーティストの蓮沼執太による音のワークショップ。
景丘の家で色々な音をみつけます。その音を自分のことばにして表して。ひとつの音でも言葉にするとおもしろい。同じ音を聴いても、それを表現するとみんな違うのですね。今日見つけたかっこいい音、素敵な音をみんなでシェアして、今度はその音を蓮沼さんが用意してくれた、いろいろなものの中から探してみます。
いろんな国の鈴や鐘、金具、木片、ロープ、落としてみたり、こすってみたり、自分のイメージとぴったりくる音を探します。みんなモノが出す音に耳をすまして、とっても集中して音を探し当てていました。
最後はみんなが持ち寄った音を合わせて、蓮沼さんの指揮で音鳴らしてみました。みんなのイメージを持ち寄って重ね合わせた音と音が楽しくおしゃべりしているような合奏になりました。
音という目に見えないものを探して、自分の感覚と向きあって創造したワークショップになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらをクリックするとワークショップで作った音が再生されます。

2022/08/18|アートスクール