おしらせ

「こどもの「からだ」に注目して、「こころ」に働きかける整体的子育て」山上亮/整体ボディワーカー フォトレポート

山上亮先生の整体的子育ては、こどもの「からだ」を通して「こころ」に寄り添う視点を大切にしています。その考え方には、お母さんの気持ちをふっと軽くしてくれるヒントがたくさん詰まっています。

こどもは、言葉にできない思いをからだで表現しています。気になる行動の背景にも、「気にかけてほしい」「触れてほしい」といったメッセージがあると捉えることが出来、そんなサインに気づいたときに大切なのは、五感を通してからだに働きかけること。

特に触れることは、こどもの安心感につながり、心が満たされることで自然と状態が整っていくのだそうです。

そして、家庭でできる簡単なお手当をいくつか実践しました。背中や股関節をゆるめるように優しく触れたり、からだをゆらしてあげることで緊張をほどいたり、耳鼻咽喉系や循環にも良い影響があるという、耳を揉んでリラックスを促したり。熱がこもっているときには、指を軽く引いてあげるなど、末端へのアプローチも有効なのだそう。

じつはお母さん自身のからだの状態も重要で、大人のからだがゆるむことで気持ちにも余裕が生まれ、その安心感はこどもにも伝わります。子育ての中で、お母さん自身が健やかであることは、こどもにとっても大きな支えとなることでしょう。

日々の暮らしの中で、からだに目を向けてやさしく関わること。その積み重ねが、こどもの「こころ」に届いていくという整体的子育て。今回も豊かな講座となりました。

2026/04/15|アートスクール

「杢目金(もくめがね)をやってみる 〜技術体験とペンダントトップづくり〜」星飛鳥 フォトレポート

工業彫刻家やプロダクトデザイナーなど、様々な肩書きを持つ星飛鳥さんを講師にお迎えして、杢目金(もくめがね)のワークショップを行いました。
杢目金とは、さまざまな金属を重ね合わせ、叩いたり削ったりすることで木目のような模様を生み出す、日本独自の伝統的な金工技法です。

今回は、この本来は高い技術が必要とされる加工に挑戦しました。

まずは長きにわたる歴史について、そして星さんの過去作品のお話を聞いたあと、それぞれの制作へ。
今回扱うのは銀と銅の2種類が合わさったもの。
はじめは銅一色の表面を、さまざまな大きさや太さのかなづちで、何度も丁寧に叩いていきます。

叩いては削る、地道な工程の中で、少しずつ自分だけの模様が浮かび上がってきます。

先生のお手本でははっきりと美しい模様が現れる一方で、実際にやってみるとなかなか思うようにはいかず、みなさん試行錯誤。
その中で、職人さんの技術のすごさを実感する時間にもなりました。

お子さんから大人まで、どの方も真剣に手元に向き合い、集中して作業を進めていきます。

荒削りの縁を整え、しっかりと磨き上げるとそれぞれオリジナルのネックレスやブレスレットが完成。
生まれた模様には、その人らしさがにじみ、世界にひとつだけの作品となりました。

つくる過程の難しさと面白さ、そして完成したときの喜びを、じっくりと味わう時間となりました。

 

  

2026/04/07|アートスクール

「その場でつくる 簡単ZINE!」石川理恵/編集・ライター・こころの本屋店主 フォトレポート

編集者で、ライターでもある、石川理恵さんにアートスクールとしてZINE作りを教わりました。

ZINEとは、自分で作る小冊子のこと。たったこれだけの説明で終わってしまうZINEは、自由に好きに作れるそうです。石川さんにお持ちいただいた様々なZINEをみんなで見て、これから制作するZINEのイメージを膨らませます。内容はもとより、サイズですらも本当にいろいろ個性的。あまりに自由すぎて、ちょっとみんな困惑気味。

そんなみなさんに、石川さんから助け舟。今日は、ZINE作り入門ということで、制作するページはA4のコピー用紙を4等分し表紙も合わせた表裏8ページ。1ページから4ページまでは何を書くか指定もしていただきました。

いよいよ制作スタート。何を書くか決まってくれば、みんなの手も動いていきます。写真を使いたい人は、持参した候補の中から選んで出力、絵を使う人は好きな絵を描いていきます。みんながそれぞれに手を動かして制作をして、会場はさながら雑誌の編集部のようでした。

ページが全て出来上がったら、それを5部コピーします。ここでも、ZINEの自由さを味わってもらおうと、石川さんが用意してくださったのは3種類の紙。クラフト系のしっかりした茶色、明るい黄色、そしてピンク色。試しに、最初に出来上がった方の原稿をそれぞれの紙で印刷をしてみると、あら不思議。同じ誌面なのに、受け取る印象が違います。こんな形で個性も出せるのですね。
それぞれに好きな紙を選んでコピーをしたら、カットをして、綺麗に折りたたみ、ホッチキスでガチャン。最後は、好きな紐を選んで綴じれば簡単ZINEの完成です。

最後には、参加の小学生の女の子が出来上がったZINE1冊にメッセージを添えて、石川さんにプレゼントしたり、以前作ったZINEをお持ちいただいた方と石川さんでお話をされたり、とみんながそれぞれにZINEを楽しむ時間になりました。

簡単にできるけれど、自由で奥深いZINEの世界は、それが自己紹介代わりにもなる自分だけの世界でした。お土産に製本前のコピーももらって、家でも楽しんでもらえたら嬉しいです。これからも、どんどん自分の世界を表現していってくださいね。

2026/03/25|アートスクール

日本の郷土ごはん vol.36『広島・江波巻き』フォトレポート

伝統的な郷土料理をみんなでつくり、各地を旅する気分でおいしくいただく「景丘の家 こども食堂」。
今月は広島県の郷土料理「江波巻き」「大平」「煮菜」をつくりました。

「江波(えば)巻き」は、のりの養殖が盛んな広島市中区・江波地区に伝わるのり巻き。酢飯ではなくご飯を使い、広島菜漬け、かつおぶし、ごま、しょうゆで和えた具を焼きのりで巻く、親しみやすい味わいです。忙しいのり漁師が船の上でも片手で食べられるように生まれたともいわれています。今回は広島菜の代わりに、小松菜を昆布と塩で漬けた即席漬けをつくり、東京でも楽しめる形でいただきました。

「大平」は具だくさんの煮物料理。里芋、れんこん、大根、人参、ごぼうなどの根菜類に、鶏肉やこんにゃく、干ししいたけ、厚揚げを加えてじっくり煮込みます。大きく平たい器に盛り付けたことからこの名がついたといわれ、祭りやお正月など人が集まる場で振る舞われてきました。

「煮菜(にじゃー)」は、千切り大根を主役に、油揚げ、いりこ、ねぎを炒めてしょうゆで味付けしたおかず。名前に「煮」とありますが、実際には炒め物に近く、食材から出る水分だけで仕上げるため、うま味とコクがぎゅっと凝縮。忙しい農家でも手早くたくさん作れる日常の味として、今も親しまれています。

こどもたちは今回もたくさんの作業に挑戦しました。大平では、根菜類や厚揚げ、こんにゃくなどの具材を大きさを揃えながら切り分け、お鍋で煮込んで、味付けにも挑戦。煮菜も材料を切り、フライパンで炒めていきます。醤油を回し入れて味見をすると、「もっと食べたい!」の声があがりました。

そして江波巻きは、巻きすを使ってひとつひとつ丁寧に。具がこぼれないように気をつけながら巻き上げる作業はなかなか難しいのですが、みんな集中してきれいに仕上げてくれました。

広島の素朴で力強い味わいに、食卓は今回も笑顔と「おかわり!」の声でいっぱいに。地域の食文化に触れながら、豊かな時間が流れました。

“みんなでつくって、みんなで食べる。”
今回も「大地を守る会」「ツルハグループ こども食堂ゆたかさ基金」をはじめ、多くの方々のご協力のもと、こども食堂を開催することができました。心より感謝申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2026/03/24|景丘の家・こども食堂