おしらせ

「世界チャンピオンに学ぶスポーツスタッキング』瀬尾剛/スポーツスタッキング日本代表選手兼コーチ フォトレポート

先日のアートスクールは、スポーツスタッキング日本代表、そして全日本コーチでもある瀬尾剛さんにスポーツスタッキングを教えていただきました。

スポーツスタッキングとは、12個のプラスチック製のカップを使って、決められた形に積み上げたり崩して、そのスピードを競うスポーツです。今日の参加者はほぼ初めての方ばかり。そこで、初めての方でもわかりやすく始められる「3-3-3スタック」に挑戦しました。9個のカップを使って、カップ3個の山を3つ作り、積み上げて戻す種目です。

まずは、3個のカップを重ねた1つの山を用いて、積み上げて、重ねる動作を練習。スピードを競うだけに左右の手を交互に的確に使っていかないと素早くできません。初めて触るカップに、初めて行う動作。みんなの動きもゆっくり確認しながら。そこで、同時に開始をして、できた人から両手を上げようとスピードを競い出したら、真剣モードに。これを何度も繰り返すと、スピードも上がってくるのが実感できるので、みなで楽しく練習を繰り返しました。

ある程度できるようになったら、いよいよ9個のカップ、3つの山で練習です。専用のマットにタイマーがついているので、各自スピードを確認しながら練習をしていきます。やり方も理解して、自分の早さが一目瞭然になると、みんな集中して練習を繰り返します。その中を、瀬尾さんがそれぞれのテーブルに回って、一人一人にワンポイントレッスン。的確なアドバイスに、メキメキ上達していきます。

練習を重ねたところで、記録測定。記録は、みんなが見ている前に出て、1回の練習後、3回挑戦して、一番早いタイムを記録とします。各自のテーブルで好記録を連発していても、みんなが見ている前に出ると緊張もあるのか、思うように記録を伸ばせない子も。測定は何度でも挑戦OKとしたので、後半は、次々に測定を行う子、じっくり練習を重ねて測定に臨む子と、それぞれの性格が出ていました。

最後はそれぞれ1回ずつ、本当の記録会さながらにタイム順で測定を行いました。最後なので、泣いても笑っても挑戦は3回のみ。見事、大幅に記録を更新する子、残念ながら記録更新ならずの子、それぞれでしたが、全員が挑戦する子を応援して、記録更新の際にはみんなで拍手喝采、とても盛り上がりました。
参加は小学校の低学年から高学年とバラバラでしたが、年齢も関係なく、集中して取り組む姿勢が素晴らしかったです!これに限らず、好きなもの、興味のあるものにどんどん挑戦して、自分の”好き”を増やしていって欲しいです。

2025/12/21|アートスクール

『切り絵を装う』BIOTOPE フォトレポート

デザインユニットBIOTOPE のお二人をお迎えして、カラフルなアイロンシートを使ったワークショップを行いました。
お子さんはTシャツを、大人の方はトートバッグをつくります。

まずはお手本を見てやり方がわかったら、それぞれの制作へ。
みなさん、講師の優大さんにあっという間に切り取られていく様子に刺激を受けて、迷いなく、どんどんと手を動かしていきます。
大好きな車や海の波!よく分からないけどなんだか好きなかたち。

切って、貼る。
それだけなのに、その瞬間の気持ちや感覚が色や形となって、現れてくることの面白さに夢中になりました。

できた絵たちは、自由に配置。
場所が決まったら、ゆっくりと熱を加えてアイロンで定着します。

表と裏、思いのままに表現できたら、最後は、完成した作品を着てみる時間。
お揃いのTシャツやトートバッグを手に、自然とみなさんの表情も明るくなりました。
お別れする頃には、みなさん色とりどりのスタイルに。
つくって、装うことの楽しみをからだ全体で感じた時間になりました。

2025/12/13|アートスクール

【SPECIAL EVENT】たくさんの手と想いがめぐった日〜 イベントを振り返って〜

年に一度の大切なスペシャルイベント。その日を迎えるまでに、景丘の家スタッフは何ヶ月も前から「どうしたら喜んでいただけるだろう?」「どんな世界が景丘らしい?」と対話を重ねてきました。

ご協力くださるアーティストや講師の方が決まり、みなさんと一緒にどんな時間をつくり上げていけるのかを一歩ずつ整えながら、私たちが常に考えていたのは「景丘の家として大切にすべきこと、伝えたいことって何だろう?」という問いでした。手間暇を惜しまず、丁寧に。何かひとつのワークや展示、料理を単体でお届けするだけでなく、その背景にある想いや物語まで伝えられたらと、準備を積み重ねて・・・。

そんな中、今年のテーマとして選んだのは『めぐる』というひと言。音がめぐり、記憶がめぐり、時間がめぐり、人がめぐる。具体的に「何」とは表しにくいけれど、そこにいる人たちの気配やまなざしがやわらかく館内を流れていくような、そんな循環が生まれていたら嬉しいです。

B1の「ノールック迷路であそぼう」、1Fの「おさかな食堂」、2Fの「Drift」、3Fの「音のかさなり、時のかさなり、こころのかさなり」。詳細はそれぞれのフォトレポートでご覧いただけたらと思いますが、講師の方々と担当者が丁寧にやりとりを重ね、「景丘の家らしい時間」をつくろうと知恵を寄せ合いながら、当日を迎えました。

そして今回は、イベント初の試みとなる館内スタンプラリーも実施しました。台紙を握りしめて歩くこどもたちや親子連れの足取りが、そのまま景丘の家の地図を描いていくようで、館内がより自由にめぐり合う場になっていたことを感じます。景品としてお渡ししたステンドグラスクッキーは、メインビジュアルをヒントにデザインしたもの。スタッフとボランティアさんが協力し、1枚1枚心をこめて焼き上げました。

奄美在住の講師の方にスタッフパスを創作していただいたこと、三崎港へ大漁旗をつくりに行ったこと、館内の掲示から当日の配布物、装飾までをスタッフとボランティアさん総出で整えたこと──そのひとつひとつが『めぐる』を形にする大切なピースでした。

たくさんの手、たくさんの想いがめぐり重なって生まれた、今年だけの景色。
ご協力いただいた皆さま、遊びに来てくださった皆さま、本当にありがとうございました。
また来年、この場所で新しい“めぐり”が芽生えることを、心から楽しみにしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2025/12/12|スペシャルイベント

【SPECIAL EVENT】『おさかな食堂 』ー「漁師ごはん」と「うしお汁」「こども板前さん」ー フォトレポート

こども板前さんがお迎えした『おさかな食堂』 「漁師ごはん」と「うしお汁」

「景丘の家」の暖簾をくぐると、「いらっしゃいませ!」の元気な声。
おそろいのエプロンにねじり鉢巻き姿のこども板前さんがお客様をお迎えします。

この日、1Fのキッチンまわりは、おさかな一色。漁師さんが近海で釣ってきた金目鯛や平政など。
目を見張るほど立派なおさかなが冷蔵庫に入りきらないくらい大量に!

その場でさばいて、尾頭や骨は「うしお汁」に、
ぷりぷりの身は皮目を炙ったり漬けにしたりというひと手間をかけて、
何とも豪華な「漁師ごはん」に仕立てました。

盛り付け担当のこども板前さんが「苦手なものはありますか?」と
漁師ごはんを注文したお客様ひとりずつに声をかけ、

刻んだ大葉や小ねぎ、白ごま、ガリ、わさびなどをトッピングしてご提供。
「威勢がいいね」「笑顔もいいね」と、板さんたちの接客はなかなかの評判です。

もちろん、お味も大評判!
「贅沢すぎます」「おいしくて箸が止まりません」という感想や
「もう一杯いただきます!」とおかわりする方も続出でした。

大鍋に何杯分もつくったあら汁も、大人気。
「普段なかなか汁ものを飲まない娘が喜んで完食してくれました」
「魚のおいしさがぎゅっと詰まっていますね」など嬉しい反応をいただき、
海の恵みを無駄なくおいしく味わえたことに改めて感激した私たちです。

この日のためにスタッフが神奈川県の三崎まで足を運び、
「景丘」と書かれた大漁旗を2種類、制作してきました。

料理を待つお客様から「あの旗はつくったんですか!?」と何度も聞かれ、
「かっこいい」「私もやってみたい!」という声も寄せられました。

今年、イベントのテーマは『めぐる』でした。
近海をめぐる楽しさ。そして、自然界に存在する命をいただくことで
私たちの命もまためぐっていくんだという気持ち。

そんな想いをお伝えできたら・・・という願いを込めた「おさかな食堂」。

立派な魚を届け、手際よくさばいてくださった方々 からは
どの海でどんな魚がとれるのかをこどもたちに知って欲しいという
想いを綴った小冊子までご用意いただき、
おさかなたちが住む環境について考える機会にもなりました。

新鮮な海の幸と温かい気持ちをたくさん届けてくださった千葉県沿岸小型漁船漁業漁協のみなさま、
素敵な大量旗をご指導いただいた三富染物店さま、
頑張ってくれたこども板前さん、強力にサポートくださったボランティアさん、そして、お越しくださった方々。

本当にありがとうございました。
またご縁がめぐって、みなさまに再会できますように。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2025/12/11|スペシャルイベント

【SPECIAL EVENT】『ノールック迷路であそぼう』高橋鴻介 / 発明家・デザイナー フォトレポート

景丘の家のプレイフロアが、この日限りで『ノールック迷路』に大変身。
触り心地や音、身体の感覚を頼りにゴールを目指す、ちょっと不思議な迷路が出現しました。
このイベントは、発明家の高橋鴻介さん、さらにブラインドコミュニケーターのジョニーさんとマリーナさんにもお越しいただき、錦城護謨株式会社様からは『歩導くんガイドウェイ』のお貸し出しのご協力をいただきました。

迷路は前半と後半の2つのセクションで構成され、
前半は『歩導くんガイドウェイ』(点字ブロック)の感触を伝って歩くルート、後半はさまざまな障害物を避けて進むルートです。
はじめに白杖の使い方を教えていただきました。白杖は目の代わりとなって、周りの様子を手に伝えてくれる大切な道具です。

いざアイマスクをして迷路の中へ。
いつも見慣れているはずの景丘の家が、思っていた以上に長く、遠く感じられました。
鈴の音や、みんなの声を頼りに「こっちだよ」「もう少し右!」と声を掛け合いながら、自然と協力し合ってゴールを目指す様子はとても和やかで、迷路の中も外も終始にぎやか。
新しい感覚に出会ったこどもたちはすっかり夢中になり、「もう一回!」と何度も何度も挑戦してくれました。

ワークショップでは、そんな迷路を今度はみんなで“模様替え”。
どうしたらもっと難しくなるのかを考えながら手を動かしていくうちに、「どうしたら歩きやすくなるか」という道筋にも自然と目が向きます。

つくることと、体験することが行き来する中で、ジョニーさんやマリーナさんと一緒に過ごした時間が、いつもとは少し違う感覚で世界を見るきっかけとなりました。

 

協力:錦城護謨株式会社『歩導くんガイドウェイ』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2025/12/11|スペシャルイベント