おしらせ

「新聞紙×ガムテープアートを体験しよう!』関口光太郎/新聞紙×ガムテープアーティスト フォトレポート

目の前に高く積み上げられた新聞紙の山があったら、何ができるかな?

この日のアートスクールは、新聞紙×ガムテープアーティストの関口光太郎さんをお迎えして、こんな非日常な状況を目の前にスタートしました。新聞紙の山が目の前に…ウズウズしますね、何かしたくなりますね。

そんなみんなの目の前で関口さんはおもむろに新聞紙の山の中へ。全身すーっぽり新聞紙の中に消えたと思ったら、突然山の中央が盛り上がって、関口さんの仁王立ちの姿が!これには、みんな興奮して、大喜び。今度は、みんなの番。関口さんが鬼になって、新聞紙の中にかくれんぼ。カウントダウン中も、関口さんが探している時もモゾモゾ。あっという間に見つかったけど、新聞紙の中、心地良さそうでした。意外と、あったかいんだよね。

実はこれ、この後新聞紙を使って作品を作る前準備。みんなでたくさん遊んで、新聞紙をしわくちゃにしてこなれさせる作業でした。そんなことは少しも知らないみんなが遊んでくれたおかげで、新聞紙もほどよくこなれてきました

興奮冷めやらずのみんなですが、いよいよ今日の本題の作品作り。まずは、全員で景丘の家がある恵比寿にちなんで、エビス様を作ります。頭部分と体部分の2チームに分かれて、大きなゴミ袋に新聞紙をギュウギュウに詰め込んでいきます。パンパンになったゴミ袋を用意したカラーのガムテープでグルグルと巻いて、形づくり。先ほどの興奮冷めやらぬみんなは、そのままのテンションでチームでパーツを作っていきます。最初は遊びの延長だったみんなも時間が進むにつれて、パーツ作りに夢中に。気づけば、エビス様が持つ釣り竿や鯛まで出来上がっていました!完成したエビス様は、やさしい顔立ちで、みんなの身長ほどの大きさになりました。

そのまま、今度は各自が新聞紙とガムテープで作品作り。新聞紙×ガムテープアートは、新聞紙を好きな大きさ、形に整えて、それをガムテープで貼り付けて作っていきます。関口さんが小さく作品を作るコツを少し教えてくれましたが、みな黙々と作業を進めていきます。作るのはキャラクターから、犬やイルカ、恐竜にそして見事な潜水艦まで!やわらかい新聞紙を使い、それをガムテープで巻いていけば、どんな形も、どんな大きさでも、自由に創造できてしまうのですね!

前半の大荒れの新聞紙の海は、後半はまったくの凪状態。みんなの集中、お見事でした!興奮から静寂、開放から集中、たったの2時間がこんな展開になるとは。そのコントラストに見ているこちらも楽しくなりました。こどもたちの創造力と可能性は無限大ですね。

みんなと作ったエビス様は景丘の家に飾られています。よかったら、見に来てください。

2026/04/30|アートスクール

『草木染め糸で織るコースターワークショップ』橋本杏菜/テキスタイルデザイナー フォトレポート

テキスタイルデザイナーの橋本杏菜さんを講師にお迎えし、草木染め糸を使ったコースターづくりのワークショップを開催しました。

ワークショップは目の前にある鮮やかな糸たちが、どんな植物から生まれた色なのかを紹介してもらうところからスタート。草木の葉や根っこからこれほど豊かな色彩が生まれることを知り、何色を手に取ろうか期待が膨らんでいきます。

ミニ織り機を手に取ると、まずは土台となる糸をかける作業から。手を動かし始まると、みんなの表情は真剣そのもの。土台が整った子から、次は糸選びへ。直感でぱっと決める子もいれば、色の重なりを想像してじっくりと吟味する子など、ここでも一人ひとりの個性が光ります。

糸を継ぎ足しながら、2時間ほどひたすらに織り進めていきます。途中、根気のいる作業に思わずため息が漏れる場面もありましたが、先生のアドバイスを受けながら、小学1年生から6年生まで、誰一人としてめげることなく最後まで織りきることができました。

「1週間ぶりに出張から帰ってくるお父さんにプレゼントするんだ」と、お父さんの好きな色を選んで心を込める子。もともと手仕事が好きで、細部までこだわりながら仕上げる子。低学年の子にとっては細い糸を扱うハードルの高い作業でしたが、完成した作品はどれも草木染めならではの優しい風合いに満ちた、素敵なコースターになりました。

2時間という長い時間、これほどまでに集中して何かに没頭する経験は、日常でもなかなか得がたいものではないでしょうか。繰り返しの作業に果てしなさを感じていた子も、最後には「大変だったけど、作り終えたときがすごく嬉しい!」と笑顔を見せてくれました。じっくりと時間をかけてものをつくる喜びと、達成感を知る大切なひとときとなりました。

 

2026/04/28|アートスクール

『いろいろな紙を使っておいしいおにぎりを作ろう!』 田中千絵/デザイナー フォトレポート

グラフィックデザイナーとして日頃から様々な紙に触れている、田中千絵さんを講師にお迎えし、
紙工作のワークショップを行いました。今回のテーマは、みんな大好きなおにぎり!

色とりどりの模様や凹凸、光沢、触り心地や柔らかさなど、
カウンターとテーブルいっぱいに広げられた紙に、こどもも大人もワクワクが止まりません。

今回、田中さんが持ってきてくださった紙たちは、
紙のメーカー「株式会社竹尾」で既に廃盤になったものたち。
もう出会うことができない、紙たちです。

初めに、田中さんから普段のお仕事や紙の魅力について、わかりやすくお話をいただきました。
「ザラザラした質感の茶色の紙は、切るだけで唐揚げに!」
「ツルツルしたピンクの紙は、切るとソーセージに」
先生が作った具材の紹介に、みんなの想像力もどんどん膨らんでいきます。

お話が終わると、いよいよおにぎり作りがスタート!
いろんな色が混ざった紙を見て「ふりかけの混ぜ込みごはん」を作る子。
2種類の緑色の紙を使い分け、細部までこだわり抜いて「きゅうり」を作る子。
エビフライに唐揚げ……好きなものを全部詰め込んだ「スペシャルおにぎり」を作る子。

ひとつのおにぎりをじっくり作り込む子もいれば、
次から次へとたくさんのおにぎりを握る子もいます。
紙に向き合う姿勢も、完成したおにぎりも、十人十色です。

完成したおにぎりは、紙で作った特製の「笹の葉」にのせて、
みんなで見せ合いっこをしました。
「どんなおにぎりを作ったか」「作ってみてどうだったか」など、
お互いの作品を見ながら紹介していきます。

保護者の方からは、「持って帰った材料で、しばらくはおにぎり作りが続きそうです」
という嬉しいコメントもいただきました。

紙の触り心地や模様が、「美味しそう」に変わっていく時間。
個性豊かな作品がたくさん生まれた楽しいひとときになりました。

 


2026/04/15|アートスクール

「こどもの「からだ」に注目して、「こころ」に働きかける整体的子育て」山上亮/整体ボディワーカー フォトレポート

山上亮先生の整体的子育ては、こどもの「からだ」を通して「こころ」に寄り添う視点を大切にしています。その考え方には、お母さんの気持ちをふっと軽くしてくれるヒントがたくさん詰まっています。

こどもは、言葉にできない思いをからだで表現しています。気になる行動の背景にも、「気にかけてほしい」「触れてほしい」といったメッセージがあると捉えることが出来、そんなサインに気づいたときに大切なのは、五感を通してからだに働きかけること。

特に触れることは、こどもの安心感につながり、心が満たされることで自然と状態が整っていくのだそうです。

そして、家庭でできる簡単なお手当をいくつか実践しました。背中や股関節をゆるめるように優しく触れたり、からだをゆらしてあげることで緊張をほどいたり、耳鼻咽喉系や循環にも良い影響があるという、耳を揉んでリラックスを促したり。熱がこもっているときには、指を軽く引いてあげるなど、末端へのアプローチも有効なのだそう。

じつはお母さん自身のからだの状態も重要で、大人のからだがゆるむことで気持ちにも余裕が生まれ、その安心感はこどもにも伝わります。子育ての中で、お母さん自身が健やかであることは、こどもにとっても大きな支えとなることでしょう。

日々の暮らしの中で、からだに目を向けてやさしく関わること。その積み重ねが、こどもの「こころ」に届いていくという整体的子育て。今回も豊かな講座となりました。

2026/04/15|アートスクール

「杢目金(もくめがね)をやってみる 〜技術体験とペンダントトップづくり〜」星飛鳥 フォトレポート

工業彫刻家やプロダクトデザイナーなど、様々な肩書きを持つ星飛鳥さんを講師にお迎えして、杢目金(もくめがね)のワークショップを行いました。
杢目金とは、さまざまな金属を重ね合わせ、叩いたり削ったりすることで木目のような模様を生み出す、日本独自の伝統的な金工技法です。

今回は、この本来は高い技術が必要とされる加工に挑戦しました。

まずは長きにわたる歴史について、そして星さんの過去作品のお話を聞いたあと、それぞれの制作へ。
今回扱うのは銀と銅の2種類が合わさったもの。
はじめは銅一色の表面を、さまざまな大きさや太さのかなづちで、何度も丁寧に叩いていきます。

叩いては削る、地道な工程の中で、少しずつ自分だけの模様が浮かび上がってきます。

先生のお手本でははっきりと美しい模様が現れる一方で、実際にやってみるとなかなか思うようにはいかず、みなさん試行錯誤。
その中で、職人さんの技術のすごさを実感する時間にもなりました。

お子さんから大人まで、どの方も真剣に手元に向き合い、集中して作業を進めていきます。

荒削りの縁を整え、しっかりと磨き上げるとそれぞれオリジナルのネックレスやブレスレットが完成。
生まれた模様には、その人らしさがにじみ、世界にひとつだけの作品となりました。

つくる過程の難しさと面白さ、そして完成したときの喜びを、じっくりと味わう時間となりました。

 

  

2026/04/07|アートスクール