『TIFFティーンズ映画教室2021』
中学生 映画――今、この時代にどんな映画を創ろう
「TIFFティーンズ映画教室2021」は、本格的な映画づくりに挑戦するワークショップです。完成作品は、今秋開催の東京国際映画祭のスクリーンでワールド・プレミア上映!
全国各地でこどもたちを対象に、映画観賞・制作ワークショップを開催してきた「(一社)こども映画教室」と共に、特別講師として瀬田なつき監督を迎え実施します。ぜひご参加ください。
【特別講師】
瀬田 なつき監督
1979年、大阪府生まれ。東京藝術大学大学院映像研究科在学中、修了制作『彼方からの手紙』(2008)を監督。『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』(2011)で商業長編映画デビュー。主な監督作品に、映画『5windows』シリーズ(2011-2015)、『PARKS パークス』(2017)、『ジオラマボーイ・パノラマガール』(2020)、ドラマ『セトウツミ』(2017)、『声ガール!』(2018)、『カレーの唄。』(2020)、『あのコの夢をみたんです。』(2020)などがある。
♦︎中学生が映画をつくるということ♦︎
映画に“正解”はありません。チームのみんなが最善と判断した“納得解”があるだけです。①大人が手出し口出ししない、ことで、こどもたちは自ら考え、コミュニケーションをとり、判断していくことになります。そして、②本物の映画人に出会う、ことで、映画づくりへの真剣なまなざしや態度から‟映画とは何か“を体感していきます。映画づくりは人と関わらずには成し遂げられず、また自分と向き合わずにはいられないものです。中学生という、人生においてもっとも多感で、もっとも生きづらさを感じる年代に映画づくりを体験することは彼ら彼女らにとって大きな自信となるでしょう。この活動も5年目となり着実にその結果を見せています。TIFFティーンズ映画教室は映画づくりというキャリア教育であり、また、コミュニケーション能力を培うものでもあり、なにより人間教育としてこどもたちの大きな成長の機会となるでしょう。
(一社)こども映画教室代表理事 土肥悦子
【開催日程(予定)】
●8/8(日) 保護者向けのオンライン説明会を予定
●8/10(火) ガイダンス、プロットづくり
●8/12(木) 17(火) 撮影準備
●8/19(木) 撮影準備、撮影
●8/24(火) 26(木) 撮影
●8/27(金) 28(土) 撮影、編集等
●会期中 (10/30-11/8) ワールドプレミア上映(日時は後日発表)※(1)(2)
※(1)完成作品と8日間のメイキング映像作品を劇場上映(有料)
※(2)映画教室に参加する中学生はゲストとして参加できます。
*新型コロナ感染状況により日程が変更されることがありますのでご了承ください。
*感染状況によりオンラインなど形態を変えて開催の可能性もあります。
主催:公益財団法人ユニジャパン(第34回東京国際映画祭実行委員会)
企画運営: 一般社団法人こども映画教室
協力:景丘の家