おしらせ

LATURE×景丘の家『こども食堂』フォトレポート

表参道のフレンチレストラン「LATURE」の室田シェフに教わる、夏の終わりのスペシャルな「こども食堂」。
ジビエをきっかけに環境や食への関心を高めてほしいと願う室田シェフらしく、本日のメインディッシュは「鹿のロースト」。かっこいいコック帽をかぶって本格的なフレンチに挑戦です!

=本日のmenu=
・鹿のロースト シャスールソース
・鰹コンフィのサラダニソワーズ
・夏カボチャの冷製ポタージュ
・季節のフルーツタルト

毎月開催している「景丘の家・こども食堂」と同様に、みんなで分担して調理を進めます。各テーブルにLATUREのみなさんがついてくださり、ひとつひとつ丁寧に、そして楽しみながら。どの子も真剣なまなざしで先生の手元を見つめ、説明もしっかり聞いて、少しずつコツをつかんでいきました。

鹿や鰹などの食材にふれるだけでも貴重な体験ですが、調理の手法をひとつひとつ一流シェフから直接教えていただけるなんて、うらやましくなるくらいの贅沢な体験です。
肉料理によく合う「シャスールソース」まで直伝してもらったこどもたち。ぜひお家の人にも食べさせてあげてほしいものですね!

みんなで協力してつくりあげた料理を、シェフのお手本通りに盛り付けていくと…お店で見るのと同じくらい素敵なコース料理が完成しました!

集まったときの緊張感はどこへやら、どの子も自信に満ちた素敵な笑顔。「早く食べたい」のワクワクを胸に、元気いっぱい「いただきます!」。口に入れた瞬間、あちこちから「おいしい〜!」の声が上がりました。こんな本格的なフランス料理をつくれたなんて、きっと誇らしい気持ちでいっぱいだったはず。

自分でつくって自分で味わうフランス料理の初体験。LATUREの方々や参加者のみんなともすっかり打ち解けて、スペシャルな時間になったことでしょう。
LATUREのみなさん、今年も素敵な体験を本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2025/08/31|フリープログラム

日本の郷土ごはん vol.29『島根・すもじ』フォトレポート

伝統的な郷土料理をみんなでつくり、各地を旅する気分でおいしくいただく「景丘の家 こども食堂」。
今月は島根県の「すもじ」「しじみ汁」「せりとほうれん草のおひたし」です。

「すもじ」は、焼きサバを混ぜ込んだちらし寿司。サバの年間漁獲量が全国トップクラスを誇る島根県ならではの郷土料理です。
香ばしく焼いたサバを手でほぐし、甘く煮たしいたけやふき、たけのこなどと一緒に酢飯に混ぜて、仕上げにきざみ海苔、錦糸卵、絹さやを彩りよく飾る、なんとも豪華な一品です。

「しじみ汁」は、宍道湖を擁する島根らしい汁もの。澄んだお出汁に、しじみのうま味がじんわりと溶け込んだ、ほっとする味わいです。
そして「せりとほうれん草のおひたし」は、緑鮮やかな栄養満点の副菜。本来は「黒田せり」という松江市の伝統的な在来野菜を使いますが、今回は東京で手に入る一般的なせりとほうれん草をおいしく味わいました。

こどもたちは今日もたくさんの作業にチャレンジ。
せりやほうれん草、絹さや、しいたけを、それぞれの用途に合わせてカットしたり、すもじ用の錦糸卵をフライパンで薄く焼いて、まさに糸のように細く美しく切りそろえたり。おひたしの野菜を両手で和える作業も丁寧にがんばりました。

焼きサバを手でほぐしながら「目をつぶって丁寧にやったほうがちっちゃい骨も見つかるよ」と声をかけ合う姿や、しじみ汁を作りながら「すごくいい匂いがしてきた!早く食べたいね」と顔を見合わせるニコニコ顔に、こちらまで笑顔になります。

すもじ、おひたし、しじみ汁だけでもごちそうですが、今日は夏休みみスペシャルでとうもろこしとかき氷まで! こどももおとなも嬉しそうな笑顔が広がりました。
今日もがんばったこどもたち。景丘の家で経験した夏の一日が素敵な思い出になりますように。

“みんなでつくって、みんなで食べる。”
今回も、「大地を守る会」をはじめ、たくさんの方々のご協力で、こども食堂を楽しく開催することができました。
心より感謝申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2025/08/30|景丘の家・こども食堂

『親子で楽しむ!アフリカンダンスワークショップ リズムでつながろう 』イシアガ・シラ/アフリカンダンサー フォトレポート

西アフリカ・ギニア出身のダンサー、イシアガ・シラさんと仲間の先生方をお迎えして、親子でアフリカンダンスを体験しました。

はじめに、スライドを使ってアフリカの国や文化を紹介。
画面に映し出されたジェンベが実際に鳴り響くと、その力強い音に会場の空気が一気に変わり、
みなさんの表情もぱっと引き込まれていきます。最初は緊張して体がこわばっていた子どもたち。
それでも先生のかけ声に合わせ、見よう見まねでリズムを刻むうちに、だんだんとリラックス。
思い思いにステップを踏みはじめます。
お父さんやお母さんも一緒に、輪になって踊る場面は、どこか日本の盆踊りのよう。
音楽と踊りが世代や国を超えて、人と人の心を自然につないでいくのを感じました。

ワークショップの最後には、イシアガ先生と仲間による迫力あるパフォーマンス。ジェンベの響きに呼応するように、子どもたちと先生が向き合い、1対1のダンスセッションが自然に始まりました。
全身でリズムを受け止めながら踊る子どもたちの、キラキラした楽しそうな表情がとても印象的でした。

音とリズムに身をゆだね、心をひとつにして過ごした時間。国や言葉、年齢を超えてつながる喜びが会場いっぱいに広がりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2025/08/29|アートスクール

『包丁を研いでみよう!』キング砥石×釜浅商店/渡辺敏郎 キング砥石株式会社 代表取締役社長 フォトレポート

皆さんはご家庭で使っている包丁を、自分で研いだことはありますか?
毎日の食を支えている大切な道具である包丁。

研いでみたいけど、なんとなくハードルがある?

そんな思いに応えるべく、キング砥石さんと釜浅商店さんが景丘の家に来て下さいました。

皆さん今日は、ご自宅の包丁と一緒に参加します。
まずはご持参いただいたそれぞれの包丁を1本1本丁寧に、キング砥石の渡辺さんが研ぎながら問診。
使う頻度や、切る食材、いろいろな違いによって包丁は刃の状態も違ってきます。

当たり前なようにやってしまっているけれど、
切った食材を集める時に包丁の刃の部分を使っていませんか?
ふいな質問にみんなうなづくばかり。
刃にはとても良くないことなそうで、包丁の背の部分(みね)を使ってやるといいですよ!とのアドバイスに、包丁に対しての気持ちも変わってきます。

さぁ、いよいよ包丁を研ぎますよ。

まずは表面から。研ぐ角度は15度を意識します。
はじめは包丁を触ることも不安だったけど、周りで包丁を研ぐ音がやる気をくれ、
こどもも大人も真剣な顔で研いでいきます。
途中、気をつけながら刃の部分を軽く指で触り、研げているかの確認。
刃を触るって怖いけど、指先に感じる引っかかり(かえり)が研げている証拠なのです。
引っかかりを感じたら裏面も研ぎましょう。
包丁の研ぎ具合とともに、皆さんの顔も職人のよう。

ご用意くださったトマトや大根を切ってみたら、なんとビックリ!!
「すごい!切れるー!!」「我が家の包丁じゃないみたい!!」などなど嬉しい声が聞こえます。
切れる包丁を使うと切ることがとにかく楽しくなり、薄く切ることにも挑戦。
「家に帰ったらこの包丁を使ってお夕飯の準備をしたいな。」と、うきうき胸も踊ります。

包丁が研げたら、砥石もメンテナンス。
次に使う為に砥石を平らに保つ、面直しです。
水を浸したヤスリに砥石を押し当てて、色々な方向に動かしヤスリます。
知らなかったことをたくさん教えていただき、包丁や道具への愛着もひとしお。
最後に「食」という漢字は人を良くするよと仰った渡辺さんの言葉が忘れられません。

食が人を健やかに育てる、道具を通じて食に対する豊かな気持ちも思い出せたとても良い時間となりました。

ぜひ、これからも道具を大切に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2025/08/27|アートスクール

『夏の型絵染づくり』宮入圭太/型絵染作家 フォトレポート

「型染め」は、日本の伝統的な染色技法のひとつ。
型紙を使って布や和紙に模様を写し、糊をのせた部分は染料が入らない仕組みになっています。
色を重ね、乾いたあとに水に浸すと、糊が自然に剥がれて模様が浮かび上がる――そんな奥深い美しさがあります。

今回は、型染め作家の宮入圭太さんが、この日のためにデザインしてくださった「朝顔」のポストカードに挑戦しました。
夏らしく涼しげな題材に、みんなの心もぱっと明るくなります。

宮入さんが厳選した4色の絵の具を使って色付けをしていきます。
「淡い色合いで塗るのも綺麗ですよ」
「ちょっと間違えたかな、と思っても、それがいい感じになります」
と、一人ひとりに寄り添うようなアドバイスをくださり、色を選ぶ楽しさ、偶然が生む美しさを教えてくださいました。
また、色の工夫や糊の丈夫さの秘訣について、柚木沙弥郎さんからの学びを交えたお話もしてくださいました。

色付けが完成した作品を並べてみると、どれも本当に個性豊か!
淡い色でやさしい雰囲気を出す人、グラデーションや夏の景色を表現する人…。
見せ合いながら「なるほど!」「素敵ですね」と声が飛び交い、暑さを忘れるような和やかな時間になりました。

お家に帰って、糊を落としたときに現れる本当の姿は、きっとまた違った驚きと感動を与えてくれるはず。
今日の体験が、みなさんの心に残る大切な夏の思い出になりますように。


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 

2025/08/26|アートスクール