おしらせ

『聞いて、見て、思いをのせてゆく、絵本づくり』加藤潤子/絵本作家 フォトレポート

聖書の「種まきのたとえ」のお話。
お話の中では、まかれた種は4つの運命をたどるようにたとえられ、
それぞれ、鳥に食べられ、岩地に落ちて枯れ、
いばらに落ちて実を結ばず、良い地に落ちた種はすくすくと育ちます。

今回のアートスクールでは、
「種まきのたとえ」のお話をみんなで読み合って「よく聞いた」あと、
そこから感じられた思いや情景を自由に、好きな画材を使って描きました。
こどもたちがそれぞれ描くのは4つのたとえのうちの1つだけ。
ひとりひとつのたとえを描き、それをあとで繋ぎ合わせてひとつの絵本にします。

絵を描く時間が始まるとすぐに色鉛筆や鉛筆を動かし始めるこどもたち。
ペンを使ったり、折り紙を使ったり、いろいろと試してみます。
もくもくと集中する静かな空間とは裏腹に、
紙にあらわれる絵はどれも色鮮やかでのびのびとしていました。

自分の好きな絵を好きなように描くでもなく、
テーマに沿うことを気にし過ぎて自分らしさが欠けてしまうこともなく、
お話の細かな表現も絵に取り入れながら、
自分の感性をプラスして自由に描くこどもたちは本当に素晴らしかったです。

絵を描き終え、自分の絵とお友だちが描いた絵を繋ぎ合わせて、
奥付けとタイトルもつけたら世界にひとつだけの絵本が完成です。

最後にみんなが作った絵本を並べて鑑賞会。
同じお話から生み出される絵は千差万別。
感じ方も、表現の仕方もみんなさまざまで、
できあがった絵本も、それぞれの個性がキラキラと光っていました。

 

2025/01/21|アートスクール

『天然石のアクセサリーづくり~原石とカードからメッセージを感じ新年を色で描こう~』新田奈々/KNML NURSERIES フォトレポート

新年はじめての講座は、KNML NURSERIESの新田奈々さんによる天然石のアクセサリーづくりと、豊かな一年のはじまりにとこの日のために特別にご提案いただいたオラクルカードのミニリーディング。

朝、葉山の神社で清めてきてくださった天然石たちが、光を浴び美しく並んでみなさんをお迎えします。

まずは、待ちに待った自分の石探し。天然石は一つとして同じものはないため、同じ種類のものでもそれぞれ表情が違い、アクセサリーにする組み合わせもさまざま。目で見て触れて直感で、悩みに悩んで組み換えて…ゆっくり時間をかけて選んでいきます。

自分に合った石に出会えたら、次は順番に鉱石のカードリーディングの時間です。
カードを胸に当て、今年がよい一年になるよう、その想いを心の中で唱えます。
そして広げたカードの中から選び出した1枚には、美しい鉱石の絵とともに大切なメッセージが込められているのですが、あまりに自分にぴったりのメッセージに、思わず声や涙が溢れる場面も。
みなさん引き寄せられて参加されたのではと思うほど、大人もこどももハッとするひとときでした。

そんな今の気持ちを、解くとキラキラ輝く鉱石でできた絵の具や色鉛筆など、自由な色でまっさらな画用紙に描き、選んだ石をワイヤーで丁寧にアクセサリーに仕上げたら、完成。

絵もアクセサリーも、優しい重なりと透明感があり、まさに今を表しているかのよう。
新年らしい気づきを得て、自分だけのお守りのようなアクセサリーを身につけたお顔は、晴れやかで希望に満ちた光を纏っていました。

明るくクリアで柔らかなよい空気が生み出され
一年のはじまりのエネルギーを感じる、そんな新年の初講座。

2025年がみなさんにとって素晴らしい一年になりますように。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2025/01/19|アートスクール

『縄綯い(なわない)で輪飾りをつくろう!』横畠梨絵/綯屋-naiya- フォトレポート

縄綯いとは、手を合わせて草を擦り合わせ、縄にすること。

今回は、「綯屋(naiya)」の横畠梨絵さんをお迎えし、その年お世話になったものに感謝を伝えるための小さなお飾り、輪飾りをつくりました。

まずは数本の稲藁を二手に分け、手の中で擦り合わせていきます。

横畠さんのお手本を見るととてもシンプルに見えますが、実際に行うとコツの必要な難しい作業。
みなさん初めは悪戦苦闘しながら素材と向き合いました。

藁が乾いて上手く行かない時は、霧吹きで濡らしながら何度も挑戦。

今回は縁起物のため左方向によられた「左綯い」でしたが、
反対方向の「右綯い」では、昔何かを結んだりまとめたりするため縄が必要になる度にこの作業を行っていたそうです。

何度も繰り返すうちにバラバラだった藁が1本により合わさっていきます。
みなさん、慣れてくると稲藁を綯う感覚に夢中になり、
できた縄を輪っかに結んで、いくつもの個性豊かな輪飾りが出来上がりました。

「新年を迎える前に手を合わせて縄綯いを行いたい。」という横畠さんの想いのこもった今回のワークショップ。

親子で、おばあちゃんと、お友達と、自分自身と。

手と手を合わせてできた表情豊かな輪飾りとともに、
1年の締めくくりとなるような時間となりました。

 

2024/12/25|アートスクール

『クリスマスツリーのうらっぽん』東京チェンソーズ/森デリバリー講師 フォトレポート

檜原村の豊かな森から、東京チェンソーズさんがたくさんのうらっぽを連れてきてくれました!

「うらっぽ」とは木のさきっぽの部分のこと。
ふだんは使われることのない、このうらっぽを使って今日は自分だけのクリスマスツリーを作ります。

準備をしている時から、景丘の家が木の良い香りに包まれました。

さぁ、まずはみんなで森の大切なお話しを聞きます。

森という言葉は知っているけれど、実際に森はどうして必要なの?

森にはわたしたちの暮らしに欠かせない大切なことがたくさん詰まっています。
きれいな水や空気をつくったり、土砂崩れや水害を防いだり、生き物のすみかにもなります。
でもこれらの機能は森が適切に手入れをされ、元気な状態でないと発揮されないとのこと。

こどもも大人も、森についてのお話を真剣な眼差しで聞いていましたね。
身近な植物の名前の由来も、クイズ形式でとっても楽しく知ることができました。

さて、次はお待ちかねのツリー作り。
杉とひのきの香りに癒されながら、台座にうらっぽを差し込みます。
長かったり、短かったりそれぞれ好きな長さにカットしてどんどんツリーの形ができていきます。

てっぺんの星に顔を描く子や、可愛い目をつける子、木の実やリボンもつけてうらっぽんもおめかし。

ツリーが出来上がったら、なんと今日は丸太も切ります。
のこぎりを使ったことのない子も、教わりながら丁寧に切っていきます。
のこぎりを使うなんて小学生以来!とおっしゃる大人も楽しい丸太切り。

切ったばかりのひのきは水分がたっぷり。
年輪の数を数えると木の年齢がわかるよ!と教えてもらい、一生懸命に数えていた顔がとっても印象的でした。自分で切った丸太に、焼印も押して大満足。

もう少し暖かくなったら、みんなで檜原村にも遊びに行きましょう!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024/12/18|アートスクール

『「色から読み解く」親と子のワークショップ&気質講座』  堀口桂子・村山真紀/フォトレポート

気質ってなんでしょう?みなさんは自分の内面にある気質について考えたことがありますか?それは性格をつくる以前の、「刺激に対する反応の仕方」なのだそう。

たとえば、はじめての場所に行ったとき、ワクワクしたり、こわくなったり。

何かが起きた時や、知らないことに対する気持ちの持ち方などは、同じように育てられたきょうだいでも、一人一人違います。

実は、色と気質は密接に結びついています。7万人からサンプル調査した色彩マーケティングの研究に基づき、今回は色をつかって「自分らしさ」や「自分の強み」が見えてくるワークショップをしていただきました。

こどもたちには、好きなものを一つと、お気に入りの洋服で来てもらいます。コーディネートや、ヘアスタイルに至るまで、スタートからこどもたちの内面が透けて見えるようです。

まずは直感で選ぶワークから。スニーカー、ペンケース、自転車など、それぞれデザインが違う写真を並べて、「自分が好きなものはどれ?」と聞きます。

「これ!」と即決する子もいれば、「季節はいつだろう?」「今使うならこれだけど、これから先も使うならこれ」と、しっかり考える子も。

「色が好き」「ここにリボンが付いている」「このクマちゃんがかわいい」「かっこいい」「機能的」など、選ぶ理由もさまざまに飛び出し、隣りで聞いているお父さん、お母さんはその理由にびっくりな様子。そんなことを考えていたとは、と自分との違いに気づきます。

目の前の子はこんな子かなとイメージが湧いたところで、同じテーブルのお友達を色であらわしてみましょう。たくさんの色のカードの中から、すばやく選んでいきます。「ピンクでもこういうピンクを探している」といったこだわりが見える一面も。

そうして出来上がった色のカードをプレゼントし合うと、不思議なことに3人からもらったカードでも全てに同じ色が入っている子がいました!偶然にも好きな色だったり、意外に思う色だったり。その後は、お父さんやお母さんにも色を選んで、思わぬ色の贈りものに、親子で会話が弾みます。

それでは、実際に色の布を当ててみましょう!経験豊かな堀口さんと村山さんが、今までのワークを通して少しづつ見えてきたこどもたちの内面を色で見せていきます。

「このあたりが合うね、この色も。この色だけではちょっとさびしい。」と魔術師のごとく合わせると、確かに顔色も表情も明るくなります。似合う色がお顔まわりにくると、ニコっとするこどもたち。

「いつもはこどもに黒を着せないんです」というお母さん。でも、かっこいいものも好きで実は黒がよく似合う子だったりと、新たな発見の連続です。

「お子さんが好きなもの、スタイルを伸ばしてあげると、キラキラ輝いてその子らしさが出る」と堀口さん。

お互いの違いに気づいた親御さんと、自分らしさが見つかったこどもたちは、もっと知りたいという好奇心にあふれていました。

2024/12/07|アートスクール