おしらせ

『縄文時代にタイムスリップ。 野菜と魚を使って土器料理体験をしてみよう!』西川太一/SAIME店主 フォトレポート

土器とは、縄文時代から使用されている粘土を焼き固めた容器を指します。現代の生活ではほとんど使われなくなりました。
そんな土器を使い料理を提供している『SAIME』から店主・西川さんをお招きしました。

今日用意してくださった食材は「大浦ごぼう」「新玉ねぎ」「鯵」の3種類。
景丘の囲炉裏で土器の中に食材を入れ炭でじっくり火を入れます。

鯵は西川さんに教えていただき1人1尾ずつさばき、笹の葉で包みます。
初めて自分で魚をさばいた。という子もいて、みんなとても一生懸命に取り組んでいました。

そして、3時間ほどの長い長い火入れが終わり、囲炉裏を囲みいただきます。
新玉ねぎは弾けるような甘味と食感。大浦ごぼうは噛み締めるたびに大地の香りが口いっぱいに広がります。鯵は笹の香りが移り、ふっくらとした口どけがたまりません。

前日から仕込んでくださった、古代米の入った玄米粥も一緒にいただきました。
コックリとした舌触りで、魚の出汁で炊かれた粥はじんわりとそのまま体に染み込んでいきます。

子どもも大人も、食材それぞれの持つ本来の味わいを全身で感じとっているようでした。
 
私たちの普段の生活では食べることは当たり前すぎて、
都度それぞれの食材に向き合い味わっていくことは意識しなければ難しい。

“こだわりを持った食材をシンプルな形で食べること。”
この経験が、「美味しさとは何か。」と改めて私たちに考えるきっかけをくれたように思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024/05/03|アートスクール

『ジュースで版画?キッチンリトグラフ』 早川佳歩/アーティスト 、イシダチハル/イラストレーター フォトレポート

版画というと、木を彫刻刀で彫る版画は学校でやったことのある子も多いかもしれません。
今日は、お家のキッチンにあるもので「リトグラフ」という版画をつくってみます。
リトグラフは水と油が弾く性質を使って印刷するもので、凸凹をつくらずに刷ることができます。

使うのは、「アルミホイル」 「コーラ」 「サラダ油」。 どれも馴染みのある身近なものたちですね。

アルミホイルに、サラダ油や、クレヨンで絵を描いて、シュワシュワのコーラにドボンとしたら、
コーラが、インクが付くところと、つかないところを教えてくれます。

ローラーでインクを乗せると、油で描いた見えなかった絵があらわれました。凸凹してないのに絵を描いたところだけにインクがつきました。
それを紙で刷りとったらキッチンリトグラフの完成です!

実験みたいな不思議な現象に、こどもも大人も興味津々です。
なんどもなんども、版が壊れるまでたくさん刷りました。
だんだんと絵が潰れてくるのも面白く、「何枚までできるかな?」と挑戦しました。

プリンターを使ったら、同じ絵を何枚もすぐに印刷することもできるけれど、
自分の手で一枚一枚、ちょっとずつ刷ると、それぞれに個性的で心のこもった素敵な絵が出来上がります。
お友達や大切な人にプレゼントするのもいいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024/04/24|アートスクール

『現代金継ぎワークショップ』 かえりやまひろこ/現代金継ぎ講師フォトレポート

今回のワークショップでは、かぶれにくい「新うるし」を使用した「現代金継ぎ」をみなさんに体験していただきました。

参加者のみなさんにお持ちいただいた食器は、どれも大切な思い出のものばかり。
少しヒビの入ったものから、大掛かりな修理が必要なものまで、傷の程度もさまざまでした。

割れたパーツを接着剤でつなげ、欠けた部分をパテで埋めていきます。
食器が割れてしまったとき、サッと捨ててしまうのではなく、
生じた傷跡を景色、歴史と捉え、新しい命を吹き込みながら使い続けていく。
それが、かつて千利休が茶の湯を大成した頃から存在するという金継ぎ技法の理念です。
真剣な表情で作業に没頭された参加者のみなさんは、
ご自身の食器にうつる景色をどのように見ていたのでしょうか。

バラバラだったパーツが器としての形状を取り戻し、
割れ目を金箔や銀箔を混ぜた新うるしでなぞると、
それまで「かつて食器だったもの」が「新しいもの」として輝きだしたのが見て取れました。
同じだけど、違う。
また器として使うことにわくわくしてくる。
そんな感情が湧き出てくるようでした。

職人のように真剣だった参加者のみなさんの表情も、
金継ぎを終えると笑顔が溢れました。

実際に使えるまでは、あと1週間寝かせてから。
また器として使う日が楽しみですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024/04/18|アートスクール

『ビニールコラージュ』鎌倉美佳/マテリアルデザイナー フォトレポート

いろんな色のビニールにアイロンをあてて
マテリアルに変化する行程を体験する。
そして自由にデザインしたひらめきを
形に、色に、表現してみるワークショップ。
 
アパレルブランドでマテリアルを探求し続けたデザイナーの鎌倉先生は、
現在も新しい素材、新しい表現の幅を拡げています。
そして今回、身近な素材であるビニールを用い、こどもたちと体験の場を用意してくれました。
 
色とりどりで、形状も様々なビニールを前に
先生の試作を見ながら、扱い方のレクチャーを受けます。
 
薄くても厚く重ねても、どんな形でも、色の重なりによって出来るグラデーションも発見の連続です。
 
形づくる時、接着剤や糸で縫い合わせるなども不用で全てアインの圧着で出来てしまう手軽さと、
平面が立体になる構造のおもしろさも兼ね備えた、工作としての新しい手法に出会えた喜びとともに
思い思いの形が出来上がりました。
 
不要になったビニールを再利用して、こんなに楽しくて新しい表現が出来るなんて。
先生のようにいろんな形状づくりぜひお家でも試してみてくださいね。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024/03/31|アートスクール

『「Human Tools」全身で大きな紙に描こう!』 竹村明奈/デザイナー フォトレポート

デザイナーの竹村さんが発明した「HumanTools」はその名のとおり、人間の身体によりそったプロダクト。
見たことのない形の道具たちにみんな興味津々。
どうやって使うのでしょう?さっそく先生に紹介していただきます。

まずは“足に挟んでジャンプして押せるスタンプ“。
思わず全身でちからいっぱい飛び跳ねたくなるスタンプです。

次に“足で乗って体を回転させて描くコンパス“。
バランスをとりながら身体ごとくるっと回ると、きれいな丸が描けます。

そして最後は“指の形に沿ったくぼみがある、丸くて大きなクレヨン“。
ころころ転がしても楽しむのもあり。クレヨンの角度を変えると色んな色で描けます。

そして目の前には10メートルもある巨大な画用紙!
両手に持ったクレヨンで雑巾掛けのようにして、なが〜い線を描く子。
お母さんと手を繋いで、くるくる回るコンパスを楽しむ子。
スタンプでぴょんぴょん、思わず笑ってしまう子。
HumanToolsを紙の上で転がして、自分まで転がってしまう子。

2~5歳までのみんなが、真っ白だった画用紙をカラフル笑顔いっぱいに埋めてくれました。

2024/03/24|アートスクール