おしらせ

「太陽の光といっしょに サイアノタイプで絵をかいてみよう」木下理子/美術作家 フォトレポート

サイアノタイプは、紫外線の力で青く変化する不思議な技法。200年ほど前からある写真の方法で「青写真」とも呼ばれています。
こどもたちにとってはちょっと珍しい技法。木下先生の作品を見て「藍染めかな?」とつぶやく声もありました。

まずは木下先生がやり方をレクチャー。
この日は少し曇り空だったので、青く変わるまでに8分ほどかかりました。
水で洗うと、光が当たったところは青く、影ができたところは白いまま。最初は「?」だった子どもたちも、実際にやってみるうちに仕組みがわかってきたようです。

今回は、透明のビニール袋に線を描いたり、紐やテープを重ねて影をつくったりして、オリジナルの絵を作成。
落ち葉や小さな植物、文房具など、たまたま近くにあったものを使う子もいて、自由な発想がいっぱい!
テープだけで表現した子、自然のものを無造作に置いた子、それぞれのこだわりや個性が光りました。

額に入れてみると、ぐっと大人っぽく、かっこいい作品に。
「見て見て!」と親御さんに見せる笑顔があふれていました。

夏の終わりの光をたっぷり浴びた、世界にひとつだけの作品。
おうちに飾って、ぜひ楽しんでもらえたらうれしいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2025/09/30|アートスクール

『こども妖怪探偵団 出動せよ! 〜景丘の家にひそむ、ふしぎな “ようかい” をさがせ!〜』景丘の家 フォトレポート

演出家・劇作家の越智良江さん(おっちー)による、想像力を楽しむ演劇ワークショップ。
今回は、みんなで「妖怪探偵団」になって、景丘の家にひそむ妖怪を見つけたよ!

まずは探偵団の証となるバンダナをつけて、演劇の準備体操。
おっちーが”演出家”というお仕事についてゲームをしながら教えてくれました。
あ〜っという間にお話をつくって演劇にしちゃうおっちーに、みんなびっくり。

それから体を動かしたり、声を出したり、
演劇遊びでみんなの名前を知ったら、、、いよいよ探検です!

景丘の家のB1階から2階までを、
おっちー特製の不思議な双眼鏡を覗きながらよ〜く観察します。

「かき氷機がお喋りしてるかも、、」
「夜になったらベルが踊ってるかも!?」
「ロッカーに荷物が食べられちゃうかも〜」
「え、でも欲しいものに変えてくれるかも〜!」

探検隊は、どんどん新しい妖怪を発見。
おっちーや参加するおともだちとの言葉のキャッチボールで、
妖怪のイメージがどんどん膨らんでいきます。
探検のあとは、それぞれが発見した自分の妖怪を工作して、
みんなに紹介タイム。

「この妖怪とあの妖怪は友達かも!?」
「あの道具も妖怪に見えてきた!」

どの妖怪も、こどもたちそれぞれのアイディアやキャラクターが現れていて、
とっても魅力的でした。
朝から盛りだくさんのワークショップで疲れてくるところ、
お互いの発表を一生懸命聞いている様子も印象的でした。

越智さんは、
「”答えのない”世界でこどもたちが力を発揮するために、
大切なことのひとつが、想像力を育み、楽しむこと」
だとおっしゃいます。

そんな想像力を楽しむ種が蒔かれた、すてきなひとときでした。
みんなの想像力が創造力に変わっていく日が楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2025/09/25|アートスクール

『テクノロジーとクラフトでつくる ちいさな木馬』江村史子/デザイナー フォトレポート

いつもこどもと暮らすインテリアに、テクノロジーとクラフトで
さまざまな彩りを提案してくださる、デザイナーの江村史子さんにお越しいただき、今回は「ちいさな木馬」をつくりました。

参加してくれたみんなは3歳〜5歳。
どの年齢でも使いやすく、それでいて成長や好みよって表情に違いが出る魔法のような画材で
自由に色を合わせ、今しか作れない素敵な木馬をつくっていきます。

アクリル絵の具を乗せて、ビー玉をコロコロ転がしたり
オイルステインをスタンプのようにトントンしたり
滑らかな描き心地のテンペラ絵の具をクルクルしたりー

組み上げて、デコレーションをしたら完成です。

弾けるように転がるビー玉の音にワクワクするお顔
たくさんの水で溶いた絵の具でテーブルをキラキラ輝かせながら
色の重なりに夢中になっているお顔
ドライヤーの風が楽しくて仕方ないお顔
組み上がった瞬間パッと明るくなったお顔
お気に入りの木馬をみんなに見てほしいお顔

どの工程でもみんなの表情が生き生きとしていて、とても素敵でした。

ちいさな木馬をお部屋に飾って、今日の楽しかった気持ちをときどき思い出してくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2025/09/24|アートスクール

『親子で楽しむ!アフリカンダンスワークショップ リズムでつながろう 』イシアガ・シラ/アフリカンダンサー フォトレポート

西アフリカ・ギニア出身のダンサー、イシアガ・シラさんと仲間の先生方をお迎えして、親子でアフリカンダンスを体験しました。

はじめに、スライドを使ってアフリカの国や文化を紹介。
画面に映し出されたジェンベが実際に鳴り響くと、その力強い音に会場の空気が一気に変わり、
みなさんの表情もぱっと引き込まれていきます。最初は緊張して体がこわばっていた子どもたち。
それでも先生のかけ声に合わせ、見よう見まねでリズムを刻むうちに、だんだんとリラックス。
思い思いにステップを踏みはじめます。
お父さんやお母さんも一緒に、輪になって踊る場面は、どこか日本の盆踊りのよう。
音楽と踊りが世代や国を超えて、人と人の心を自然につないでいくのを感じました。

ワークショップの最後には、イシアガ先生と仲間による迫力あるパフォーマンス。ジェンベの響きに呼応するように、子どもたちと先生が向き合い、1対1のダンスセッションが自然に始まりました。
全身でリズムを受け止めながら踊る子どもたちの、キラキラした楽しそうな表情がとても印象的でした。

音とリズムに身をゆだね、心をひとつにして過ごした時間。国や言葉、年齢を超えてつながる喜びが会場いっぱいに広がりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2025/08/29|アートスクール

『包丁を研いでみよう!』キング砥石×釜浅商店/渡辺敏郎 キング砥石株式会社 代表取締役社長 フォトレポート

皆さんはご家庭で使っている包丁を、自分で研いだことはありますか?
毎日の食を支えている大切な道具である包丁。

研いでみたいけど、なんとなくハードルがある?

そんな思いに応えるべく、キング砥石さんと釜浅商店さんが景丘の家に来て下さいました。

皆さん今日は、ご自宅の包丁と一緒に参加します。
まずはご持参いただいたそれぞれの包丁を1本1本丁寧に、キング砥石の渡辺さんが研ぎながら問診。
使う頻度や、切る食材、いろいろな違いによって包丁は刃の状態も違ってきます。

当たり前なようにやってしまっているけれど、
切った食材を集める時に包丁の刃の部分を使っていませんか?
ふいな質問にみんなうなづくばかり。
刃にはとても良くないことなそうで、包丁の背の部分(みね)を使ってやるといいですよ!とのアドバイスに、包丁に対しての気持ちも変わってきます。

さぁ、いよいよ包丁を研ぎますよ。

まずは表面から。研ぐ角度は15度を意識します。
はじめは包丁を触ることも不安だったけど、周りで包丁を研ぐ音がやる気をくれ、
こどもも大人も真剣な顔で研いでいきます。
途中、気をつけながら刃の部分を軽く指で触り、研げているかの確認。
刃を触るって怖いけど、指先に感じる引っかかり(かえり)が研げている証拠なのです。
引っかかりを感じたら裏面も研ぎましょう。
包丁の研ぎ具合とともに、皆さんの顔も職人のよう。

ご用意くださったトマトや大根を切ってみたら、なんとビックリ!!
「すごい!切れるー!!」「我が家の包丁じゃないみたい!!」などなど嬉しい声が聞こえます。
切れる包丁を使うと切ることがとにかく楽しくなり、薄く切ることにも挑戦。
「家に帰ったらこの包丁を使ってお夕飯の準備をしたいな。」と、うきうき胸も踊ります。

包丁が研げたら、砥石もメンテナンス。
次に使う為に砥石を平らに保つ、面直しです。
水を浸したヤスリに砥石を押し当てて、色々な方向に動かしヤスリます。
知らなかったことをたくさん教えていただき、包丁や道具への愛着もひとしお。
最後に「食」という漢字は人を良くするよと仰った渡辺さんの言葉が忘れられません。

食が人を健やかに育てる、道具を通じて食に対する豊かな気持ちも思い出せたとても良い時間となりました。

ぜひ、これからも道具を大切に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2025/08/27|アートスクール