おしらせ

『夏の型絵染づくり』宮入圭太/型絵染作家 フォトレポート

「型染め」は、日本の伝統的な染色技法のひとつ。
型紙を使って布や和紙に模様を写し、糊をのせた部分は染料が入らない仕組みになっています。
色を重ね、乾いたあとに水に浸すと、糊が自然に剥がれて模様が浮かび上がる――そんな奥深い美しさがあります。

今回は、型染め作家の宮入圭太さんが、この日のためにデザインしてくださった「朝顔」のポストカードに挑戦しました。
夏らしく涼しげな題材に、みんなの心もぱっと明るくなります。

宮入さんが厳選した4色の絵の具を使って色付けをしていきます。
「淡い色合いで塗るのも綺麗ですよ」
「ちょっと間違えたかな、と思っても、それがいい感じになります」
と、一人ひとりに寄り添うようなアドバイスをくださり、色を選ぶ楽しさ、偶然が生む美しさを教えてくださいました。
また、色の工夫や糊の丈夫さの秘訣について、柚木沙弥郎さんからの学びを交えたお話もしてくださいました。

色付けが完成した作品を並べてみると、どれも本当に個性豊か!
淡い色でやさしい雰囲気を出す人、グラデーションや夏の景色を表現する人…。
見せ合いながら「なるほど!」「素敵ですね」と声が飛び交い、暑さを忘れるような和やかな時間になりました。

お家に帰って、糊を落としたときに現れる本当の姿は、きっとまた違った驚きと感動を与えてくれるはず。
今日の体験が、みなさんの心に残る大切な夏の思い出になりますように。


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 

2025/08/26|アートスクール

『東京都写真美術館に行ってみよう!「透けるもの」に光を当てて、写真を作る』東京都写真美術館

夏休み真っただ中!景丘の家からほど近い東京都写真美術館へお邪魔しました。

今回は、カメラを使わずに写真をつくる「フォトグラム」に挑戦します。

作品づくりに使うのは、ペットボトルや卵のパック、お気に入りのフィギュアなど、とても身近な素材たち。
「透けるって、どんなもの?」
「光を通すもの」「向こう側が見えるもの!」
普段のみんなのお気に入りのものたちも、いつもと違う視点で見ると色んなことに気がつきます。

完成を想像しながらケースに並べたら、いよいよ暗室で写真をつくります。
光に反応する紙を使うので、室内は真っ暗。
みんなドキドキしながら現像を行いました。
光を当てたあとの紙を現像液に浸すと、ふしぎに像が浮かび上がってきます。

水で洗い流すと作品の完成です!
肉眼では見えなかったところに線が出てきたり、おんなじガラスでも、色の違いで濃さが変わったり。
思いもしなかった出来上がりにみんな興味しんしんでした。

それぞれの作品をつくったあとは、展覧会『トランスフィジカル』を鑑賞しました。
フォトグラムの作品もすぐに見つかりました。
「どんな風につくったのかな?」「どの作品が好きだった?」と、スタッフのみなさんともお話ししながらじっくり見て、たくさん刺激をうけました。

最後はお互いの作品を見ながら意見交換。
同じ方法でも、それぞれ全然ちがう表情ですね。

いつも見ているものを使って、とてもアナログな方法でつくることが出来るフォトグラム。
普段、スマホやデジカメでとても身近に簡単にとれることも面白いけれど、
すぐ近くに私たちの知らない写真や映像の世界が広がっているんだということに気が付くことができる時間になりました。

2025/08/09|アートスクール

『夏休み、みんなで作る 流しそうめん』塩山舞/料理研究家 フォトレポート

夏休みの週末、NYで料理家として活動している塩山舞さんをお招きして
こどもたちと一緒に「流しそうめん」を楽しみました。

せっかくの流しそうめんですから、本格的にまずは竹の入手から。
前日に千葉の山から届けてもらった竹を割ってヤスって流しそうめん台の完成です!
流しそうめん台を見ただけでワクワク楽しみになるこどもたち。
そして舞さんのネットワークから集まった有機のお野菜や漁師さんから届いたお魚などなど。
贅沢に皆で調理して賑やかに準備を整えました。

いよいよ流しそうめん実食タイムには、竹から流れる冷たいそうめんを夢中ですくいあげる様子に笑顔があふれていました。
そうめんが流れてくるたびに歓声が上がり、上手く取れても、取れなくても楽しいとのこと。
お母さんお父さんの分まですくってあげながら、何度も何度も行き来しながら
美味しいおかずと一緒にいただきました。みんなで味わいながら、夏らしいひとときを過ごすことが出来、
毎年恒例行事になること間違い無しです。
季節の風物詩とともに、身体にも心にもやさしい食を楽しむ時間となりました。

2025/08/02|アートスクール

『鳥獣戯画であそぼう 〜みて、おしゃべりして、墨絵を描こう』鮫島圭代/水墨画家・美術ライター、田辺梨絵/鑑賞ファシリテーター フォトレポート

誰でも一度は見たことがある「鳥獣戯画(ちょうじゅうぎが)」。

およそ900年前の平安時代に描かれた古い作品ですが、ウサギやカエルなど、動物たちの姿を人間のようにユーモラスに描いたその絵は今でもたくさんの人に親しまれています。

今日は、みて、おしゃべりして、墨絵を描いて、その魅力に迫っていきます!

まずは鳥獣戯画に登場する動物の中から、自分が気になる動物を選んで自己紹介。
「何をしているのかな?」「どんなことをお喋りしているんだろう?」という問いかけに、
みんなの想像力が爆発。それぞれの場面をつなげるようにたくさんの物語を創ってくれました。

勢いそのままに次は1つの場面をスクリーンに写してみんなでおしゃべり。

「この作品の中でどんなことが起こっているのかな?」という問いかけに、
「楽しく泳いでいる猿とウサギがいる!」
「あれ?お風呂で背中を流しているように見える猿とウサギもいるよ」
「ここは川?海?温泉?」
「季節はいつなんだろう?」と、見ればみるほど発見と疑問が生まれていきます。

次はいよいよ墨絵の時間。

鳥獣戯画に登場する動物たちは、細い線と太い線を組み合わせて描かれているからこそ、こんなに生き生きと見えるのだそう。筆ペンを使っていろいろな太さやかすれ具合の線を描く練習をした後は、みんなで見た作品に描かれていた水に飛び込むウサギの模写に挑戦!みなさん個性豊かな墨絵を描いてくれました。先生が用意してくれた長い和紙に、本物の絵巻のように物語を描いてくれた子も。

最後は自分の作品を持って記念撮影。

みて、おしゃべりして、墨絵を描いて、みんな鳥獣戯画とすっかり仲良くなれたようでした。

 

2025/07/31|アートスクール

『プカプカ小さな水遊び』mess! 矢部綾子/デザイナー・上條桂子/エディター フォトレポート

本当に毎日暑い日が続いていますね。
mess!のおふたり、矢部綾子さんと上條桂子さんをお招きして、
夏にぴったりの涼しげな「ぷかぷか小さな水遊び」を行いました。

用意してくださったのは、見ているだけでワクワクするような、さまざまな形や色のパーツたち。

それを水に浮かべたり、手で触ったり、ライトで照らしてみたり。
光の当たり方によって、水の中に映る色や影が目まぐるしくぐるぐる変化していきます。

思わずじーっと見入る子どもたちの横で、「きれいだね」「色が変わったね」と、お母さんお父さんの声も聞こえてきます。

パーツ沈めてみたり、色を混ぜてみたり、ときどきこぼしてしまったり。
それぞれの子が、自分のペースで水や光と向き合いながら、感覚的な体験を楽しんでいました。

子どもと大人が一緒になって、じっくり「見る」「触れる」「感じる」時間。
身近なものでもじっくり観察するといろんな発見がありますね。

お土産にビニール袋にパーツとお水を入れたもの。光が乱反射してキラキラ綺麗。
お家でもぜひ遊んでみてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2025/07/19|アートスクール