おしらせ

【6/2(日) おとなりサンデーに参加します】
『みんなでおしるこをたべよう!〜白餡おしるこ〜』


 
6月2日(日)、「渋谷おとなりサンデー」に参加します!

「つながる笑顔」を育てよう。
景丘の家は、赤ちゃんからお年寄りまで幅広い世代が
集まり寄り添い笑いあえる、地域の縁側のような居場所です。
大きな囲炉裏をみんなで囲み、みんなで一緒に食べる。
たくさんの笑顔が溢れるような、そんな交流の時間を持ちたいと思っています。
冷たい白餡おしるこを配布しますので、ぜひお越しください。
 

日時|
2023年6月2日(日)11:00〜13:00(なくなり次第終了)

対象|どなたでも

参加費|無料

持ち物|「お手拭き」をご持参ください。

 

 

おとなりサンデーは
渋谷で暮らす人 はたらく人
学ぶ人 訪れる人
みんなが知り合い、つながるまちの交流イベントです。

\BBQからクリーン活動まで/
街じゅうで、さまざまな企画が開催されています!
さぁあなたも。気になる企画に参加して
渋谷のつながりの輪を広げよう!

今年の「渋谷おとなりサンデーの日」は6月2日(日)

渋谷おとなりサンデー https://shibuya-otonari.jp
*渋谷おとなりサンデー事務局では、毎年、区内を巡りながら、その地域の団体や活動とのコラボレーション企画を開催しています。

2024/05/28|その他

『虫の足音をきく装置をつくろう』佐々木有美/アーティスト・科学館職員 フォトレポート

みなさんは虫の足音を聞いたことがありますか?
私たちの足元に広がる小さな生き物の世界。
今回のアートスクールでは、アーティスト・科学館職員の佐々木有美さんと一緒に、
スピーカーを通して虫の足音を聞いてみました。

まずは、虫が歩く地面の振動を電気に変えて、
スピーカーから音として再生していく仕組みを作ります。
なんだかとても難しいことのように聞こえますが、
先生の指示に従ってもくもくと作業を進めていくと立派な装置ができあがりました。

できあがった装置にダンゴムシを入れ、スピーカーに耳を澄ませてみると、
「もそもそもそ…がさがさ…」確かに、ダンゴムシの足音が聞こえます。
身近な存在であるダンゴムシ。
足音を聞くと、より「生き物」という実感が湧いてくるようでした。

先生が連れてきた、日本のダンゴムシよりも何倍も大きいクロアチアハナタカダンゴムシの足音も
聞いてみると、「ダンダンダン!ガサガサガサ!!」と何倍も大きな立派な足音が聞こえてきました。

最後に景丘の家の周りでも虫を探してみると、
驚くほどたくさんのダンゴムシやワラジムシが暮らしていました。
たった今出産中のママダンゴムシもいて、参加者のみなさんもびっくり。
ダンゴムシは落ち葉や木の実、虫の死骸や人間の食べ残しなど
さまざまなものを食べて地面をきれいにし、
栄養がいっぱいつまったダンゴムシのフンは良い土を作り、植物が育つのを助けます。
一見、私たちの暮らしと関係がないように感じるダンゴムシも、
陸上の生態系を支える大事な存在なのだと、先生が教えてくれました。

小さな世界が躍動する音。
ぜひ今回の装置を使って、身の回りに暮らすいろいろな生き物の足音を聞いてみてください。

2024/05/23|その他

『土遊びのメソッド』 榎本留衣/アーティスト・左官職人 フォトレポート

「土」と「砂」の決定的な違い、みなさんは答えられますか?

左官職人の先生が普段お仕事で使っているカラフルで様々な土、そしてこどもたちが持ち寄った土を見比べながら、日本全国には地方によってそれぞれ特徴のある土が分布していることを教えてもらいました。
そして、東京にある多くの土が”黒ボク土”であること、こどもたちが持ち寄った土もみんな”黒ボク土”であることが発覚!東京の土は黒っぽいんだ、という発見がありました。

先生が持ってきた色鮮やかな土は、関西で取れるものが多いそう。見た目の美しさと、さらさら、すべすべの質感に、みんな夢中になりました。

次に、左官のお仕事では、土に砂と藁と水を混ぜ合わせて、強度を高めて建物を作る技術があることを教えてもらい、みんなで実践してみました。

公園で泥団子をつくるときにも、幾つかの素材を混ぜ合わせることで、硬くて丈夫な泥団子ができそうです。左官職人のお仕事には、土遊びに応用できるメソッドがつまっているようです!

カラフルな土をコラージュするように、コテでパネルに塗りつけていくと、素敵な作品が出来上がりました。

さて、最後になりましたが「土」と「砂」の決定的な違いは、「生物や植物の死骸が含まれているかどうか」です。地球には生き物がいるから土があり、土にまつわる様々な物語が生まれるのですね。どこかに出かけた際には、ぜひどんな土があるのかも気にしてみてくださいね。

2024/05/22|アートスクール

日本の郷土ごはん vol.14『宮崎:チキン南蛮』フォトレポート

【日本の郷土ごはんシリーズ】第14弾は宮崎県です。
伝統的な郷土料理をみんなでつくり、各地を旅する気分で美味しくいただく「景丘の家 こども食堂」。
今回は宮崎県の「チキン南蛮」「とうきび飯」「蓮根のすり流し汁」を作りました。

代表的な宮崎グルメのひとつとして知られる「チキン南蛮」。唐揚げ+タルタルソースは他地域でも定番ですが、さらに甘酢がかかっているのが特徴です。

元々は昭和30年代に延岡市内の洋食店でまかない料理として考案され、当時の呼び名は「鶏から揚げ甘酢漬け」だったそう。その後、タルタルソースをかけてサラダなどを添えるスタイルが評判を呼び、やがて宮崎のソウルフードと言われるまでに。南蛮というのはかつてポルトガル人がもたらした南蛮文化の名残で、料理では魚の南蛮漬けが有名ですよね。その鶏肉バージョン、というわけです。

本日のこども食堂、こどもたちの作業はまず包丁で材料を切るところから。キュウリやトマト、お汁に入れる油揚げなどを手分けして切っていきます。「指をケガしないように気を付けて!」と、おとながそばで見守りながら挑戦してもらった蓮根おろしの作業も上手にできました。

「切れた! もっと切ってもいいですか?」「蓮根も終わりました! 次は何をしますか?」
こどもたちはいつもワクワクしながら作業に没頭。「もっとやりたい」「もっと知りたい」の気持ちがあふれています。

タルタルソースを手作りし、すり流し汁を仕上げながら、別のチームは鶏肉を揚げていきます。高温の油を扱う作業はいつも真剣勝負。参加者全員分を揚げるので、家庭の料理以上に時間も手間もかかります。でも、たくさん扱うからこそ慣れていき、どんどん手際が良くなっていく姿は頼もしい限り。

二度揚げした熱々のお肉を包丁で4つにカットする作業にも挑戦しました。これまた数をこなすうちに上達して「ひとつ5秒で切れるようになったよ!」「楽しくなってきた!」など自分の成長を実感していました。

かまどでは、とうもろこしをたっぷり入れた「とうきび飯」も炊きあがりました。配膳もみんなで協力してにぎやかに楽しく行います。

ボリューム満点の、本日のこども食堂。やりきった満足感と美味しい笑顔に包まれました。

 “みんなでつくって、みんなで食べる。
「大地を守る会」をはじめ、たくさんの方々のご協力で今月も楽しくこども食堂を開催することができました。心より感謝申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024/05/16|景丘の家・こども食堂

『Let’s leather braiding! 革を編んでキーホルダーを作ろう』 asacohoriguchi ホリグチアサコ/革職人 フォトレポート

バッグや衣服、アクセサリーなどに使われている革は、
私たちがお肉として食べている動物の余った部分=副産物としてとられています。

命の一部をいただいていることを子どもたちにも知ってほしいと、
今回、革職人のホリグチアサコ先生が、大きな大きな牛の革を持ってきてくださいました。
テーブルいっぱいに広げて“これはなんの動物の革でしょうかクイズ”をすると、
「カバ!」「…うし?」と、思ったよりも早く答えが出てきました。
ほかにも、ヘビやオオトカゲ、羽の毛穴が特徴的なダチョウの革も見て触って、
布と革との違いについても学んでから、キーホルダー作りが始まりました。

革を編むことは初めての子どもたち。
意外に力がいるらしく、小さい子は「ふ〜」と時々疲れた声を漏らしながら、
みんな真剣な顔で最後まで編んでいきます。

編み終わったら、金具で輪っか状に留める作業へ。
金槌で打って仕上げるのですが、大人でも金槌を使うことはほとんどないくらいですから、
子どもたちもこれにはみんなドキドキ顔。
慎重に何度もコンコンと優しく叩く子や、叩く場所がズレてヒヤッとする子、
金槌が得意な子とさまざまでした。

最後に、ハートと星型に革を型抜いてキーリングにプラスしたら完成です。
カラフルな革から好きな色を選び、型抜きへ…
そしてここから、子どもたちの特別エキサイトな時間が始まりました。

先生が持ち込んでくださった型抜きの機械は、
可愛らしい見た目とは裏腹にかなり力が必要な代物。
特に小さい子は、全体重をかけて、足を浮かせながら頑張って型抜いていきます。
何度やっても型抜けず、ふーふー言いながら頑張る子どもたち。
大人が「仕上げやってあげようか?」と声をかけると、
「わたしが最後までやる!」と、チャレンジャーの姿勢で頑張り続けました。

小さな革職人たちが頑張って作ったキーホルダーも、命の一部をいただいて作ったもの。
長く大切に使ってもらえると嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024/05/04|アートスクール