おしらせ

『縄綯い(なわない)で輪飾りをつくろう!』横畠梨絵/綯屋-naiya- フォトレポート

縄綯いとは、手を合わせて草を擦り合わせ、縄にすること。

今回は、「綯屋(naiya)」の横畠梨絵さんをお迎えし、その年お世話になったものに感謝を伝えるための小さなお飾り、輪飾りをつくりました。

まずは数本の稲藁を二手に分け、手の中で擦り合わせていきます。

横畠さんのお手本を見るととてもシンプルに見えますが、実際に行うとコツの必要な難しい作業。
みなさん初めは悪戦苦闘しながら素材と向き合いました。

藁が乾いて上手く行かない時は、霧吹きで濡らしながら何度も挑戦。

今回は縁起物のため左方向によられた「左綯い」でしたが、
反対方向の「右綯い」では、昔何かを結んだりまとめたりするため縄が必要になる度にこの作業を行っていたそうです。

何度も繰り返すうちにバラバラだった藁が1本により合わさっていきます。
みなさん、慣れてくると稲藁を綯う感覚に夢中になり、
できた縄を輪っかに結んで、いくつもの個性豊かな輪飾りが出来上がりました。

「新年を迎える前に手を合わせて縄綯いを行いたい。」という横畠さんの想いのこもった今回のワークショップ。

親子で、おばあちゃんと、お友達と、自分自身と。

手と手を合わせてできた表情豊かな輪飾りとともに、
1年の締めくくりとなるような時間となりました。

 

2024/12/25|アートスクール

日本の郷土ごはん vol.21『栃木:ばっとう汁』フォトレポート

伝統的な郷土料理をみんなでつくり、各地を旅する気分でおいしくいただく「景丘の家こども食堂」。
年内最後となる今回は、栃木県です。
名物の「ばっとう汁」「茄子とインゲンの油味噌」「干瓢(かんぴょう)のごま酢あえ」を作りました。

「ばっとう汁」は栃木県北部の郷土料理。「小麦粉の生地をばっと引っ張って切る」動作から、ばっとう汁と呼ばれています。農村地域で手軽に作れる主食として親しまれてきました。
さぁ、まずは「ばっとう」作りに挑戦です。
しっかり練って寝かせておいた生地を、手でちぎっていきます。最初は「むずかしい!」と言っていた子も、少しずつコツをつかんで楽しそうに頑張ってくれました。
この「ばっとう」をたっぷりの野菜や豚肉と一緒に煮込み、栄養満点の温かい汁物に仕上げます。

次は茄子とインゲンを切ります。「こんなに切ったの、初めて!」と言いながら、丁寧に作業を進めるこどもたち。だしや味噌を加えて炒め煮たら、なんとも良い香り。お腹がすいてきました!

栃木県が全国一の生産量を誇る干瓢を使ったさっぱりとした副菜は、干瓢に千切りの野菜と油揚げを和えます。調味料とをしっかり混ぜ合わせたら、全3品が完成です!

かまどで炊いたご飯もふっくら炊きあがり。温かい空気に包まれながら、みんな揃って「いただきます!」

“みんなでつくって、みんなで食べる。”
「大地を守る会」をはじめ、たくさんの方々のご協力で今年も楽しくこども食堂を開催することができました。心より感謝申し上げます。

 

 

 

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今年もこのメンバーで「景丘の家・こども食堂」を走り切ることができました!
いつも細やかにサポートくださるボランティアさんたちに心からの感謝を。

2024/12/22|景丘の家・こども食堂

『クリスマスツリーのうらっぽん』東京チェンソーズ/森デリバリー講師 フォトレポート

檜原村の豊かな森から、東京チェンソーズさんがたくさんのうらっぽを連れてきてくれました!

「うらっぽ」とは木のさきっぽの部分のこと。
ふだんは使われることのない、このうらっぽを使って今日は自分だけのクリスマスツリーを作ります。

準備をしている時から、景丘の家が木の良い香りに包まれました。

さぁ、まずはみんなで森の大切なお話しを聞きます。

森という言葉は知っているけれど、実際に森はどうして必要なの?

森にはわたしたちの暮らしに欠かせない大切なことがたくさん詰まっています。
きれいな水や空気をつくったり、土砂崩れや水害を防いだり、生き物のすみかにもなります。
でもこれらの機能は森が適切に手入れをされ、元気な状態でないと発揮されないとのこと。

こどもも大人も、森についてのお話を真剣な眼差しで聞いていましたね。
身近な植物の名前の由来も、クイズ形式でとっても楽しく知ることができました。

さて、次はお待ちかねのツリー作り。
杉とひのきの香りに癒されながら、台座にうらっぽを差し込みます。
長かったり、短かったりそれぞれ好きな長さにカットしてどんどんツリーの形ができていきます。

てっぺんの星に顔を描く子や、可愛い目をつける子、木の実やリボンもつけてうらっぽんもおめかし。

ツリーが出来上がったら、なんと今日は丸太も切ります。
のこぎりを使ったことのない子も、教わりながら丁寧に切っていきます。
のこぎりを使うなんて小学生以来!とおっしゃる大人も楽しい丸太切り。

切ったばかりのひのきは水分がたっぷり。
年輪の数を数えると木の年齢がわかるよ!と教えてもらい、一生懸命に数えていた顔がとっても印象的でした。自分で切った丸太に、焼印も押して大満足。

もう少し暖かくなったら、みんなで檜原村にも遊びに行きましょう!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024/12/18|アートスクール

年末年始休館のご案内

 

いつも景丘の家をご利用いただきありがとうございます。

年内は12月28日(土)まで、新年は1月4日(土)より開館となります。
2025年もみなさまのご来館をお待ちしております。

 

■年末年始休館■
2024年12月29日(日)~ 2025年1月3日(金)

■お申込について■
ウエブサイトからのお申込は、休館中も受け付けております。
みなさまのお申込みをお待ちしております。

■お問い合わせについて■
休館中にいただいたお問合せは、1月4日より順次ご対応させていただきます。
回答までにお時間をいただく場合がございますが、予めご了承下さい。

 

2024/12/15|その他

【2/8 景丘の家 SPECIAL EVENT】開催のお知らせ

みなさまに日頃の感謝の気持ちををこめて
今年も年に一度のおまつり『景丘の家 SPECIAL EVENT』を2月8日(土)に開催します。

あらゆる世代で集まって、ハレの日を一緒に楽しみましょう。
ご家族と、友だちと、みなさんでぜひ遊びにいらしてください。

詳細はイベント特設HPにて、1月4日より公開。
各プログラムへのお申し込み・ご予約も、1月4日より開始します。
どうぞお楽しみに。

『景丘の家 SPECIAL EVENT』
 日時|2025年2月8日(土)  10:00〜18:00
 入場無料

*一部プログラムは有料となります。
*未就学児のご利用には保護者の付き添いが必要です。
*イベント当日、各フロアの通常のご利用はできません。

 

CONTENTS


 

INSTALLATION

◾️B1 プレイフロア(当日どなたでも参加OK)
『アニメの公園』重田佑介/映像作家

時間|10:00〜17:00 出入り自由
対象|どなたでも
展示期間|1月31日〜2月16日

 

WORK SHOP

◾️2F こどもテーブル (事前予約枠あり)
『My Brother Mushroom 〜わたしたちの小さな仲間たち〜』
Audrey Fondecave・nidi gallery

時間|各回30分(10:30〜、11:30〜、13:30〜、14:30〜、15:30〜)
対象|5歳以上
予約受付期間|2025年1月4日(土)10:00~1月20日(月)19:00

 

 

 

PHOTO SPOT

◾️3F おやこフロア (当日どなたでも参加OK)
『森と動物のフォトブース』景丘の家

時間|10:00〜17:00 出入り自由
対象|どなたでも

 

TOY-HOSPITAL

◾️3F おやこフロア(事前予約のみ)
『おもちゃ病院』ひとみ座文庫おもちゃ病院

時間|各回1時間(10:00〜、11:00〜、13:00〜、14:00〜、15:00〜)
対象|どなたでも
予約受付期間|2025年1月4日(土)10:00~1月20日(月)19:00

 

FOOD

◾️1F サロン(当日どなたでも購入OK)
『森のスープ屋さん』ーやさいの3色スープ フォカッチャ添えー 景丘の家

販売時間|10:00~17:00 *なくなり次第終了
対象|どなたでも

 
◾️1F サロン(事前募集のみ)
森のスープ屋さん『こどもシェフ』景丘の家 

日時|
2月7日(金)  16:00〜<前日準備・顔合わせ>
2月8日(土) <イベント当日> の両日に必ず参加できる人
対象|小学3年生以上
応募受付期間|2025年1月4日(土)10:00~1月20日(月)19:00

 

ワークショップ、おもちゃ病院、こどもシェフへのお申込

受付期間|2025年1月4日(土)10:00~1月20日(月)19:00
申込方法|景丘の家SPECIAL EVENT 特設HPにて
*応募数が定員を超えた場合、抽選となります。(渋谷区民優先)

2024/12/10|スペシャルイベント