おしらせ

『地球暦で暦を知る、自分史を刻む』濱口将成/地球暦ファシリテーター・ソラノマ学習塾代表 フォトレポート

太陽系の惑星の位置関係と、季節の移ろいがひと目でわかる円環のカレンダーが「地球暦」になります。
太陽のまわりを惑星がまわり、春から冬へと円が一周することで、一年が巡る。
宇宙の視点で見た一年間という時間経過を地球暦は表現しています。

春に命が芽吹き、成長の夏が来て秋になり、厳しい冬を越えてまた春が巡ってくる。
そんな一年の流れを円で捉えることで自分の辿った軌跡が見えやすくなり、次の一年の計画も立てやすくなります。

今回のアートスクールでは地球暦のワークシートと惑星を模したピンを使って自分が今いる宇宙の地点を天からの視点で確認し、2025年2月までのできごとや体験を地球暦上に書き込みました。

スマートフォンに撮り溜めた写真を振り返りながら、去年あんなこともあった、こんなこともしたと思い出す作業がみなさん思いの外おもしろいよう。
まるでアルバムを一緒に眺めながら思い出話をしているようでした。
実際に書き込み始めると、思っているよりも短期間にたくさんの出来事があったことに気づきます。
文字の色を変えたり、色を塗ってみたり、イラストを描いてみたり。
人それぞれの人生をうつした地球暦ができました。

秒速30kmで太陽のまわりを一周する地球。
2025年の春分点は、3月20日の18時01分です!
みなさま、どうぞよい春分をお迎えください。

 

2025/03/20|アートスクール

『土を砕いて、形を作ろう!』西山彩子/土器作り体験教室土の子講師 フォトレポート

本日は、東京・西尾久で土器作りの体験教室「土の子」のお店を営む西山さんを講師に土を砕いて形をつくるワークショップを開催しました。

最初のステップは、土を木槌で砕くことから。
景丘の家の2階のベランダで、春を感じられる暖かい天気の中、
みんな、一生懸命に木槌を振り下ろし、土を細かく砕いていきます。
力を込めて大胆に土を砕く子、優しく小さく叩いて砕く子、土を砕く作業だけでも、それぞれの個性が見えてきます。

次に、その砕いた土をふるいにかけ、細かい土を取り出していきます。
「これ、幼稚園でやったことあるー」と嬉しそうに話す子や、
「ケーキつくっているみたい」とにこにこしながら作業する子もいて、
みんなそれぞれに工程を楽しんでいるのが印象的でした。

その後はお部屋に戻り、取り出した細かい土に水を加えていきます。
水を少しずつ入れていくと、土がだんだんと柔らかくなっていきます。
「早く手を洗いたい〜」と、どろどろの手を見て嫌がる子もいましたが
手のひらでこねていき、きれいな泥団子ができてくると顔がほころんでいきます。
「きれいにできた!」と嬉しそうな表情!

その後は、泥団子に土粘土を加えて、形作りしやすいように混ぜていきます。
今回の講座で使用した土は、埼玉のSOU FARMさんの畑で、西山さんが自ら採取してきたもの。
土粘土と匂いを比べてみると、畑の土からはしっかりと土の匂いが感じられました。
そして、土の準備が整うと、いよいよ自由に形作りが始まります。
みんな思い思いに自由に形を作っていきます。
途中で先生がコップや埴輪の作り方を教えてくださると、それを参考にしてオリジナルのコップや埴輪を作る子もいました。

コップの形や埴輪の顔の表情など、ひとりひとりの個性が光るユニークな作品が次々と生まれていきます。お家から持ってきた宝石を押し当てて模様をつける子もいました。
初めは何を作ろうか思い浮かばず手があまり動いていなかった子も
丸めたり、潰したり、お話ししていく間にアイデアが膨らんで、
気づけは、各々が夢中になって作品作りに取り組んでいました。

自分の手で土を砕くところから、自分の手で形を作るところまで。
子どもたちにとって、つくることの楽しさを存分に感じられた一日になったのではないでしょうか?
土と触れ合うことで、自然とのつながりを感じながら、創造力を広げていくことができた、貴重な時間でした。

2025/03/02|アートスクール

『母となり、これから出会う 未来のわたし』渡貫淳子/ 元南極地域観測隊・調理師 フォトレポート

今回は、お母さんに焦点を当てたアートスクールを行いました。
参加にあたり、ご家族のスケジュールの調整や体調を管理してくださり、誠にありがとうございました。

元南極地域観測隊であり調理師『南極ではたらく かあちゃん、調理隊員になる』という本も出版されている、渡貫淳子さんをお招きしました。
家族を日本に残し、南極でお仕事をなさるに至った経緯や、現地での生活、また帰郷してからの心情や、環境に対しての向き合い方の変化など、様々なお話を伺い、あっという間の2時間でしたね。

30代で南極に想いを抱き、そこから12年間は家事育児、仕事ををこなしながら機会をうかがっていたようです。
ゆっくりと長い時間をかけて、大きな物事を成し遂げるって、そのパワーの根源はどこから来たのだろう…

南極でのキャベツや卵の保存方法、フードロスの問題、また余り物でのリメイク料理など、生活に活かせる知恵も教えて頂きました。

また、毎日のように家族の為にお料理を振る舞っているお母さんに、労いの気持ちを込めて、
ジャガイモと玉ねぎという、どのご家庭にもある具材を使い、お出汁の効いたスープを振る舞ってくださいました。

とにかく自分の人生なのだから、思い描いた未来を築いていけるのも自分、今出来ることに向き合い一つ一つこなしていくこと。
それから、子どもはいつか巣立つ日が来る!子育てには終わりがある。
現役お母さんの心に響くメッセージをたくさん頂くことができました。

渡貫さんの書籍には南極生活の面白エピソードがたくさん書かれているので、機会がある方は、是非ご覧になり、少し日常から離れた南極に想いを馳せてみてくださいね。

2025/02/28|アートスクール

日本の郷土ごはん vol.23『茨城:かぼちゃのいとこ煮』フォトレポート

伝統的な郷土料理をみんなでつくり、各地を旅する気分でおいしくいただく「景丘の家こども食堂」。
今回は茨城県の郷土料理をテーマに、「かぼちゃのいとこ煮」「煮合い」「こんこん汁」の3品をつくりました。

「かぼちゃのいとこ煮」は、日本各地で親しまれている郷土料理ですが、茨城では特に冬至の定番行事食として県全域で食べられています。「いとこ煮」の名前の由来には諸説あり、「材料を追い追い(おいおい)煮る」=「甥甥(おいおい)」からきたという説や、豆とかぼちゃが「いとこ(遠い親戚)」のような関係だから、とも言われています。
スタッフが前日から丁寧に炊いておいたあんこを使い、こどもたちが煮込んだホクホクのかぼちゃと一緒に仕上げました。

「煮合い」は、根菜がたっぷりの煮物です。寒い季節にぴったりの、しっかりと味が染み込んだ一品。こどもたちは、にんじんをマッチ棒くらいの大きさに切りそろえたり、れんこんを薄切りにしたりと、包丁を使いこなす作業にもたくさん挑戦しました。
えのきや油揚げも均等に切りそろえ、具材の旨味をしっかりと引き出していきます。
「いい匂いがしてきたね!」と、湯気の立つお鍋をのぞき込みながら、出来上がりを楽しみにするこどもたちです。

すりおろしたれんこんを加えた、こんこん汁。れんこんの産地として有名な茨城らしい汁物で、名前の「こんこん」には、れんこん(こん)をたっぷり使っていること、また風邪をひいたときに食べると「咳がこんこんと治まる」といった意味も込められているそう。今回は、しめじとえのきも入れて栄養満点。こどもたちが丁寧に味噌を溶いて仕上げてくれました。
かまど飯も炊きあがり、おいしそうな湯気が立ち上ります。
さぁ、みんなで協力して食卓を整えたら、いろりを囲んで「いただきます!」
温かい料理が目の前に並び、「れんこんがシャキシャキしてる!」「かぼちゃとあんこが甘くて美味しい」「こんこん汁はとろっとしていて優しくて、体が温まるね!」と、それぞれにおかわりが続出。にぎやかな夜が、笑顔とともに過ぎていきました。

 

“みんなでつくって、みんなで食べる”

茨城の食材の魅力が詰まった郷土料理を通して、こどもたちと素敵な時間を過ごすことができました。
「大地を守る会」をはじめ、たくさんの方々のご協力で今月も楽しくこども食堂を開催することができました。心より感謝申し上げます。

 

 

 

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今回、株式会社ジャックスさんより、こどもたちのためにお菓子の寄付をいただきました。心より感謝申し上げます!

 

2025/02/27|景丘の家・こども食堂

『森とハーブのシロップをつくろう』emmy/ビバレッジアーティスト、ビバレッジコンサルタント フォトレポート

本日は、ビバレッジアーティストとして活躍されているemmyさんとともに、蒸留水を使った森の香りを閉じ込めたシロップ作りに挑戦します。

今回使用するのは、九州・大分で林業を営む六月八日さんから届いた6種類の蒸留水。それぞれ、ヒノキの葉・枝・木、スギの木、クロモジ、ヤブニッケイから抽出されたものです。同じヒノキでも、葉・枝・木といった部位ごとに爽やかさや深みが異なるのは驚き。特にヤブニッケイは、初めて名前を聞く方も多かったですが、シナモンのような甘く美味しそうな香りがしました。

コップ1杯の蒸留水を作るのに、数キロもの植物が必要なのだそう。その貴重な香りをひとつひとつ確かめながら、3つの香りを選んでブレンドしました。どの組み合わせも、とても爽やかで素敵な香り。これがシロップになるなんて、みんなワクワクが止まりません。

次は、景丘にある小さな小さな森へ。先ほど選んだ香りとの違いを感じながら、ローズマリーやミントなどのハーブを採取しました。これらは、後で盛り付けの飾りにも使います。

お部屋に戻ったら、いよいよシロップ作り。氷砂糖を丁寧に火にかけて溶かし、先ほどブレンドした蒸留水を加えたら、自分だけのシロップが完成! シロップは炭酸水で割ってドリンクにし、摘みたてのハーブを添えると、とてもおしゃれな仕上がりになりました。

さらに、先生お手製の「森の香りの寒天」に、控えめな甘さが絶妙なあんこをトッピングし、贅沢なあんみつも完成。ドリンクとあんみつを手に、みんなで乾杯!

作業を手伝ってくださった保護者の皆さんも、爽やかな味わいに感激されていました。森に想いを馳せながら、都会で味わう特別な一杯が、心まで潤してくれるひとときとなりました。

2025/02/20|アートスクール