おしらせ

『トコトコ コマドリアニメ』竹内泰人/コマドリスト(コマ撮りアニメ作家) フォトレポート

「コマドリアニメ」とは、静止した画像を少しずつ動かして撮影し、あとでつなげることで動いているように見せるアニメーションの技法です。

今日作るのは『“トコトコ”コマドリアニメ』。
自分だけのペットをダンボールに描き、足が動くように2コマ作ります。
さらに、飼い主である“自分”も一緒に写って、トコトコ歩いているような動画を作りました。

はじめに竹内泰人さんが、自身の作品をいくつか紹介。
日常の小さな動きや、身近なものが生き生きと動き出す映像に、子どもたちはすぐに引き込まれていました。

その後は、「こんな子いたらいいな」と思い思いの生き物を描いていきます。
絵が描けたら、足が動くように2コマ目も。
少しずつ“動く”準備が整っていく過程も楽しそうです。

いよいよ撮影スタート。
今回は、みんなでひとつの作品をつくることに挑戦しました。
初めて会う参加者同士でしたが、それぞれに役割を分担し、協力しながら撮影を進めていきます。
竹内さんの軽やかなリードもあって、自然とチームワークが生まれました。

笑い声と「もうちょっと左!」「そのままで!」という声が響くなか、少しずつ作品が完成していきます。
コマ撮りならではの時間の積み重ねが、想像もしない動きを生み、
空想の生き物が確かに動いていました。

その不思議で嬉しい感覚を、子どもたちは確かに味わっていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2025/10/09|アートスクール

「庭仕事の愉しみ」山口陽介/庭師 フォトレポート

ようやく秋の風を感じるようになった9月末。
景丘の家の庭を作ってくださった庭師の山口陽介さんに、今年も植物のことや剪定の仕方について教えていただきました。

こどもたちの目の前に並ぶのは、剪定の練習用に使う枝の数々。
もみじ、いちじく、どんぐりなど、景丘の家の庭にはさまざまな木が植えられていて、その特徴は食べられるものが多いこと。

「これは“ニッケイ”という葉っぱで、手でもむといい匂いがするんだよ」と、まずはどんな植物があるか、みんなでさわって匂って観察です。

竹は細く切って箸にしてみたり、どんぐりはコマになったり、種でプロペラ遊びができたりと、こどもも大人も興味津々。

剪定で大切なのは「手のひらの形をイメージして切っていくこと」。
ハサミの使い方に慣れてきたところで、庭へ行っていよいよ実践!

はしごが怖い子はできる範囲で、より高いところを切りたい子ははしごに登って剪定に挑戦です。
開館以来、大きく育ったすももの木も、太い枝をのこぎりで切っていきます。
今年の初夏には実がたくさんなって、自然の恵みをみんなで味わいました。

「切るのがかわいそうと思うかもしれないけど、切ることでその木が生かされる」という山口さんの言葉どおり、切ったあとは下の葉っぱにも光が当たり、気持ちのいい風が通るようになりました。

来年も実りの多い庭になりますように。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2025/10/05|アートスクール

「太陽の光といっしょに サイアノタイプで絵をかいてみよう」木下理子/美術作家 フォトレポート

サイアノタイプは、紫外線の力で青く変化する不思議な技法。200年ほど前からある写真の方法で「青写真」とも呼ばれています。
こどもたちにとってはちょっと珍しい技法。木下先生の作品を見て「藍染めかな?」とつぶやく声もありました。

まずは木下先生がやり方をレクチャー。
この日は少し曇り空だったので、青く変わるまでに8分ほどかかりました。
水で洗うと、光が当たったところは青く、影ができたところは白いまま。最初は「?」だった子どもたちも、実際にやってみるうちに仕組みがわかってきたようです。

今回は、透明のビニール袋に線を描いたり、紐やテープを重ねて影をつくったりして、オリジナルの絵を作成。
落ち葉や小さな植物、文房具など、たまたま近くにあったものを使う子もいて、自由な発想がいっぱい!
テープだけで表現した子、自然のものを無造作に置いた子、それぞれのこだわりや個性が光りました。

額に入れてみると、ぐっと大人っぽく、かっこいい作品に。
「見て見て!」と親御さんに見せる笑顔があふれていました。

夏の終わりの光をたっぷり浴びた、世界にひとつだけの作品。
おうちに飾って、ぜひ楽しんでもらえたらうれしいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2025/09/30|アートスクール

『こども妖怪探偵団 出動せよ! 〜景丘の家にひそむ、ふしぎな “ようかい” をさがせ!〜』景丘の家 フォトレポート

演出家・劇作家の越智良江さん(おっちー)による、想像力を楽しむ演劇ワークショップ。
今回は、みんなで「妖怪探偵団」になって、景丘の家にひそむ妖怪を見つけたよ!

まずは探偵団の証となるバンダナをつけて、演劇の準備体操。
おっちーが”演出家”というお仕事についてゲームをしながら教えてくれました。
あ〜っという間にお話をつくって演劇にしちゃうおっちーに、みんなびっくり。

それから体を動かしたり、声を出したり、
演劇遊びでみんなの名前を知ったら、、、いよいよ探検です!

景丘の家のB1階から2階までを、
おっちー特製の不思議な双眼鏡を覗きながらよ〜く観察します。

「かき氷機がお喋りしてるかも、、」
「夜になったらベルが踊ってるかも!?」
「ロッカーに荷物が食べられちゃうかも〜」
「え、でも欲しいものに変えてくれるかも〜!」

探検隊は、どんどん新しい妖怪を発見。
おっちーや参加するおともだちとの言葉のキャッチボールで、
妖怪のイメージがどんどん膨らんでいきます。
探検のあとは、それぞれが発見した自分の妖怪を工作して、
みんなに紹介タイム。

「この妖怪とあの妖怪は友達かも!?」
「あの道具も妖怪に見えてきた!」

どの妖怪も、こどもたちそれぞれのアイディアやキャラクターが現れていて、
とっても魅力的でした。
朝から盛りだくさんのワークショップで疲れてくるところ、
お互いの発表を一生懸命聞いている様子も印象的でした。

越智さんは、
「”答えのない”世界でこどもたちが力を発揮するために、
大切なことのひとつが、想像力を育み、楽しむこと」
だとおっしゃいます。

そんな想像力を楽しむ種が蒔かれた、すてきなひとときでした。
みんなの想像力が創造力に変わっていく日が楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2025/09/25|アートスクール

『テクノロジーとクラフトでつくる ちいさな木馬』江村史子/デザイナー フォトレポート

いつもこどもと暮らすインテリアに、テクノロジーとクラフトで
さまざまな彩りを提案してくださる、デザイナーの江村史子さんにお越しいただき、今回は「ちいさな木馬」をつくりました。

参加してくれたみんなは3歳〜5歳。
どの年齢でも使いやすく、それでいて成長や好みよって表情に違いが出る魔法のような画材で
自由に色を合わせ、今しか作れない素敵な木馬をつくっていきます。

アクリル絵の具を乗せて、ビー玉をコロコロ転がしたり
オイルステインをスタンプのようにトントンしたり
滑らかな描き心地のテンペラ絵の具をクルクルしたりー

組み上げて、デコレーションをしたら完成です。

弾けるように転がるビー玉の音にワクワクするお顔
たくさんの水で溶いた絵の具でテーブルをキラキラ輝かせながら
色の重なりに夢中になっているお顔
ドライヤーの風が楽しくて仕方ないお顔
組み上がった瞬間パッと明るくなったお顔
お気に入りの木馬をみんなに見てほしいお顔

どの工程でもみんなの表情が生き生きとしていて、とても素敵でした。

ちいさな木馬をお部屋に飾って、今日の楽しかった気持ちをときどき思い出してくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2025/09/24|アートスクール